小山剛志
こやま つよし 小山 剛志 | |
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プロフィール | |
愛称 | 黒小山、生まれたての(実年齢)歳、ひげ独身、兄貴 |
性別 | 男性 |
出生地 | 日本・愛知県 |
生年月日 | 1967年10月4日(57歳) |
血液型 | A型 |
身長 | 180 cm[1] |
職業 | 声優、俳優、歌手 |
事務所 | アクロス エンタテインメント |
声優活動 | |
活動期間 | 1999年 - |
デビュー作 | フィル・アッカマン(『∀ガンダム』) |
俳優活動 | |
ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台 |
小山 剛志(こやま つよし、1967年10月4日[2] - )は、日本の声優、俳優、歌手。
愛知県出身。アクロス エンタテインメント所属。以前はGLoveに所属していた。早稲田大学卒業[3]。身長180cm。妻は歌手の下川みくに[4]。
Contents
来歴
『∀ガンダム』のフィル・アッカマン役でアニメデビュー。声優だけでなく、舞台やテレビドラマへの出演、歌手としてもデビューするなど多彩な活動を行っている。
2012年2月14日に公式ブログで歌手の下川みくにとの入籍、結婚を発表した[4]。
2015年12月、近年いろいろと巡り合わせで番組や企画などにも参加することもあり、自身が副業をするならなにかと考えた時、やっぱり麻雀だと結論になり、店を出すためプロデュースをする。店名「麻雀オクタゴン[5]」一般的な麻雀店と違い、プロだけでなくタレントなども参加、2月より通常営業を開始。
人物
習字3段・そろばん2級・英検準1級を取得している。また、アコースティックギターを愛用している。
特撮番組『仮面ライダー龍騎』ではバイザー(召喚機)の音声と仮面ライダーオーディンの声を担当。この現場で萩野崇に「声優に挑戦してみてはどうか」とアドバイスした。その後、萩野は『勇午』で声優デビューを果たす。
「KOYA-MAP」という、様々な劇団から役者を集めたユニットを結成し、年に1〜2回の公演を行っている。
「すごく傷つきやすい万年思春期」であり、「生まれたての38歳(当時)[6]」でもあると語っている。アフレコなどでいすに座りながら喋る時にはベルトを外す。本人曰く、「(モノがでかく)下腹部に圧がかかると声が出しにくいから」。
主宰する劇団の公演『喝采』をDVD化しようとした所、劇中で使用した楽曲が海外の著作権者から許可が下りずに断念したが、その映像を利用して「成仏」という名のイベントを開催した[7](その際、知人であり、公演にも出演した谷山紀章もゲスト出演し、ジョイントライブも行われた[8])。自身が主催するイベントの度にチケット手売り会を行うなどのファンとの交流を行っている。
『黒執事』の舞台にて役作りのために20年ぶりにヒゲを剃った。それにより「ヒゲ独身」から「ただの独身」になった。自身のブログ『小山剛志のNo Pain, No Life』が、2007年1月10日にgooのブログアクセスランキングで全国1位になった[9]。その後も数回1位になり、gooブログアクセスランキング上位の常連となっている(なお、goo年間ランキング2007で年間アクセス数2位)。2008年3月にはgooのオフィシャルブログに登録されている。主な内容は暴露話と自虐ネタ、旅行記で、自身との共演者や関係者(『うたわれるもの』など)との暴露話を度々載せることから、関係者の間では恐れられている。浪川を「珍獣」としてネタ写真を撮影してはブログに公開し、「裸王(らおう)様」と命名した(浪川本人もしっかりその珍キャラぶりを演じている)[10]。
『うたわれるものらじお』に関する逸話
