思想
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思想(しそう、英: thought)は、人間が自分自身および自分の周囲について、あるいは自分が感じ思考できるものごとについて抱く、あるまとまった考えのことである。
Contents
概要
単なる直観とは区別され、感じた事(テーマ)を基に思索し、直観で得たものを反省的に洗練して言語・言葉としてまとめること。また、まとめたもの。哲学や宗教の一部との区分は曖昧である。なお、その時代が占める思想の潮流(時勢)のことを思潮と呼ぶ。
西洋思想
古典古代
中世
近世
- ルネサンス、ヒューマニズム
- 懐疑主義、モラリスト
- ミシェル・ド・モンテーニュ (『随想録』、「われ何をか知る」)
- ブレーズ・パスカル(『瞑想録』、「人間は考える葦である」)
- 宗教改革
- 地動説
- アイザック・ニュートン
- イギリス経験論
- 大陸合理論
- ルネ・デカルト
- 『方法序説』、演繹法、普遍数学
- 方法的懐疑、「我思う、ゆえに我あり」
- 物心二元論
- バールーフ・デ・スピノザ
- 『エティカ』、汎神論、「神即自然」
- ゴットフリート・ライプニッツ
- 『単子論』、モナド
- ルネ・デカルト
近代
- フランス
- 啓蒙思想
- 百科全書派
- ジャン=ジャック・ルソー
- 『人間不平等起源論』、「自然に帰れ」
- 『社会契約論』、一般意志の実現
- 『エミール』
- アレクシス・ド・トクヴィル
- イギリス
- アメリカ
- ドイツ
- 功利主義
- ジェレミ・ベンサム
- 「最大多数の最大幸福」
- 快楽計算、量的功利主義
- ジョン・スチュアート・ミル
- 質的功利主義
- ジェレミ・ベンサム
現代
- 実存主義(ヘーゲル批判)
- セーレン・キェルケゴール『死に至る病』
- フリードリヒ・ニーチェ
- ニヒリズム、「神は死んだ」
- ルサンチマン
- 『力への意志』、永劫の回帰、運命愛
- 『ツァラトゥストラはかく語りき』、超人思想
- マルティン・ハイデッガー
- 『存在と時間』、存在論的実存主義
- カール・ヤスパース
- 限界状況
- ジャン=ポール・サルトル
- 「実存は本質に先立つ」
- アンガージュマン(社会参加)
- 構造主義(実存批判)
- ジークムント・フロイト(心理学)
- ジャック・ラカン(精神分析)
- フェルディナン・ド・ソシュール(言語学)
- ロラン・バルト(記号学・文芸批評)
- クロード・レヴィ=ストロース(人類学)
- ミシェル・フーコー(精神史)
- ルイ・アルチュセール(認識論)
- ジークムント・フロイト(心理学)
- ポスト構造主義(構造批判)
- フランクフルト学派(西洋啓蒙思想批判)
- フェミニズム
東洋思想
日本
古代・中世
- 『古事記』、『日本書紀』、八百万の神、アニミズム、シャーマニズム
- 仏教公伝、鎮護国家思想
- 密教#日本の密教(現世志向、加持祈祷)
- 浄土信仰(来世志向、阿弥陀信仰)
- 融通念仏(良忍)、大念仏
- 鎌倉新仏教
近世
- 儒学
- 国学
- 賀茂真淵(『万葉集』の研究、ますらおぶり)
- 本居宣長(『古事記』の研究、もののあはれ、古道に還る大和心)
- 蘭学(洋学)
- 『西洋記聞』、甘藷栽培、『解体新書』、蛮社の獄、和魂洋才
- 二宮尊徳(報徳思想)
近代
- 「官民調和」(イギリス啓蒙思想)
- フランス民権思想
- 日本の国家主義