寄居町

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寄居町(よりいまち)は、埼玉県北西部、大里郡にある人口約3万3千人の。同郡唯一の自治体である。

地理

埼玉県の北西部、東京都心から70km圏に位置している。荒川の中流域、長瀞のすぐ下流に位置し、その左岸に街が発達する。古く秩父往還の街道筋にあり、宿場町として栄えた。また、街の対岸にはかつて鉢形城があり、その城下町でもあった。

荒川秩父山地に発して寄居で関東平野に注ぐ。寄居から山よりは外秩父上武山地に挟まれた渓谷となっている。このため、古くから地の利を生かした要害であった。現在でも国道140号国道254号及びJR八高線東武東上線秩父鉄道が接続する交通の要衝地となっている。

また、1985年昭和60年)に環境庁(現在の環境省)から「風布川(ふうぷがわ)・日本水(やまとみず)」が名水百選1995年平成7年)には国土庁(現在の国土交通省)から町全域が水の郷百選林野庁からは「日本水の森」が水源の森百選2006年(平成18年)には鉢形城が財団法人日本城郭協会から日本100名城の認定を受けている、豊かな自然と歴史を有する町でもある。

歴史

合併協議

大里地区(現、当町・深谷市・熊谷市)の枠組みで広域合併を検討していたが、2003年に破綻。後に深谷市・大里郡川本町・大里郡花園町岡部町との合併協議会に参加したが、2004年に花園町との単独合併を目指し離脱。結局、花園町は住民投票により深谷市・川本町・岡部町との合併協議に合流を決断し2006年に合併が成立、当町は取り残された形となった。さらには、当町と同様に熊谷市との協議から離脱し、単独町政を行っていた同じ大里郡の江南町が財政難から結局熊谷市と合併、大里郡唯一の自治体として単独町政を続けている。

人口

寄居町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

産業

工業

商業

  • ベルク:スーパーマーケットチェーン。用土に物流センターが所在。かつては本部も構えていた。町内に店舗は無い。

金融機関

地域

教育

小学校
中学校
高等学校

公共施設

県の施設

過去に設置されていた施設

町の施設

  • 男衾連絡所・公民館
  • 用土連絡所
  • 中央公民館
  • 学校給食センター
  • 町立図書館
  • 無腸庵
  • 寄居町生涯学舎(やまとぴあ風布)
  • 総合体育館・アタゴ記念館
  • カタクリ体育センター
  • 農業ふれあいセンター
  • 寄居町日本の里(風布館)
  • 鉢形城歴史館・寄居町埋蔵文化財センター

消防

警察

  • 寄居警察署
    • 寄居駅前交番
    • 折原駐在所
    • 富田駐在所
    • 用土駐在所

広域行政

一部事務組合
事務の委託
  • 深谷市(深谷市消防本部):消防救急等の業務を委託している。

電話番号

市外局番は大字秋山の一部を除き「048」。市内局番が「5XX」の地域との通話は市内通話料金で利用可能(熊谷MA)。大字秋山の一部の市外局番は「0493」で同一市外局番の地域との通話は市内通話料金で利用可能(東松山MA)。収容局は寄居局、寄居男衾局、埼玉花園局(以上熊谷MA)、東秩父局(東松山MA)。「5xx」から始まる市内局番は当町のほか、深谷市熊谷市行田市羽生市鴻巣市北本市で使用されている。

郵政

郵便番号は町内全域が「369-12xx」(寄居郵便局が集配を担当)である。

  • 寄居郵便局
    • 寄居末野郵便局
    • 寄居用土郵便局
    • 寄居桜沢郵便局
    • 鉢形郵便局
    • 男衾郵便局

交通

鉄道路線

路線バス

タクシー

タクシーの営業区域は県北交通圏で、熊谷市深谷市本庄市行田市加須市羽生市などと同じである。

道路

有料道路
一般国道
県道

名所・旧跡・観光

祭事

  • 寄居北條まつり(4月第2日曜)
  • 寄居夏祭り(7月第2土曜、日曜)
  • 寄居玉淀水天宮祭(8月第1土曜)
  • 寄居宗像神社秋祭り(11月第1土曜、日曜)
  • 寄居町産業文化祭・ふるさとの祭典市(11月中旬 土曜、日曜)
  • 市神節分祭(2月3日 立春の日)

姉妹都市

出身有名人

ゆかりのある人物

注釈

関連項目

外部リンク