奥田瑛二
奥田 瑛二(おくだ えいじ、1950年3月18日 - )は、日本の俳優、映画監督、画家、声優、ナレーター。本名は、安藤 豊明(あんどう とよあき)[1]。旧芸名は奥田 英二。身長175cm、体重60kg。血液型はAB型。
エッセイストである妻・安藤和津との間に娘が2人おり、長女の安藤桃子(旧名・安藤モモ子)は助監督として、二女の安藤サクラは女優として父親の作品に参加するなど芸術一家でもある。義祖父は元総理大臣の犬養毅である。弟・安藤豊彦は苔玉作家、父・安藤豊は元春日井市議会議員である。俳優・声優の伊武雅刀は高校の1学年先輩にあたる。
Contents
来歴・人物
愛知県春日井市出身。小学生の頃に見た映画から大友柳太朗に憧れ、役者を志す。役者になるには体格を良くするべきと考え、中学では野球部、高校ではラグビー部に入る。特に高校に入ってからは身長が大きく伸びたという。
大学進学を前に上京し役者を目指す旨を春日井市議会議員であった父・豊に打ち明けるも反対されるが、「政治の勉強をするため」と説得して了解を得る[2]。東邦高等学校卒業後に上京し、明治学院大学法学部[1]入学と同時に父の伝で丹羽兵助代議士の秘書となり、住みこみの書生生活を送る。大学では演劇部にも参加しており、当時は辺真一も先輩部員として在籍していた[3]。議員秘書としての仕事もこなす学生生活を過ごすうちに自身の本分の是非に悩み出奔。大学も中退する。その後、改めて役者を志願し、いくつかの劇団を当たったがタイミング悪く、試験を受けることも出来ず頓挫[2]。高校の先輩でもある俳優の天知茂に師事し、約2年ほど付き人を務めた。
1976年、『円盤戦争バンキッド』の主人公・天馬昇 / バンキッドペガサス役でデビューしたものの、その後しばらくは役に恵まれなかった。この不遇時代に親から勘当され、家賃が払えずにアパートから夜逃げし、代々木公園で3ヶ月の間、野宿生活をしたという。この頃に知り合い、後に妻となった安藤和津は、家に招いて食事を振る舞っていたと回想している[4]。また、この間、品川岸壁の荷揚げ、スナックのウェイターなどの職を転々としながら、食い繋いでいた[1]。
1979年、日活の『もっとしなやかに、もっとしたたかに』で実力を認められ、『宮本武蔵』の又八役を演じて以降、TVドラマ『金曜日の妻たちへIII 恋におちて』(1985年)、『男女7人夏物語』(1986年)、『金曜日には花を買って』(1986年 - 1987年)などへの出演により人気が上昇。テレビドラマや映画を中心に活躍する。
1993年公開の映画『棒の哀しみ』ではブルーリボン賞を始め国内の映画賞を多数受賞した。以降も、ヤクザからアダルトビデオ会社社長、パチンコ屋社長など、アウトローな役を難無く演じる積極性を武器に、50本以上の映画に出演している。
2017年、娘の安藤サクラが妊娠・出産したことにより孫が誕生した。
映画監督として
元来「天職」と自覚していた役者だったが、42歳のときに「監督やるぞ!」と思い立ち、周囲に宣言。しかし、経験不足からか自信を持てずに挫折。その後基礎から映画製作を学び、48歳にして助監督を経験。50歳を迎えた2001年に『少女〜AN ADOLESCENT』で念願の監督デビューとなる。
2006年1月に松坂慶子を主役とした『るにん』を公開。共に国内外の映画賞で多数の賞を獲得。3作目となる『長い散歩』は、奥田が「どうしても仕事がしたかった」という緒形拳を主役に配し、モントリオール世界映画祭で、日本映画として1982年の佐藤純弥監督作『未完の対局』以来2作目となるグランプリを受賞。さらに国際批評家連盟賞とエキュメニック賞も同時受賞し、計3冠を獲得するという快挙を成し遂げた。
その他
- 表現の手段は映画だけに留まらず、妻が執筆する絵本の製作に携わったり、宮内婦貴子の制作した絵本『おさびし山のさくらの木』の挿絵を手掛けたりもしている。