テレビアニメ『うたわれるもの』でクロウ役として出演していたことがきっかけで、『うたわれるものらじお』第10回にゲスト出演した際に数々のエピソードを残した。放送禁止用語レベルの下ネタを連発してパーソナリティーの柚木涼香を激しく動揺させ、そのスクランブルが主題歌『夢想歌』のイントロだった。
『うたわれるもの』のOP主題歌『夢想歌』に対して「本当の主題歌はこれだ」と、自ら作詞・作曲して現場で鼻歌で歌っていたものを公の場で初披露した。かつて小山力也の舞台に精力剤「マカビンビン」を差し入れたことがきっかけで、その語呂の良さから同番組で何度も商品名が呼称されたところ、第34回には番組自体が製造販売元の阪本漢法製薬から公認を受けるまでに至る。その後は公開録音で小山力也と柚木がリスナーと共にマカビンビンで乾杯を行ったり、『真・うたわれるもののテーマ』の歌詞にも登場させた。
番組中、「浪川(大輔)…、頑張ってるよ俺」と発言し、それが一種の合言葉にまで発展した。その回はリスナーの間で大評判となり、後述するブログなどで彼自身に人気が集まっただけでなく、同番組自体もさらに有名になるきっかけを作った。
2007年4月22日にディファ有明で開催された『Radio ToHeart2』との合同公開録音の司会をSuaraと共に務めた。その際に「下ネタ発言は3回まで」が達成できなかった場合は罰ゲームとして「右乳首晒し」と宣言するも、冒頭でその3回に達し、結局宣言を達成できなかったため、イベントのライブコーナーの最後に着ていた「ひげ独身」Tシャツを脱ぎ捨てて上半身裸になった。『Radio ToHeart2』収録中に宣言した際には、伊藤静に「右乳首だけですか?」とつっこまれ「右半身晒し」という話になっていた。
2007年4月25日には、マキシシングル『真・うたわれるもののテーマ』がランティスから発売され、歌手デビューを果たした。当初はカップリングに小山力也と柚木涼香のデュエット曲が予定されていたが頓挫し、小山剛志本人が冗談のつもりで作った『ひげ独身のテーマ』が採用された。詳細は真・うたわれるもののテーマを参照。
Suaraが歌った「君だけの旅路」に影響を受け、『僕だけの旅路』という曲を製作した。作曲を衣笠道雄に依頼し、小山が作詞を行い「アクアプラスライブ2008」でサプライズという形で発表されたが、長期の沈黙期間を経てシングルCD化されたのは2010年5月26日となる。なお、カップリング曲はその「君だけの旅路」を小山向けにアレンジされたものが付き、バックコーラスは本家Suaraが担当した。なお、同曲がアレンジとして発表されたのは三宅華也が歌ったものに次いで2人目である。
先述の公開録音などもあって、発売前後には音泉関連の番組に精力的にゲスト出演していた。『Radio ToHeart2』に至っては、福山潤や鳥海浩輔ら『ToHeart2』に出演している男性声優を差し置いて、同番組初の男性ゲストとなった。『アクアプラスフェスタ2007』(パシフィコ横浜)ではビデオレターで出演。先述の『喝采』にビデオレター出演した浪川のパロディであった。
麻雀に関する逸話
2007年秋に引越した新居が関係者の集会場と化しているほか、長年の念願だったという麻雀の全自動雀卓を中古屋で購入して「雀荘小山」開店宣言[11]を行い、声優業界きっての麻雀愛好家である植田佳奈[12]や小清水亜美ら[13]とも交友を深めている。上記の声優らを集めた第一回声優界麻雀大会(小山剛志宅にて)では、2位の植田を抑えて優勝している[14]。
次に開催する声優界初代雀王を決める大会を『J-1グランプリ』と名づけ、小山も含めて8名[15]が参戦(その中にはプロ雀士でもある神崎ちろも含まれている)。さらに「声優グランプリ」が大会スポンサーとなり、トロフィーまで用意。司会に麻雀仲間であるなすび、解説者に井出洋介を付けてDVD化されるにまで発展した。2008年に『「声優グランプリ」公認!声優界<雀王>決定戦! <J-1グランプリ> Vol.1』が発売された。なお「J-1グランプリ」は小山により商標登録されている(商標登録第5166207号)。
