定置網
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定置網(ていちあみ、fixed fishing net、単にfixed netあるいはset netと呼ばれることもある)とは、定置網漁に用いる固定式漁具の一種。
袋状又は垣根状の魚網とそれを海底の一定の場所に固定・留置する杭やロープから構成される。漁具の主部である魚網の内部に滞留させた魚群を、網ごと引き上げたり、船上から刺し網などで捕獲する。
漁業法では、定置網漁とは水深27m以上の海域に設置された定置網を用いるものとされている。しかし現在でははるかに深い水深100m以上に設置されている定置網もある。
2002年の世界定置網サミットが縁となり、2005年から国際協力でタイへの「越中式定置網」の技術指導が行われた[1]。
脚注
- ↑ 400年の歴史 越中式定置網を世界へ - JICA北陸