- 1986年には谷村新司とのデュオでシングル盤「クラシック-CLASSIC-」をリリースしている。
- 『進め!電波少年』の松村邦洋がアポなしで突然現れた際、松村の願い(「僕をモデルに絵を描いて欲しい」)を快く引き受けた。また足を怪我した際も「つばをつけて足を直してあげたい」とやって来た松村に快くつばをかけさせた。関係者に非常に好印象であった。[5]
- 業界屈指の色気を持つ俳優であり、テレビ番組に出演する際には「ちょいワル」と呼ばれるスーツの着方を実践。また、津川雅彦や奥田を「変態」と呼ぶ明石家さんまらとたびたび合コンを開催。女性陣のセッティングを自ら担当する(加えて女性側の幹事に「キレイな子を連れてこなかったら殺す」と脅迫する)というこだわり(?)の持ち主である。しかしそんな女性好きが高じてか、1999年に絵画モデルの10代女性にセクハラをした疑惑が浮上し、会見で「妻には初めて手をついて土下座した」と明らかにした。また、極めて酒癖の悪い人物としても有名で、酒席で下半身を露出して週刊誌、女性週刊誌で記事になったこともある。
- かつてテレビ番組で、デビュー作『円盤戦争バンキッド』について「主演でしたから喜びもあったし、誇りも持っていた。でもその後の仕事の際には『所詮ジャリ番だろ』と鼻で笑われて、とても悔しかった」と当時をしみじみと回想したことがあった。また、「人気番組に出来なかったのは、僕の力不足であり、残念に思っている」と語った。初期はバンキットペガサスのスーツアクターも担当していた。奥田の話によると「スタッフには吹き替えの役者さんを使うというアイディアがなかった」との事。そのため、途中から吹き替えのアクターが起用されるようになるまではアクションなどで苦労があったという。
- 愛知県で生まれ育ち、東邦高校出身であることから中日ドラゴンズのファンに思われがちだが、実のところ阪神タイガースの大ファンであり、オールスターのテレビ中継に同級生でもある川藤幸三と一緒にゲストとして出演したことがある。また、元阪神の捕手で現楽天コーチの山田勝彦や元巨人捕手の山倉和博、元中日投手の朝倉健太は高校の後輩にあたる。
- 自動車免許の更新に行かなかった事で免許が失効になったこともある。
- 「自分じゃない自分になりたい」という感性から、本名で呼ばれることが嫌いと述べている[6]。
- 句歴20年以上の俳人である。『サンデー毎日』で川上弘美と俳句談義をしている。
出演
テレビドラマ
- 特別機動捜査隊 第585話「華麗なる貧困」(1973年、NET / 東映) - 明 役
- 円盤戦争バンキッド(1976年、日本テレビ) - 天馬昇 役 / バンキッドペガサス(声)※初期はスーツアクターも兼任
- がんばれ! レッドビッキーズ(1978年、テレビ朝日) - 弓田 役
- スポーツケンちゃん(1978年、TBS) - ヤゴロー 役
- コメットさん(1978年)
- 冬の花火(1979年)
- ドラマ人間模様 / 楽園の日々(1980年、NHK)
- 木曜ゴールデンドラマ / ああ! この愛なくば(1980年、読売テレビ)
- しあわせ戦争(1980年、TBS)
- 木曜ゴールデンドラマ / 虹の果てには 仮説・三億円事件(1980年、読売テレビ)
- 娘が家出した夏 家庭ってなァに?(1981年、TBS)
- 虹色の森(1981年、毎日放送)
- きりぎりす(1981年、関西テレビ)
- 火曜サスペンス劇場(日本テレビ)
- 空白迷路(1982年)
- 赤い鳩が死んだ(1984年)
- 見知らぬ夫(1986年)
- 死ぬ前にすべき二、三の事柄(1988年)
- 宵待草殺人事件(1989年) - 竹久夢二 役
- さらわれたい女(1992年)
- 逃げたい女(1993年)