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
劇場アニメ
Webアニメ
OVA
ゲーム
ドラマCD
- うたわれるものシリーズ(クロウ)
- うたわれるもの オリジナルドラマ〜トゥスクルの皇后〜
- うたわれるもの オリジナルドラマ〜トゥスクルの内乱〜
- うたわれるもの オリジナルドラマ〜トゥスクルの財宝〜
- Fate/stay night Original Soundtrack & Drama CD Garden of Avalon - glorious, after image(ヴォーティガーン)
- BLAZBLUE ドラマCD「ぶるどら りべるわん」(シシガミ・バング)
吹き替え
- KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT(2009年、ユーブロン / アドベントマスター〈マーク・ダカスコス〉)
- クライムダウン(2012年、アンディ〈イーモン・ウォーカー〉)
- デンジャラス・プリズン -牢獄の処刑人-(2018年、ブラッドリー・トーマス〈ヴィンス・ヴォーン〉)
テレビドラマ
- 黒い太陽 - 刑事 役
- ディビジョン1 ステージ9『miracle』 - 山越 役
- ドラゴン桜 - スカウトマン 役
- 菊次郎とさき - 借金取り 役
- エゴイスト 〜egoist〜 - ディレクター 役
特撮
映画
- キヲクドロボウ(2007年) - レムセキュリティー隊長 役
- Wonderful World(2010年) - 熊田次郎 役
舞台
- 「新ピーターパン」
- 「センゴク・プー」(TEAM 発砲・B・ZIN)
- 「風雲天狗 妖乱」(BQMAP)
- 「狼人 犬神紋次郎」(BQMAP)
- 「ザ・ストーカーズ」(劇団ビタミン大使ABC)
- 「世襲ブギ★」(劇団ビタミン大使ABC)
- 中島淳彦・戦中戦後三部作 第三弾 長崎編 「フツーの生活3」(44 Produce Unit)
- 「BIRDS」(30-DELUX)
- 劇団方南ぐみ番外公演「男たちよ懺悔しなさい! 〜ぐち〜」
- 「喝采」KOYA-MAP第2回公演
- 「黒執事」(アトリエ・ダンカン) - バルドロイ 役
- 「MASKED RIDER LIVE&SHOW 〜十年祭〜」 - シオマネキングの声 / 仮面ライダー新2号の声
- チョコレートガールズ(2010年2月10日 - 14日、新宿シアターサンモール)
- チョコレートガールズ2 〜チョコレートガールズVSアズキガールズ〜(2011年2月9日 - 14日、前進座劇場)
- 喝采〈アニソンミュージカルバージョン〉(KOYA-MAP・アニソンぷらす、2012年10月31日 - 11月4日、前進座劇場)
CMナレーション
- サントリー BOSSレインボーマウンテン
- マツダ・アテンザ
- アサヒビール スーパードライ
- アサヒビール アサヒストロングオフ
- 「グッとくる柳葉さん」篇 / 「グッとくる篠原さん」篇(2010年3月)
- 「打ち上げでグッと・柳葉さん」篇 / 「花火でグッと・篠原さん」篇(2010年6月)
- 「強めでいこう」篇(2010年10月)
- 日清食品 日清太麺堂々
- 「力士のラーメンレボリューション」篇(2009年12月)
- 「ショッカー」篇(2010年11月)
- ニューギン CRゴジラ〜破壊神降臨〜(2010年6月)
- セガ
- 龍が如くシリーズ
- 龍が如く2(2006年)
- 龍が如く 見参!(2008年)
- 龍が如く3(2009年)
- 龍が如く4 伝説を継ぐもの(2010年)
- クロヒョウ 龍が如く新章(2010年)
- 龍が如く OF THE END(2011年)
- 龍が如く5 夢、叶えし者(2012年)
- 龍が如く 維新!(2014年)
- 龍が如く0 誓いの場所(2015年)
- 龍が如く 極(2015年)
