平石直之
平石 直之(ひらいし なおゆき、 1974年8月18日 - )は、テレビ朝日のアナウンサー。
人物
大阪府松原市生まれ。小学3年時に佐賀県鹿島市に移る。佐賀県立鹿島高等学校を経て早稲田大学政治経済学部を卒業後、1997年、テレビ朝日に入社。主に報道・情報番組のキャスターとして活動しているが、入社当初は『内村プロデュース』などのバラエティ番組にも時おり登場し、誠実でやわらかいキャラクターを垣間見せていた。
『ニュースステーション』、『スーパーJチャンネル』、『サンデー・フロントライン』『報道ステーション』などで全国各地を飛び回り、47都道府県すべてに訪れたことがあるという。
2004年6月から丸川珠代に代わって1年間ニューヨーク支局に勤務し、イチローの年間最多安打記録やアメリカ大統領選挙などを取材。その他にもノーベル賞授賞式(ストックホルム)やサッカー日韓ワールドカップ、タイ北部での脱北ルート取材、三浦和義逮捕(サイパン)、大相撲モンゴル巡業、六カ国協議(北京)、上海万博、韓国ヨンピョン島砲撃事件、ニュージーランド地震、2020年オリンピックの東京開催が決まったIOC総会(ブエノスアイレス)、パリ同時多発テロ事件、ドナルド・トランプが勝利した2016年のアメリカ大統領選挙、金正男殺害事件(マレーシア・クアラルンプール)など、海外取材の経験も豊富。
韓国ヨンピョン島砲撃事件では、ヨンピョン島が北朝鮮から砲撃を受けた直後の島を取材。その際、島へ向かう船内で、北朝鮮による2次攻撃の可能性を伝えるニュースが流れたといい、「もはや引き返せない状況の中、運命に身を任せる覚悟をした」と語っている。
「印象でものをいわない」をモットーに、現場の声や数字、客観的事実を大切にするよう心がけているという。
「数字に強いアナウンサー」を目指し、ニューヨーク勤務から帰国後には簿記2級を独学で取得。
印象に残っている仕事として、『スーパーモーニング』で担当したコーナー「熱血!噂のニューリーダー」で、毎週、さまざまな企業の社長に密着取材したことを挙げている。「あの当時に触れた数十人の社長の方々の、情熱、考え方、主体性、エネルギーが、いまもなお自分を駆り立てている」とホームページに記している。
趣味はテニスで、学生時代は4年間、インストラクターのアルバイトをしていた。『やじうまテレビ!』ではスタジオでラケットを持ち、錦織圭のスーパーショットの実演解説をしたこともある。
読書好きで、『三国志』『水滸伝』『孫子』『坂の上の雲』『風林火山』『宮本武蔵』などを好む。
現在の出演番組
- 報道ステーション - フィールドリポーター(2016年4月13日 - )
過去の出演番組
- 早起き!チェック - 月曜日担当スポーツコーナー(1998年3月 - 1998年9月)
- やじうまワイド - コーナー担当
- スーパーモーニング - サブキャスター
- 内村プロデュース
- スーパーJチャンネル
- リポーター(1997年10月 - 2000年10月)
- サブキャスター(2010年3月29日 - 2011年3月29日)
- ニュースステーション - リポーター(2002年10月 - 2004年3月)
- 地球まるごとTV - MC(2009年10月 - 2010年3月)
- サンデー・フロントライン - サブキャスター(2010年4月4日 - 2011年4月3日)
- やじうまテレビ! - MC(2011年4月4日 - 2013年3月29日)
- ワイド!スクランブル - 番組内ニュースキャスター(2014年4月1日 - 2015年3月27日)
- みんなの疑問 ニュースなぜ太郎 - 進行アナウンサー(2013年10月5日 - 2015年3月28日)
- サンデースクランブル - MC(2015年4月5日 - 2016年3月27日)
- 週刊ニュースリーダー - 進行アナウンサー(2015年4月4日 - 2016年4月2日)
- 報道ステーション SUNDAY - サブキャスター(2016年4月3日 - 2017年4月2日)