- テレビ小説 / 憤激の恋(1982年、NHK)
- 東芝日曜劇場 / 親不孝通りララバイ(1982年、RKB毎日放送)
- ドラマ人間模様 / とおりゃんせ(1982年、NHK)
- 大河ドラマ(NHK)
- 銀河テレビ小説(NHK)
- 連続テレビ小説(NHK)
- 月曜ワイド劇場 / 妻は何を感じたか(1983年、テレビ朝日) - 高林 役
- ツェルニー40番 練習曲愛(1983年、東北放送)
- 木曜ゴールデンドラマ / 悪夢(1984年、読売テレビ)
- 宮本武蔵(1984年、NHK) - 本位田又八 役
- 土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
- 結婚案内ミステリー風 略奪された花嫁!(1984年)
- 夏樹静子の女の銃(1984年)
- レイプ囚に愛された女(1985年)佐伯
- 遺品の声を聴く男 (2009年、朝日放送) - 各務章祐 役
- 遺品の声を聴く男2(2010年、朝日放送) - 各務章祐 役
- 遺品の声を聴く男3 (2012年、朝日放送) - 各務章祐 役
- 遺品の声を聴く男4 (2013年、朝日放送) - 各務章祐 役
- 遺品の声を聴く男5 (2014年、朝日放送) - 各務章祐 役
- 鬼龍院花子の生涯(1984年、TBS)
- 月曜ワイド劇場 / 金属バット殺人事件(1985年、テレビ朝日)
- 金曜日の妻たちへIII 恋におちて(1985年、TBS) - 藤森順一 役
- 水曜ドラマスペシャル / 泣く女(1986年)
- 東芝日曜劇場 / 途中下車(1986年、RKB毎日放送)
- 木曜ゴールデンドラマ / 花嫁となる日(1986年、読売テレビ)
- 松本清張サスペンス・隠花の飾り / 百円硬貨関西テレビ
- 金曜女のドラマスペシャル / 離婚しない女(フジテレビ)
- 花王名人劇場 / 人生相談シリーズ 〜妾宅・本宅〜(関西テレビ)
- 男女7人夏物語 (1986年、TBS) - 野上君章 役
- 金曜日には花を買って(1986年) - 中川信吾 役
- 木曜ゴールデンドラマ / 遠めがねの女(1986年、読売テレビ)
- オレの息子は元気印 (1987年、日本テレビ) - 松田克也 役
- 松田聖子のスイートメモリーズ (1987年、TBS)
- 結婚式 (1987年)
- 宮尾登美子の松風の家(1988年、テレビ朝日)
- 木曜ゴールデンドラマ / かくれんぼ(読売テレビ)
- 東芝日曜劇場 / 冬の歌声 (1988年、RKB毎日放送)
- ザ・ドラマチックナイト / となりの女・危険な週末、危険な情事 (1988年3月 フジテレビ)
- 海岸物語 昔みたいに…(1988年、TBS) - 村上達也 役
- ドラマ23 / プロポーズは週末に (1988年) - 孝雄 役
- ハートブレイクなんてへっちゃら / ブルームーン (1988年、NHK)
- 熱き炎の旅(1988年、テレビ東京) - 北原白秋 役
- 木曜ゴールデンドラマ / おれは裸だ(読売テレビ)
- 年末年始ホテル物語 (1988年12月、TBS)
- 火曜スーパーワイド / くどき屋ジョー (1989年、テレビ朝日) - 城竜介 役
- 京都サスペンス / 雪の宿(1989年、関西テレビ) - 津上真治 役
- 女と男の忠臣蔵 テレビ朝日 - 高田郡兵衛 役
- 抱きしめたい! '90(1990年、フジテレビ)
- 水曜グランドロマン / 蟻地獄 (1990年、日本テレビ)
- ギフチョウに魅せられた人々 (1990年、NHK)
- 月曜ドラマスペシャル(TBS)
- 雷獣 (1990年)
- さそり Sasori 究極のセールスマンたち…(1991年)
- ヒマラヤの赤い自転車 (1992年)
- ご接待(1992年)
- マイホーム亭主の反乱(1993年)
- サクラサク! おかあさんは女子大生(1993年)
- 水曜グランドロマン / 死刑囚からの恋うた(1991年、日本テレビ)
- ホンコン・ドリーム (1991年、NHK)
- 離婚屋稼業 お別れさせます (1991年、フジテレビ)
- 藤子不二雄Aの笑ゥせぇるすまん実写版 夢に追われる男(1992年、TBS)
- 東芝日曜劇場 / こちら当番弁護士(1993年、RKB毎日放送)
- ゴールデンボーイズ - 1960笑売人ブルース(日本テレビ) - 青木三郎 役
- 荒木又右衛門〜男たちの修羅(1994年、テレビ東京) - 桜井半兵衛 役
- ビジネスマン空手道(1995年、NHK) - 木原正秋 役
- ハリウッドを駈けた怪優 異端の人・上山草人 (1995年、東日本放送) - 上山草人 役
- 私の叔父さん(1995年、フジテレビ)
- 奈良へ行くまで 夫が汚職に踏み切る時(1998年2月、テレビ東京) - 中本正治 役
- オグリの子 (1998年、NHK) - 吾郎 役
- 永遠のアトム 手塚治虫物語(1999年、テレビ東京) - 手塚治虫 役
- 高村薫サスペンス(1999年、NHK-BS2) - 岡田 役
- おいね・父の名はシーボルト(2000年、NHK) - 石井宗謙 役
- 五瓣の椿 第1話「復讐の炎」(2001年) - 喜兵衛 役
- 女と愛とミステリー / 北の捜査線・小樽港署(2002年、テレビ東京) - 佐原真一 役
- 旅の途中で(2002年、中部日本放送) - 春日直也 役
- 怪談百物語 / 狼男 伊勢屋喜左衛門(フジテレビ)
- 川、いつか海へ(2003年、NHK) - 沖山二郎 役
- 慶次郎縁側日記(2004年) - 蝮の吉次 役
- 慶次郎縁側日記2(2005年) - 蝮の吉次 役
- 慶次郎縁側日記3(2006年) - 蝮の吉次 役
- 拝啓、父上様(2007年、フジテレビ) - 津山文彦 役
- 風のガーデン(2008年、フジテレビ) - 二神達也 役
- 警官の血(2009年、テレビ朝日) - 恩田源蔵 役
- スペシャルドラマ / 白洲次郎(NHK) - 白州文平 役
- 宿命 1969-2010 -ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京-(2010年、テレビ朝日) - 白井眞一郎 役
- チェイス〜国税査察官〜(2010年、NHK) - 品田基彦 役
- ビート(2011年、WOWOW) - 島崎洋平 役
- MORDE E ASSOPRA(2011年)
- テンペスト(2011年、NHK BSプレミアム) - 孫嗣志 役
- 金曜プレステージ / 魔術はささやく(2011年、フジテレビ) - 吉武浩一 役
- 金曜プレステージ / 悪党(2012年、フジテレビ) - 鈴本茂樹 役
- ソドムの林檎〜ロトを殺した娘たち(2013年、WOWOW) - 設楽幸太郎 役
- 零戦〜搭乗員たちが見つめた太平洋戦争〜(2013年、NHK BSプレミアム)[7] ※ドラマ部分に出演
- そんじょそこら商店街(2014年、NHK大分放送) - 青山耕蔵 役
- 硝子の葦 〜garasu no ashi〜 (2015年、WOWOW) - 幸田喜一郎 役[8]
- プレミアムドラマ / 私は父が嫌いです(2015年、NHK BSプレミアム) - 吉田寛治 役
- 経世済民の男・第2部『小林一三 〜夢とそろばん〜』(2015年9月5日・12日、NHK大阪放送局) - 岩下清周 役[9]
- 99.9 -刑事専門弁護士-(2016年、TBS) - 大友修一 役[10]
- 陰の季節(2016年4月18日・25日、TBS) - 荒木田茂 役
- BARレモン・ハート SEASON2 第15話(2016年7月11日、BSフジ) - 矢島公作 役