- 龍が如く 極2(2017年)
- 北斗が如く(2018年)
- 龍が如くシリーズ
- 東京サマーランド(2010年)
- 京セラ W43K(2006年)
- マンダム ルシードエル パールマジックワックス「走るパール泥棒」編(2002年9月)
- アサヒフードアンドヘルスケア ミンティア
- 「俺の登場」篇(2012年3月)
- 「俺の会合(プロデュース)」篇(2012年10月)
ラジオ
太字は放送中。※はインターネット配信。
- 小山剛志のひげラジオ(2008年、音泉※)
- ゼロの書ラジオ ゼロラジ!(2017年、音泉※)[16]
ディスコグラフィ
- 「真・うたわれるもののテーマ」(ランティス・LACM-4367)
- 「僕だけの旅路」 (フィックスレコード・KICM-4032)
- 「百歌声爛 -男性声優編III-」
- BLAZBLUE SONGACCORD#1 with CONTINUUM SHIFT
- 烈風
デジタルコミック
その他
- K-1 WORLD MAX リングアナウンサー
- 「声優グランプリ」公認!声優界<雀王>決定戦! <J-1グランプリ> Vol.1 DVD(2008年)
- 「声優グランプリ」公認!声優界<雀王>決定戦! <J-1グランプリ> Vol.2 DVD(2009年)
- 夢をかなえるゾウ(アニメ版)その5・その6 脚本(2009年)
- 麻雀最強戦2011 DVD、ニコニコ生放送
- 麻雀最強戦2012 DVD、ニコニコ生放送
- マウスコンピュータ「G-Tuneちゃんオリジナルパソコン」システムボイス(Gちゃん役)
- COMPLETE SELECTION MODIFICATION V BUCKLE & DRAGVISOR(2018年12月、玩具) - 仮面ライダーオーディン、バイザー音声 役
- あにてれ「PPPのゆるぺぱ !」ジェンツーペンギン(第17回目の声代役)
出典
- ↑ “小山剛志・グロウブ”. GLove. 2011年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2011閲覧.
- ↑ “PROFILE”. 小山剛志のNo Pain, No Life. goo. . 2013閲覧.
- ↑ “小山剛志トーク&ミニライブ~ひげ独身 母校に帰る!~”. 早稲田祭2009. . 2017閲覧.
- ↑ 4.0 4.1 “元チェキッ娘・下川みくに、声優・小山剛志と結婚 バレンタインデーに入籍”. NEWSポストセブン (2012年2月14日). . 2017閲覧.
- ↑ 麻雀オクタゴン
- ↑ “生まれたての39才”. 小山剛志のNo Pain, No Life. goo (2006年10月4日). . 2017閲覧.
- ↑ 小山剛志Presents「喝采」DVD化断念イベント<成仏> - 音泉
- ↑ “<成仏>コンプリート”. 小山剛志のNo Pain, No Life. goo (2008年4月28日). . 2017閲覧.
- ↑ 一位て! - 小山剛志のNo Pain,No Life
- ↑ “裸王参戦!”. 小山剛志のNo Pain, No Life. goo (2007年8月29日). . 2017閲覧.
- ↑ 夢 - 小山剛志のNo Pain,No Life
- ↑ 抗争勃発! - 小山剛志のNo Pain,No Life
- ↑ お客様第一号 - 小山剛志のNo Pain,No Life
- ↑ 年忘れ麻雀大会 - 小山剛志のNo Pain,No Life
- ↑ 福山潤、小清水亜美、石川英郎、三浦祥朗、野島裕史、神崎ちろ、植田佳奈、小山剛志
- ↑ “ゼロの書ラジオ ゼロラジ!”. 音泉. . 2017閲覧.
外部リンク
- 小山剛志のNo Pain, No Life(本人によるブログ)
- KOYA-MAP
- アクロス エンタテインメントによるプロフィール
- 麻雀オクタゴン2015年11月13日サイトをオープン