川西駅 (山口県)

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ファイル:Train for Nishikicho Station at Kawanishi Station 2.jpg
駅ホームと錦町行き錦川清流線列車。右側に錦川清流線の起点標が見える
ファイル:川西駅山口県Kawanishi58R.jpg
出入口: 1か所。山口県道112号藤生停車場錦帯橋線から分かれ、山口県道15号岩国玖珂線へと抜ける一方通行道路の右直角カーブ付近にある。線路側から見た川西駅(2006年12月8日)
ファイル:川西駅山口県Kawanishi49R.jpg
川西駅と、岩国市営バス「岩国高校」バス停留所との位置関係
(2006年12月8日)駅の位置は写真中央の奥。

川西駅(かわにしえき)は、山口県岩国市川西二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・錦川鉄道。JR西日本の管轄駅である。

JR西日本の岩徳線と、錦川鉄道の錦川清流線の営業上の分岐駅であり、ホーム上に錦川清流線の0キロポストが設置されているが、施設上の分岐点は1.9km先にある森ヶ原信号場である。当駅と森ヶ原信号場の間は、JR西日本と錦川鉄道の両方が第1種鉄道事業者となっている。

錦川清流線は当駅が起点であるが、全列車が岩徳線経由で岩国駅発着である。ただし岩国駅 - 川西駅間はJR線への乗り入れとなり、錦川鉄道の車両で運行される列車であってもJRの運賃が適用される。

歴史

  • 1960年昭和35年)
  • 1977年(昭和52年)秋頃 - 周辺住民の請願運動により、駅ホームが西岩国駅方および反対方向へと延伸される[1]
    • この延伸工事完了に伴い、それまで通過していた10両編成の客車列車の停車も実現した[1]
  • 1979年(昭和54年) - 当駅より山口県立岩国高等学校方面(線路敷を越え、山口県道112号藤生停車場錦帯橋線のある方角)を結ぶ直通通路を新設する要請運動が、周辺の川西地区住民を中心に起こる[1]が、現在まで実現していない。
  • 1987年(昭和62年)

駅構造

鉄道駅本体としての構造
徳山錦町方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅停留所)。山の斜面に設置されているため、駅入口から駅舎付き風のホームを見上げる状態であるが、橋上駅ではない。徳山地域鉄道部管理の無人駅である。
改札
改札設備そのものがなく、使用済みの乗車券類(切符)を入れる箱があるだけである。
乗車券類の販売
ホーム上に近距離のJR西日本路線の普通乗車券のみを扱う自動券売機が設置されている。川西駅以西の錦川清流線の乗車料金は列車内にて支払い処理を行う。
列車に乗車する際の注意
  • 進行方向先頭車両の後ろ側扉からのみ乗車できるため、ホーム上に乗車位置の印が付けられている(岩国方面行き用と徳山・錦町行き用の2つ)。
  • 3両編成の時のみ、全ての車両の扉が開く。
  • 自動放送が導入されており、琴芝駅宇部新川駅と同じものが流れる。
付属施設
  • ホーム上の施設: 屋根付きの待合施設。
  • エレベーター・エスカレーター、トイレ: なし。

駅周辺

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。(JR西日本と錦川鉄道の合算)
朝夕は岩国高等学校の生徒の利用が多く、ホーム内に入りきれず階段部分で列車を待つ生徒もいる。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 790
2000 782
2001 723
2002 711
2003 399
2004 687
2005 666
2006 636
2007 604
2008 626
2009 574
2010 414
2011 387
2012 529
2013 505
2014 374
2015 540
2016 535

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
岩徳線
西岩国駅 - 川西駅 - (森ヶ原信号場) - 柱野駅
錦川鉄道
錦川清流線
(西岩国駅 -) 川西駅 - (森ヶ原信号場) - 清流新岩国駅

関連項目

参考文献

  1. 1.0 1.1 1.2 『岩国高等学校百周年記念誌』 山口県立岩国高等学校 記念誌編集委員会、山口県立岩国高等学校、1980年。

外部リンク

テンプレート:岩徳線 テンプレート:錦川鉄道錦川清流線