- 誘拐ミステリー超傑作 法月綸太郎 一の悲劇(2016年9月23日、フジテレビ) - 法月貞雄 役[11]
- ドラマスペシャル / 巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲(2016年10月5日、テレビ東京) - 羽瀬喜一 役
- ドラマ特別企画 / 巨悪は眠らせない 特捜検事の標的(2017年10月4日)
- 運命に、似た恋(2016年、NHK総合) - 深見芳孝 役
- スーパープレミアム / 獄門島(2016年11月19日、NHK BSプレミアム) - 了然 役
- 大貧乏 (2017年1月 - 3月、フジテレビ) - 天満利章 役
- ツバキ文具店〜鎌倉代書屋物語〜(2017年、NHK総合) - 男爵 役
- 黒革の手帖(2017年7月20日 - 、テレビ朝日) - 楢林謙治 役
- スペシャルドラマ必殺仕事人(2018年1月7日、テレビ朝日) - 壬生の幻楼 役
- 99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II(2018年1月14日 - 、TBS) - 大友修一 役
- 不発弾〜ブラックマネーを操る男〜(2018年6月10日 - 、WOWOW) - 中野哲臣 役[12]
映画
- もっとしなやかに もっとしたたかに(1979年)
- もう頰づえはつかない(1979年) - 橋本 役
- 五番町夕霧楼(1980年) - 櫟田正順 役
- スローなブギにしてくれ(1981年)
- アッシイたちの街
- 人形嫌い(1982年)
- 汚れた英雄(1982年) - 緒方宗行 役
- 人生劇場(1983年) - 吹岡早雄 役
- おしん(1984年) - 俊作 役(声の出演)
- 海に降る雪(1984年)
- ペンギンズ・メモリー 幸福物語(1985年) - ジャック 役(声の出演)
- 波光きらめく果て(1986年)
- 海と毒薬(1986年) - 勝呂 役
- ベッドタイムアイズ(1987年) - 市来櫂 役
- 千利休 本覺坊遺文(1989年) - 本覺坊 役
- 家族輪舞曲(1989年)
- 式部物語(1990年)
- ご挨拶 第3話「NOW IT'S MOMENT IN OUR LIFE !!」(1991年)
- ありふれた愛に関する調査(1992年) - 探偵 役
- ひかりごけ(1992年)
- ピアニスト(1992年) - 高橋ヨシ 役※日本・フランス合作
- 極道記者(1993年)
- 眠らない街 新宿鮫(1993年) - 木津要 役
- 大阪極道戦争 しのいだれ(1994年) - ナレーション
- 棒の哀しみ(1994年) - 田中 役
- 極道記者2 馬券転生篇(1994年)
- 深い河(1995年)
- 汚い奴(1995年)
- キャンプで逢いましょう(1995年)
- BAD GUY BEACH - 神父 役※友情出演
- でべそ(1996年) - ビジョンスギモト = マクザム 役
- きけ、わだつみの声 Last Friends(1996年) - 小野寺指令 役
- 新・極道記者 逃げ馬伝説 - 松崎辰雄 役
- ありがとう(1996年) - 鈴木一郎 役
- 鬼火(1997年) - 明神 役
- CUTEエヌ・ケイ・ケイ
- 恋極道(1997年)
- 身も心も(1997年) - 岡本良介 役
- 現代仁侠伝(1997年) - 古場克己 役
- 蓮如物語(1998年) - 正阿弥竜栄 役(声の出演)
- プライド 運命の瞬間(1998年) - 清瀬一郎 役
- 皆月(1999年) - 諏訪憲雄 役
- 親分はイエス様(2001年) - 島俊夫 役
- 少女〜an adolescent - 友川 役※監督・企画・製作
