山田欣吾
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山田 欣吾(やまだ きんご、1930年 - )は日本の歴史学者、経済学者。主専攻はドイツ中世史。一橋大学名誉教授。
人物・経歴
長野県長野市出身。長野県長野高等学校を経て、1954年一橋大学経済学部卒業、1959年同大学大学院経済学研究科博士課程修了。大学では一橋新聞部に所属[1]。
1960年一橋大学経済学部専任講師、1972年同教授、1995年定年退官、共立女子大学国際文化学部教授[2]。
学生時代は増田四郎教授に師事し、ドイツ中世の村落共同体の研究から始め、ドイツ中世史を研究した[3]。指導学生に湯沢威(学習院大学名誉教授)など[4]。
著作
著編書
- 『教会から国家へ : 古相のヨーロッパ(西洋中世国制史の研究 ; 1)』創文社 1992
- 『国家そして社会 : 地域史の視点 (西洋中世国制史の研究 ; 2)』創文社 1992
- 『色彩の歴史と文化―共立女子大学・共立女子短期大学・公開講座』(城一夫、上坂信男、徳井淑子と共著)明現社 1996
- 『ドイツ史 1 (世界歴史大系)』(成瀬治, 木村靖二と共編)山川出版社 1997
- 『ドイツ史 2 (世界歴史大系)』(成瀬治, 木村靖二と共編)山川出版社 1997
- 『ドイツ史 3 (世界歴史大系)』(成瀬治, 木村靖二と共編)山川出版社 1997
脚注
- ↑ 玉井龍象; 海野八尋; 佐々木雅幸「経済学と人生(玉井龍象先生を囲んでの研究会) (玉井龍象教授退官記念号)」金沢大学経済学部論集1994-03-29
- ↑ 「著者略歴 」『中世の「ドイツ」―カール大帝からルターまで』2005/11
- ↑ 山田欣吾「西洋文明史の片隅から」
- ↑ 「昭和41・42年度学位授与・単位修得論文」一橋研究
典拠レコード: