岐阜地区
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岐阜地区(ぎふちく、岐阜地域(ぎふちいき)、又は岐阜)は、岐阜県中南部(美濃国中南部の、岐阜市を中心とした地域の総称である。
市町村
岐阜市、各務原市、羽島市、瑞穂市、本巣市、山県市と、羽島郡(笠松町、岐南町)及び本巣郡(北方町)の6市2郡3町。
地形
北は福井県と接する山間部である。西は長良川、揖斐川で西濃に接する。南は木曽川で愛知県に接し、東は200~300mの山で中濃と接する。
気候
山間部は日本海側気候で一部地域は豪雪地帯、それ以外の地域は太平洋側気候、全域で内陸性気候を併せ持つ。冬季には伊吹おろしという北西からの季節風が吹く。
人口
約90万人。岐阜県の人口の約4割以上を占める。そのうち岐阜市約42万人。
産業
岐阜市、羽島市、羽島郡、各務原市を中心に、アパレル産業が盛んであったが、今は衰退しつつある。各務原市では川崎重工関連の航空産業がある。本巣市、瑞穂市、本巣郡では柿(特に富有柿)の栽培が、各務原市ではにんじんの栽培が盛んである。
岐阜市商業圏
岐阜地区の中心は岐阜市であり、岐阜市商業圏=岐阜地域とみなせるが、柳ヶ瀬等の岐阜市の中心地の衰退は著しい。かつて多数あった百貨店も、郊外の大型ショッピングモールに客足を奪われたため高島屋を残すのみとなり、中心となる顔が無いと言える。近年は岐阜駅の再開発を中心に復興しつつある。
交通(鉄道)
交通(バス)
- 岐阜乗合自動車(岐阜バス):羽島市除く全域
- 名鉄バス:各務原市の一部(川島地区)
- 岐阜バスコミュニティ:岐阜市・各務原市の一部(鵜沼地区)
- 名阪近鉄バス:岐阜市(柳津地区)・羽島市の一部
各市町のコミュニティーバスは略
交通(道路)
昭和の大合併の岐阜県の計画
1954年(昭和29年)に、岐阜県合併計画試案が発表され、この計画に準じて合併が協議されたという。実際の合併とは異なる箇所が多い。尚、市町の名は仮の名である。
- 各務市(仮):稲葉郡那加町+蘇原町+鵜沼町+各務村
- 稲羽町(仮):稲葉郡更木村+前宮村+羽島郡中屋村+川島村
- 岐阜市(仮):岐阜市+稲葉郡鏡島村+厚見村+日置江村+佐波村+羽島郡上羽栗村+下羽栗村+八剣村
- 笠松町(仮):羽島郡笠松町+柳津村