富加町
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富加町(とみかちょう)は、岐阜県中南部にある町。濃尾平野の最北端にあたる(旧飛騨街道出入り口)。又、中濃(美濃・美濃国)の中心位置に値する。「日本最古の戸籍ゆかりのまち」。
Contents
地理
町内の半数近くを山林が占め、平地は住宅地となっている。
歴史
沿革
- 明治30年に滝田・羽生・高畑・夕田・大山村の5ヶ村が合併し、富田村となる。昭和24年には、富岡村の一部、大平賀が分離し、富田村に編入する。
- 1954年(昭和29年)7月1日 - 富田村と加治田村が合併し、富加村誕生。
- 1974年(昭和49年)7月1日 - 町制施行により、富加町となる。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 美濃加茂市と加茂郡の6町1村(坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村)が、「美濃加茂市・加茂郡町村合併協議会」を設置。
- 2004年(平成16年)12月31日 - 合併協議会解散。
行政
- 町長 - 板津德次
人口
富加町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
交通
鉄道
バス
- あい愛バス「フルーツ線」
- 美濃加茂市のコミュニティバスだが、富加町内に「コメリ富加店」「富加羽生」バス停がある。
道路
施設
- 岐阜県警察加茂警察署
- 富加駐在所
- 可茂消防事務組合中消防署
- 富加出張所
- タウンホールとみか
- 半布ヶ丘公園
- 半布ヶ丘教育キャンプ場
- 海洋センター(B&G財団)
- 町営「高畑住宅」 1999年より起こったとされる怪奇現象を鎮めるために祈祷師によるお祓いが行われ、その光景がメディア報道されたことによりやじ馬が住宅に押しかけ、プライバシーの侵害が問題になった[1]。
- 町営「加治田住宅」
- 広報とみか
- 東公民館
- 西公民館
- 南公民館(富加商工会事務所がある)
- 富加町保健センター・地域包括支援センター
名所・旧跡・遺跡・観光スポット
- 松井屋酒造場(寛政7年(1795年)建造)
- 旧加治田駐在所(岐阜県下最古の擬洋風建築)
- とみか駅前朝市
- ふれあいサロンどうだん
- 半布里の郷 とみか(地元のとりたて旬の野菜コーナーやとみかのわっかパン工房がある。富加町土産以外にも、加茂郡や隣の関市の土産や交流都市志摩市の土産や季節限定メニューが販売されている。広場で年中多彩なイベントも行われている。)
- 富加町郷土資料館
- 加治田城跡:町の史跡
- 堂洞城跡:県指定史跡
- 井高1号古墳
- 東山浦遺跡
- 恵日山遺跡
- 半布里遺跡(東山浦遺跡)
- 稲荷山古墳
- 夕田茶臼山古墳
- 梨割山
- 富加町国際交流協会
- フォーラム加治田
- 半布里愛菜会
- タウンホールとみか図書館
祭り・イベント
スポーツ
- 坂井杯争奪中濃地区剣道大会
神社・寺院
- 清水寺・十一面観音坐像・二天門・清水谷川公園-京都の音羽山清水寺と同じ1200年の歴史がある草創縁起。
- 龍福寺(佐藤忠能、池田恒興の遺品)
- 光宗寺
- 齢峰寺(2体の無縫塔があり、池田恒興・池田元助父子のものと伝承(岐阜県指定重要文化財))
- 大梅寺
- 東香寺
- 法源寺
文化財
- 田の神祭-岐阜県指定無形民俗文化財
