平安京
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平安京(へいあんきょう/たいらのみやこ)または平安城(へいあんじょう)
桓武天皇の延暦 13 (794) 年から平清盛の福原遷都 (1180) を除いて,明治2 (1869) 年の東京遷都まで 1000年あまりの都。いまの京都市。和気清麻呂の建議により,延暦 12年 (793) 葛野に新都造営を着手,翌年遷都し,新都を平安京と名づけた。唐の長安をまねてつくられ,規模は南北 38町 (約 5.32km) ,東西 32町 (約 4.57km) 。北部中央に宮城 (大内裏 ) を設け,中央の朱雀大路により,都城は左京 (東京) と右京 (西京) に分けられる。両京とも,縦横に走る道路により碁盤目形に区画され,北は一条から南は九条に及ぶ9条に,東西はそれぞれ一坊から四坊に及ぶ4坊に分けられる。右京はほとんど開発されず,平安時代後期,皇居が大内裏から,左京内の土御門内裏や閑院内裏など里内裏に移ると,左京はますます繁栄した。大内裏は 13世紀廃亡,内野 (うちの) となった。応仁の乱中,大部分は灰燼に帰したが,豊臣秀吉の新都市建設によって今日の京都へと発展した。
先代: 長岡京 |
日本の首都 794年(延暦13年) - 1180年(治承4年) |
次代: 福原京 |
先代: 福原京 |
日本の首都 1180年(治承4年) - 1868年(明治元年) |
次代: 東京府 |