小林十市
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小林 十市(こばやし じゅういち、本名:小林 十一(読み同じ)、1969年3月11日 - )は、元バレエダンサーであり振付家。近年では俳優としても舞台などで活動している。キョードーファクトリー所属。
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略歴
落語家一族の出身で、祖父は人間国宝の5代目柳家小さん、弟は柳家花緑、叔父は6代目柳家小さん。父は画家、俳優、声優、歌手の和田恵秀。母は俳優座養成所(16期生卒業)の小林喜美子。
小さんの長女である母の直感(十市はバレエ向きの顔、花緑は落語家向きの顔)により1979年にバレエの道を歩み始め、スクール・オブ・アメリカン・バレエ(1986年 - 1989年)留学を経て、1989年8月にはスイス「ベジャール・バレエ・ローザンヌ」に入団。
2003年7月に腰椎椎間板障害のためバレエ団を退き、指導者の道を歩む他、各種メディアにも出演。NHKの「からだであそぼ」にも出演している。
2013年に妻と娘が住む南フランスに移住[1]。
ベジャール・バレエ・ローザンヌ時代(1989~2003)
- M(振付:モーリス・ベジャール)のIV(シ)
- 中国の不思議な役人(振付:モーリス・ベジャール)
- くるみ割り人形(振付:モーリス・ベジャール)
- 東京ジェスチャー(振付:モーリス・ベジャール)
フリーとなってからの主な活動
舞台
- 舞台「エリザベス・レックス」(2004年11月)
- 舞台「トスカ」(2005年4月)
- 能楽劇「夜叉が池」(2005年10月)
- 舞台「Asian Dreams 音楽の獅子たち」(2005年11月)
- 舞台 アパッチ砦の攻防より「戸惑いの日曜日」(2006年8月〜9月)
- 舞台「BURN THIS =焼却処分=」(2006年11月)
- 能楽劇「夜叉が池」(2007年10月)
- 舞台「異人の唄 - アンティゴネ」(2007年11月~12月)新国立劇場(中劇場)
- 舞台「戸惑いの日曜日」(2008年8月〜9月)
- 舞台「すいとん メモリーズ」(2009年1月)
- 舞台「その男」(2009年4月〜5月)
- 舞台「グッバイ、チャーリー」(2009年9月)
- 舞台 喜劇「ハムレット」&悲劇?「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」(2011年5月)渋谷区文化総合センター大和田さくらホール・シアター1010
- 舞台「ファウスト・メフィスト」(2011年12月15〜16日)新宿BLAZE
- 舞台 「陽だまりの樹(2012年4月〜5月、サンシャイン劇場、新歌舞伎座、中日劇場)
テレビ
振付
- 宝塚歌劇団雪組公演『ニジンスキー〜奇跡の舞神〜』(2011年4月)
映画
- スイートリトルライズ(2010年3月13日、ブロードメディア・スタジオ) - 津川春夫 役
脚注
- ↑ 小さん孫バレエダンサー小林十市が仏移住 - 日刊スポーツ 2013年3月27日
外部リンク
- 小林十市プロフィール - キョードーファクトリー