- 新・雪国(2002年) - 芝野邦夫 役
- 棒 Bastoni(2002年) - AV製作会社社長 役
- 海は見ていた(2002年) - 銀次 役
- 夜を賭けて(2002年) - 若林逸郎 役
- 梶原三兄弟激動昭和史 すてごろ(2003年) - 高森朝樹 役
- 油断大敵(2004年) - パチンコ屋社長 役
- かまち(2004年) - 山田秀一 役
- リバイバル・ブルース(2004年) - 洋介 役※プロデューサー
- でらしね(2004年) - 水木譲司 役
- 濡れた赫い糸(2005年) - 中沢 役
- 男たちの大和/YAMATO(2005年) - 有賀幸作 役
- ブラックキス(2006年) - 嶺崎警部 役
- るにん東京テアトル ※監督・企画
- 長い散歩(2006年)刑事 ※監督・企画・原案
- 風の外側(2007年)※監督・原作・脚本
- ヒョンジェ(2008年)
- GOEMON(2009年) - 豊臣秀吉 役
- ちゃんと伝える(2009年) - 北徹二 役
- カケラ(2010年) - 自転車の男 役 ※ノンクレジット
- ロストクライム -閃光-2010年 - 滝口政利 役
- ロストパラダイス・イン・トーキョー(2010年) - 駒田宗一 役
- 修羅の花道(2012年) - 石田隆匡 役
- 汚れた心(2012年)
- るろうに剣心(2012年) - 山県有朋 役
- つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語(2013年) - 安藤慎二 役
- 今日子と修一の場合(2013年)※監督・脚本・企画
- この国の空(2015年)[13]
- 赤い玉、(2015年) - 主演・時田修次 役[14]
- ベトナムの風に吹かれて(2015年) - 小泉民生 役[15]
- 64 -ロクヨン- 前編・後編(2016年) - 荒木田 役[16]
- 世界から猫が消えたなら(2016年) - 父 役
- 散り椿(2018年公開予定)[17]
オリジナルビデオ
- 平成維新伝 群狼がゆく(2000年)
- 梶原三兄弟激動昭和史 すてごろ(2003年)
- 修羅の花道2(2012年) - 石田隆匡 役
舞台
- 真夜中のパーティー(1983年) - ドナルド 役
- 逢魔が恋暦(1988年) - 茂兵衛 役
- 四谷怪談 十六夜の月(1996年) - 伊策 役
- 夏の庭(1997年) - 古香老人 役
- ラヴ・レターズ(1998年)
- エリザベス・レックス(2004年) - ウィル 役
- 兵士の物語(2007年)
- 幽霊たち(2011年)
吹き替え
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 - ルーク・スカイウォーカー 役(マーク・ハミル) ※劇場公開版
- スター・ウォーズ 帝国の逆襲 - ルーク・スカイウォーカー 役 ※劇場公開版
- フランチェスコ - フランチェスコ 役(ミッキー・ローク)※VHS版
ゲーム
- 龍が如く5 夢、叶えし者 - 芹沢和彦(黒澤翼) 役
ラジオドラマ
バラエティ
- SURPRISE! (1999年10月 - 2000年10月、フジテレビ) - レギュラー
- ヴァザーリの回廊 (2009年12月、BSジャパン) - ナビゲーター
- 超ド級!世界のありえない映像列伝11(2014年5月13日) - ナレーション
ドキュメンタリー
- ドキュメント72時間 札幌すすきの 24時間にぎりめし屋(2012年7月17日、NHK) - 語り
- わが心の聖地〜思いの道 願いの道〜(2013年10月 - 2014年9月、BS日テレ) - ナレーター
- 日中共同制作 カンフーの聖地へ 世界遺産少林寺 奥田瑛二の鉄道とバスの旅(2014年8月10日、BS朝日) - ナビゲーター[18]
