対馬
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対馬 | |
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座標 |
東経129度20分北緯34.417度 東経129.333度 北端:北緯34度42分 南端:北緯34度5分 東端:東経129度30分 西端:東経129度10分 |
面積 |
696.10(属島を含まない)[1] 708.5(属島を含む)[2] km² |
海岸線長 | 915(属島を含む)[3] km |
最高標高 | 648.5 m |
所在海域 |
日本海[4] (対馬海峡・朝鮮海峡) |
所属諸島 | 日本列島 |
所属国・地域 | 日本 長崎県対馬市 |
対馬(つしま)
長崎県北西端,九州島と朝鮮半島とのほぼ中間にある国境の島。六つの有人島と約 70の無人島からなり,全島で対馬市を形成する。南北約 82km,東西約 18km。おもに砂岩からなるゆるやかな起伏の山地で,中央部に浅茅湾がある。中世以降,宗氏の支配地で厳原はその城下町,朝鮮貿易の開港場であった。日本海の出入口にあって,大陸との交通上,軍事上の要地にあたり,外寇の悲史が多い。また,浅茅湾は倭寇の根拠地であった。第2次世界大戦終戦までは全島が要塞地帯であり,日露戦争時の対馬沖海戦は有名。中心集落は厳原と比田勝 (上対馬町) で国道 382号線で結ばれ,博多,小倉との間にそれぞれ定期船が就航している。美津島町には空港があり,福岡,長崎と結ばれている。鉛,亜鉛,銅などを産出していた厳原の対州鉱山は,付近一帯がカドミウム汚染要観察地域に指定され,1975年閉山した。浅茅湾沿岸,北部海岸などは壱岐対馬国定公園に属し,特に浅茅湾沿岸は景勝地が多い。天然記念物のツシマヤマネコ,ツシマテン,ヒトツバタゴなど貴重な動植物がみられる。
脚注
- ↑ 離島振興対策地域一覧(平成18年3月31日現在) (PDF) 5p
- ↑ しま交流人口拡大特区構造区域特別区域計画 (PDF)
- ↑ 対馬市市勢要覧 (PDF) 3p 島のプロフィール
- ↑ IHO (1953)「Limits of Oceans and Seas]」
外部リンク
- 対馬市
- 対馬観光物産協会
- 対馬野生生物保護センター - 環境省
- 対馬海上保安部 - 海上保安庁