奥尻島

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奥尻島
座標 東経139度28分02秒北緯42.14917度 東経139.46722度42.14917; 139.46722
面積 142.97 km²
最高標高 584 m
所在海域 日本海
所属国・地域 日本の旗 日本 北海道
地図
奥尻島の位置
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奥尻島(おくしりとう)は、北海道南西部の日本海上に浮かぶ。面積は142.97km2であり北海道では5番めに面積の広い島である(北方領土を除くと2位)。島全体で北海道奥尻郡奥尻町をなす。人口2,707人(2018年4月末現在)。また西部では温泉が湧出する。

産業、観光

町の町制施行は1966年1月1日。主な産業は漁業および観光。特に夏はウニイカが獲れる。山には航空自衛隊北部航空警戒管制団奥尻島分屯基地があり、レーダーサイトで日本の防空識別圏を24時間365日、領空侵犯監視を実施している。奥尻空港があり、日本航空北海道エアシステムにて運航)が函館空港から1往復就航する。また奥尻港には江差町との間に夏季往復2便、冬季往復1便せたな町との間に夏季のみ日に1便フェリーが運航する。

1993年7月12日に起こった北海道南西沖地震では、島の南西部の青苗地区を中心に津波の被害を受け200人あまりの死者を出した。当時約4,700人ほどあった人口は、被害による転出などがあり減少傾向にある。

北海道南西沖地震のあと、防波堤などの大規模な津波対策がなされた。スマトラ沖地震のあと、島における津波対策の先進地ということで各国の防災担当者から注目をあびることとなった。

H26年から毎年6月に奥尻ムーンライトマラソンが道道39号線が封鎖され行われる。 満月の月灯りのもと走るマラソン大会で、フルマラソン、ハーフマラソンがある。 また、大会前日は前夜祭、大会終了後は後夜祭があり、大会参加者に島の海産物など食事が振る舞われる。

  • 神威山(標高584m)
    神威山は島内最高峰で自衛隊敷地内に三角点がある[1]
  • 球島山(標高369.3m)

周辺の島・岩礁

奥尻島の周辺には岩礁が多数存在し、奇岩も見られる。

  • 無縁島(むえんじま)
標高63mで奥尻島周辺の島で一番高い。
  • 平島(ひらじま)
無縁島の隣にある平らな島。高さ10m。
  • 屏風立岩(びょうぶたていわ)
島西岸にある屏風のような大きな島。高さ37m。
他の島とは違い南に5キロも離れている。高さ10m。
  • 神威岩
  • 群来岩(くきいわ)
  • 鍋釣岩

  • 大岩生川
  • 青苗川

関連項目

脚注

外部リンク