CM
- 江崎グリコ サワーコロン(1979年)
- ハウス食品 豆腐名菜 (1985年)
- 富士写真フイルム カルディア、フジカラー「お正月を写そう」※カルディアも登場する(1986年)
- ポーラ アンセボウ
- マツダ マツダ・ペルソナ(1990年)
- サントリー リザーブ(1996年)
- 呉羽化学 NEWクレラップ(1998年)
- NTTドコモ らくらくホン(2007年)
ミュージックビデオ
- Preserved Roses(T.M.Revolution×水樹奈々、2013年)
音楽
シングル
- クラシック -CLASSIC-「オールドタイム」(1986年)※谷村新司とデュエット
- 想い出はタンゴに染めて「卒業試合」(1987年)
- イタイのそこが「エンド・マーク」(1989年)
アルバム
- ふらふら(1987年)
- ブラック・バージン(1989年)
個展(開催地)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 『テレビ・タレント人名事典 第5版』 日外アソシエーツ、2001年、235。ISBN 978-4816916779。
- ↑ 2.0 2.1 “9月7日 - 9月11日の「ラジオサロンdeくにまる」のゲストは奥田瑛二さん”. くにまるジャパン. 文化放送 (2015年9月7日). . 2017閲覧.
- ↑ “vol.3 パク・グニョン×辺真一 対談 『哀れ、兵士』が描き出すもの”. FT Focus. . 2017閲覧.
- ↑ 私の分岐点(第294回)エッセイスト安藤和津さん、『ビッグイシュー日本版』329号
- ↑ 男の履歴書 奥田瑛二
- ↑ 朝日新聞「どらく」ひとインタビュー 俳優/映画監督 奥田瑛二さん
- ↑ 零戦 〜搭乗員たちが見つめた太平洋戦争〜 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
- ↑ “相武紗季主演ドラマ『硝子の葦』から裸のポスター公開、追加キャスト9人も判明”. (2015年1月17日) . 2015閲覧.
- ↑ ““ミュージカル界のプリンス”井上芳雄、阿部サダヲと親子役”. ORICON (2015年2月25日). . 2015閲覧.
- ↑ “松本潤、主演ドラマ「99.9」で弁護士役に初挑戦! 香川照之×榮倉奈々と共演”. 映画.com (2016年2月25日). . 2016閲覧.
- ↑ “長谷川博己、推理サスペンス初主演 作者・法月綸太郎氏も太鼓判”. ORICON STYLE. (2016年9月1日) . 2016閲覧.
- ↑ “椎名桔平、ブラックマネーを操る男に!連続ドラマW「不発弾」共演に原田知世ら”. シネマカフェ. . 2018閲覧.
- ↑ “長谷川博己の指を二階堂ふみがなめて…『この国の空』映像初公開”. シネマトゥデイ (2015年5月8日). . 2015閲覧.
- ↑ “高橋伴明監督、20年ぶりエロス作…奥田瑛二&柄本佑“義理親子”が共演”. シネマトゥデイ (2015年4月30日). . 2015閲覧.
- ↑ “ベトナムの風に吹かれて;作品情報 - 映画.com”. 映画.com. . 2015閲覧.
- ↑ “綾野剛×榮倉奈々×瑛太×三浦友和×永瀬正敏ら超豪華キャスト!佐藤浩市主演『64』に集結”. シネマトゥデイ (2015年3月26日). . 2015閲覧.
- ↑ “岡田准一と西島秀俊が時代劇で初共演、木村大作の監督3作目「散り椿」”. 映画ナタリー. (2017年5月24日) . 2017-5-24閲覧.
- ↑ 日中共同制作 カンフーの聖地へ 世界遺産少林寺 奥田瑛二の鉄道とバスの旅(BS朝日)、2014年8月5日閲覧
外部リンク