- 雲板-岐阜県指定重要文化財
- 佐藤紀伊守肖像画-富加町指定重要文化財
- 池田恒興(信輝)遺品の馬具と槍-富加町指定重要文化財
- 東香寺庭園-富加町指定重要文化財
- 木造十一面観世音菩薩坐像-国指定重要文化財(毎年成人の日午前中だけご開帳)
- 木造地蔵菩薩立像-岐阜県指定重要文化財
- 光宗寺・銀杏の木-富加町指定天然記念物
- 木造聖観世音菩薩立像-岐阜県指定重要文化財
他にも多くの文化財が保存されている。
歴史資料
- 半布里戸籍(1300年以上前の日本最古の戸籍)
- 加治田刀剣
- 夕雲の城-岐阜県加茂郡富加町教育委員会
- 富加町郷土資料館-(郷土人物・戦国時代・古墳時代・各時代の歴史資料と資料館見学・歴史場所と教育委員案内・歴史資料販売と現代加工品販売も行っている)
教育
- 児童センター
- 東児童館・子育て支援センター(子育て支援拠点施設すくすく内・旧わかくさ保育園)
- とみか保育園
- 富加町立富加小学校
- 美濃加茂市富加町中学校組合立双葉中学校
名産(農業)・加工品
- 古代米
- 黒米
- 赤米
- 古代米を使用した饅頭(紅ごま・穂の香・紫の舞い)
- 堂上蜂屋柿
- 美濃ヘルシーポーク(銘柄推進協議会)
- 純米酒・半布里戸籍睦鳥、加治田城、黒米酒、赤米酒
- 黒米最中
- 黒米もち・赤米もち
- 富月(クリーム・抹茶)
- 松茸料理
ゆるキャラ
- とみぱん-富加町60周年記念で誕生。
友好交流都市・企業
- 三重県志摩市-町民祭り・道の駅にて特産品が販売されている。
- 夕雲の城-富加町・坂祝町・美濃加茂市にて歴史提携。
- みのかも定住自立圏の6市町村(富加町、美濃加茂市、坂祝町、川辺町、七宗町、八百津町)が連携して、地域の生涯学習講座。
- タカラトミーとコラボ・協調しており、祭りではイベントとして限定販売されている。
富加町出身の人物・ゆかりのある人物
- 平井信正(宮内)(高官、武将)
- 平井綱正(武将)
- 佐藤忠能(一代加治田城城主)
- 佐藤忠康(武将)
- 佐藤昌信(武将)
- 八重緑(佐藤の娘姫)
- 長沼三徳(武将)
- 長沼藤治兵衛(武将)
- 西村治郎兵衛(武将・忍者)
- 湯浅新六(武将・槍術)
- 大島光義(武将・弓術)
- 大島光成(武将)
- 大島光政(大島光義次男)
- 大島光俊(大島光義三男)
- 大島吉綱(槍術家・大島光義養子・湯浅新六の弟子)
- 大島義保(加治田大島氏、旗本)
- 大島義浮(加治田大島氏 旗本寄合席)
- 大島義陳(加治田大島氏 旗本寄合席)
- 佐藤信則(武将)
- 佐藤堅忠(武将)
- 佐藤継成(武将・旗本)
- 佐藤成次(武将・旗本)
- 井戸宇右衛門 (武将)
- 白江権左衛門 (武将)
- 小森半平 (武将)
- 梶田直繁(野武士・川並衆)
- 梶田繁政(武将)
- 岸信周(堂洞城主)
- 岸信房(武将)
- 岸信貞(武将)
- 梅村良澤(隠士)
- 斎藤利治(斎藤道三の末子、二代加治田城主)
- 斎藤義興(利治の子、道三の孫)
- 斎藤市郎左衛門(利治の子(次男)、道三の孫)
- 斎藤利堯(斎藤利治の祖父、三代加治田城主)
- 木村小舟(児童小説家)
- 中村敬一(政治家)
- 加藤七左衛門(剣道家)
- 坂井賢一(剣道家)
- 金田英太郎(教育者)
- 板津宇平治(政治家)
- 愨大機(僧)
- 丹羽修二(刀工)
- 河合米田(画家)
- 佐野えんね(ドイツ語学者)
- 天池正登(研究員・博士)
脚注
関連項目
外部リンク
典拠レコード: