広島高速1号線
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広島高速1号線(ひろしまこうそく1ごうせん)は、広島県広島市の、都市高速広島東IC(山陽自動車道 広島東IC)から温品JCTへ至る、広島高速道路の路線(都市高速道路)である。
概要
広島市街地と広島市東区北東部(旧安芸町域)を結ぶ。2006年に山陽自動車道 広島東ICと直結し、広島東ICから広島市街地へのアクセスルートとしての役割も果たすこととなった。都市高速道路ではあるが、温品川(府中大川)の左岸側の山肌に沿うルートをとっているため切土区間やトンネルが多い。
1986年の開業当初は広島県道路公社の管理する一般有料道路安芸府中道路(あきふちゅうどうろ)であったが、1997年に広島市の指定都市高速道路整備路線に組み込まれ、広島高速道路公社に運営が移管されると同時に、広島高速1号線となった。現在もその名残から、安芸府中道路または当時の通称である温品バイパス(ぬくしなバイパス)と呼ばれることが多い。
全区間が広島県道472号広島東インター線(ひろしまけんどう472ごう ひろしまひがしインターせん)に指定されている。
- 規格 : 第2種第2級(自動車専用道路)
- 設計速度 : 60km/h
- 道路幅員
- 一般部 : 18.0m
- トンネル部 : 17.0m
- 車線幅員 : 3.25m
- 車線数 : 4車線
- 最高速度 : 60km/h
県道としての概要
「広島県道472号広島東インター線」としての概要は以下の通り。
接続高速道路
出入口など
施設名 | 接続路線名 | 起点 から (km) |
BS | 備考 |
---|---|---|---|---|
都市高速広島東IC
広島東JCT |
E2 山陽自動車道 | 0.0 | ○ | IC番号28-1 山陽自動車道とのみ接続 |
福田出入口 | 0.2 | 温品JCT方面出入口 | ||
福木トンネル | - | - | - | |
馬木出入口 | 広島県道70号広島中島線 | 2.3 | ◆ | 温品JCT方面出入口 |
温品PA | - | 温品JCT方面 | ||
温品出入口 | ◆ | 温品JCT方面出入口 | ||
金剛寺山トンネル | - | - | - | 温品JCT方面のみ |
間所出入口 | 広島県道70号広島中島線 | 6.5 | ◆ | 広島東IC方面出入口 |
温品JCT | 20px 広島高速2号線 広島北道路[1][2](候補路線) |
|||
20px 広島高速5号線(事業中) |
沿革
- 1986年(昭和61年)3月25日 : 広島県道路公社管理の安芸府中道路として馬木出入口 - 間所出入口の暫定2車線供用。
- 1996年(平成8年)7月 : 馬木出入口 - 間所出入口が4車線化。
- 1997年(平成9年)10月1日 : 広島高速道路公社へ移管、広島高速1号線となる。
- 2006年(平成18年)10月16日 : 広島東IC - 馬木出入口の供用開始、山陽自動車道と直結。
- 2010年(平成22年)4月26日 : 間所出入口 - 仁保JCTの供用開始、広島高速2号線と直結。
補償要求運動
広島高速1号線の建設にあたって広島市東区馬木にてトンネル工事による陥没で住宅で地盤沈下が発生したことに着目し、日本共産党を中心とするグループが住民を巻き込んで補償要求運動を展開している。
交通量
24時間交通量(台) 道路交通センサス
区間 | 平成17(2005)年度 | 平成22(2010)年度 | 平成27(2015)年度 |
---|---|---|---|
福田出入口 - 馬木出入口 | 12,092 | 17,238 | 21,807 |
馬木出入口 - 温品出入口 | 12,092 | 20,282 | 24,888 |
温品出入口 - 間所出入口/温品JCT | 12,092 | 20,749 | 25,484 |
(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 “地域高規格道路の整備”. 広島県. . 2017閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 “広島県地域高規格道路指定路線図 (PDF)”. 広島県. . 2017閲覧.