川古温泉

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川古温泉(かわふるおんせん)は、群馬県利根郡みなかみ町(旧国上野国)にある温泉

概要

その効能の高さから、「川古の土産はひとつ杖を捨て」という謳い文句が古くから言われている[1]。現在でも湯治目的の客を受け入れており、宿泊客の七割が長期滞在の客である[2]

泉質

  • カルシウム・ナトリウム - 硫酸塩泉

温泉街

赤谷川沿いに、1軒宿の「浜屋旅館」が存在する。1960年の火災で前建物は焼失し、1966年に再建された建物はコンクリート造りであるが[4]湯治場としての雰囲気が強い。

歴史

江戸時代後期には湯が沸いているのが発見されており、大正時代には湯小屋が建てられ、尾崎喜八高村光太郎(上州川古『さくさん』風景、1929年)[5]廣池千九郎も当地で湯治を行った記録が残る。

1999年(平成11年)4月20日法師温泉湯宿温泉と共に国民保養温泉地に指定。

アクセス

参考文献

『ぐんまの源泉一軒宿』(上毛新聞社、2009) 『みなかみ18湯』(上毛新聞社、2013)

脚注

  1. トップページ川古温泉後期HPより(2018.8.18アクセス)
  2. 『ぐんまの源泉一軒宿』、p.74
  3. 『ぐんまの源泉一軒宿』、p.75
  4. 『みなかみ18湯』、p.85
  5. 『みなかみ18湯』、pp.84-85

外部リンク