宇多津駅

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宇多津駅
配線図

坂出駅児島駅

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丸亀駅

宇多津駅(うたづえき)は、香川県綾歌郡宇多津町浜五番丁にある四国旅客鉄道(JR四国)の駅番号Y09

概要

隣の坂出駅とともに、本州側から見た四国の玄関口となる駅である。

当駅の所属線である予讃線[1]と、当駅を終点とする本四備讃線の2路線が乗り入れている。なお本四備讃線の列車はすべて予讃線の高松駅方面または多度津駅方面に直通している。

宇野線岡山駅 - 茶屋町駅間、本四備讃線、および予讃線当駅 - 高松駅間を合わせた岡山駅 - 高松駅間には「瀬戸大橋線」の愛称が付けられているが、本四備讃線と予讃線高松駅方面を直通する列車は、当駅でスイッチバックを行う特急「うずしお」を除いて、構内にある短絡線を経由するため当駅は通過扱いとなる[2]。予讃線の列車、および本四備讃線と予讃線多度津駅方面を直通する列車は一部の特急や臨時列車を除き、全旅客列車が停車する。

当駅では特急「しおかぜいしづち」「南風しまんと」「南風・うずしお」の分割・併合が行われる[3]

沿革

かつては優等列車の停車が1本もなく、一部の快速列車が停車するのみだった。しかし、本四備讃線瀬戸大橋線)の開業後は本州と四国を結ぶ交通の要衝となり、また駅舎の高架化に伴って駅周辺が再開発された結果、利用者も多くなった。2002年には、それまで多度津駅で行われていた岡山駅方面と高松駅方面の特急の分割・併合の大半が当駅に変更されている。

北口駅前広場に四国新幹線ホーム予定地が確保されている。

駅構造

島式ホーム2面4線を持つ高架駅

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 予讃線 下り 多度津観音寺松山琴平高知方面 特急は主に2番のりばから発車
一部の普通列車は3番のりば
3 瀬戸大橋線 - 岡山方面  
予讃線 上り 高松方面 特急は主に3番のりばから発車
「うずしお」のみ2番のりば
4 予讃線 上り 高松方面
  • 1・4番線は本四備讃線につながっていないため、分割・併合のある特急を除く高松発着列車は基本的に1・4番線に発着する。
  • 岡山方面からの列車同士の待避の場合、下り普通は3番線に入線し、下り特急は2番線に入線する。
  • かつては瀬戸中央自動車道との交差地点付近までが構内で、坂出駅からここまでが単線のまま残されていた。
  • 予讃下り線から瀬戸大橋上り線(瀬戸大橋下り線から予讃上り線)への渡り線がある。岡山発着の「うずしお」は、この渡り線を使いスイッチバックする。
  • 窓口の営業時間以外は車掌が集札するため、松山方の階段が閉鎖される。

駅周辺

路線バス

  • 宇多津駅北口
    • 丸亀市コミュニティバス 丸亀東線 競艇場口・丸亀港・丸亀駅・丸亀城前・蓬莱橋・長友団地・飯野山登山口・飯山市民総合センター・亀山団地方面
    • 丸亀市コミュニティバス レオマ宇多津線 蓬莱橋・丸亀駅・丸亀城前・南中学校・飯山市民総合センター・琴電栗熊駅・綾歌市民総合センター・レオマワールド方面
  • 宇多津駅南口
    • 丸亀市コミュニティバス 綾歌宇多津線 宇夫階・蓬莱橋・丸亀城前・丸亀駅・丸亀高校・郡家郵便局・岸の上・琴電岡田駅・綾歌市民総合センター・湯舟道方面
    • 高松空港リムジンバス 高松空港行き (琴参バス
  • 宇多津駅南口南
    以下の路線は、本停留所での福岡線との乗り継ぎ専用便のため、単独での利用はできない。

利用状況

1日平均の乗車人員は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2006 2,268
2007
2008 2,284
2009 2,144
2010 2,146
2011 2,135
2012
2013 2,205
2014 2,089
2015 2,156

隣の駅

四国旅客鉄道
予讃線
快速「サンポート」・普通
坂出駅 (Y08) - 宇多津駅 (Y09) - 丸亀駅 (Y10)
瀬戸大橋線(本四備讃線)
快速「マリンライナー」
通過(短絡線経由で直接坂出駅へ向かう)
普通
児島駅 - 宇多津駅 (- 丸亀駅)

脚注

  1. 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. かつては「うずしお」も短絡線を経由していたが、2001年3月3日に「南風」との併結運転を開始した際に、分割・併合のため当駅に停車するようになった。
  3. 「しおかぜ・いしづち」「南風・しまんと」は下りが併合、上りが分割、「南風・うずしお」は下りが分割、上りが併合となる。
  4. 一部の下り列車は現在も多度津駅で併結を行っている。

関連項目

外部リンク

テンプレート:予讃線 (高松地区) テンプレート:瀬戸大橋線