太田市
太田市(おおたし)は、関東地方の北部、群馬県南東部(東毛)にある人口約22万人の市(群馬県内での人口は高崎市、前橋市に続き3番目に多い)。施行時特例市に指定されている。
SUBARUのお膝元(企業城下町)であり、北関東随一の工業都市である。隣接する桐生市や栃木県足利市と共に両毛地域を形成する。1948年(昭和23年)の市制施行当時の区域は旧新田郡。現在の市域は、旧山田郡・新田郡の区域で構成される。人口増加率は県内有数の伸びを示している。西に隣接する伊勢崎市(人口は約21万人・県下4位)と僅かの差で拮抗しており、両市とも人口は増加している。
Contents
概要
東京都心から北西に約80km、県庁所在地である前橋市からは東に約30km、高崎市からは同じく東に約40kmに位置する。
江戸時代には大光院の門前町・日光例幣使街道の宿場町(太田宿)として発達した。
大正期以降は、現在のSUBARUとその前身である中島飛行機・富士重工業の企業城下町として飛躍的な発展を遂げた。工業統計調査によると平成25年の工業製品出荷額等は2兆3491億3099万円で全国13位。これは広島市に匹敵する規模を誇り、浜松市や京都市、北九州市といった政令指定都市を上回る関東内陸工業地域を代表する工業都市である。工業製品の製造品出荷額等に占める輸送用機器の割合は7割を超え、富士重工を中心に坂本工業やしげる工業、東亜工業、イチタンといった関連メーカーの拠点の他、日野自動車新田工場など自動車産業の集積地といえる。
地理
群馬県南東部の関東平野北部に位置し(上毛かるたに「鶴舞う形の群馬県」と詠われている鶴の首部分に位置する)、南に利根川、北東に渡良瀬川に挟まれた地域にある。市内の標高が南部、南西部、北東部、東部は30 - 40mの低地、市街地付近など中央部と西部、北西部は40 - 70mだが、市街地北部に標高223mの金山がそびえ立ち、北西部の東武桐生線より東側や藪塚温泉付近は100m - 200m弱の八王子丘陵となっている。
歴史
町村制施行当時の町村
旧・太田市
旧・藪塚本町
旧・新田町
旧・尾島町
岩宿遺跡の発掘調査で明らかになったように、この地域には約3万年前の旧石器時代からヒトが住んでいた。
都市名の由来は、宿場町時代の「太田宿(おおたじゅく)」に因み、それ以前は新田義貞が生誕し、開拓した地であることから「新田荘(にったのしょう)」と呼ばれていた。
沿革
太田町
おおたまち 太田町 | |
---|---|
廃止理由 |
新設合併 太田町、九合村、沢野村、山田郡韮川村 → 太田市 |
現在の自治体 | 太田市 |
廃止時点のデータ | |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 群馬県 |
郡 | 新田郡 |
- 1889年(明治22年)4月 - 町村制施行に伴い、 1日新田郡に太田町・九合村・沢野村・鳥之郷村・強戸村・宝泉村が、山田郡に韮川村・毛里田村が誕生。
- 1893年(明治26年)7月15日 - 山田郡韮川村から矢場川村・休泊村が分立。
- 1934年(昭和9年) - ラジオ聴取加入普及率が県内の市町村でトップだった。
- 1936年(昭和11年) - 太田町が30万大都市構想を掲げた[1]。
- 1940年(昭和15年) 4月 - 太田都市計画新興工業都市建設区画整理事業が内務省から告示された。太田都市計画区域のうち対象面積は3800haでそのうち「公園緑地ハ総地積ノ3%以上」、「小学校敷地ハ23校分保留」、「土地用途ヲ工場・住宅・商店ニ適応スルヨウ決定スルモノ」とあるので市街化予定地であり、単純に比較するとこれは筑波研究学園都市の研究学園地区2,700haを超えていた。
旧・太田市
太田市 | |
---|---|
廃止日 | 2005年3月28日 |
廃止理由 |
新設合併 太田市、薮塚本町、新田町、尾島町 → 太田市 |
現在の自治体 | 太田市 |
廃止時点のデータ | |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 群馬県 |
面積 | 97.96km2 |
総人口 |
152,000人 (2004年3月1日) |
隣接自治体 | 木= |
太田市役所 | |
所在地 |
〒373-8718 群馬県群馬県太田市浜町2番35号 |
- 1940年(昭和15年) 4月 1日 - 新田郡九合村、沢野村、山田郡韮川村と合併し新・太田町となる。
- 1943年(昭和18年)11月 - 新田郡鳥之郷村が太田町に編入される。 1日
- 1943年(昭和18年) - 旧太田市(1963年 - 2005年)の市域組替人口が推計で約11万人近くでこれは1973年まで超えなかった[注釈 1]。
- 1945年(昭和20年) - 連日警戒警報・空襲警報が出され工場等各地の空襲の被害は甚大であったが、中心市街地の大部分は罹災を免れた。
- 1948年(昭和23年)5月 - 太田町が太田市となる。 3日
- 1957年(昭和32年) 4月 1日 - 新田郡強戸村と山田郡休泊村を編入する。
- 1960年(昭和35年)4月30日 - 太田大泉地区が首都圏市街地開発区域(現首都圏都市開発区域)に指定される。相模原市・町田市、八王子市・日野市、浦和市・大宮市に次いでの指定。
- 1960年(昭和35年)7月 - 山田郡矢場川村の一部を編入する。 1日
- 1963年(昭和38年) 4月 1日 - 新田郡宝泉村を編入する。
- 1963年(昭和38年)12月 - 山田郡毛里田村を編入する。 1日
- 1977年(昭和52年) - 太田駅前に「ベルタウン」が開店。
- 1981年(昭和56年) - 高林(現・高林寿町)に「ショッピングセンター・ラブ」が開店
- 1996年(平成 8年)7月 - 市内のパチンコ店で女児誘拐事件が発生。( 7日太田市パチンコ店女児連れ去り事件)
- 1998年(平成10年) - 現在の市役所庁舎が完成。
- 1998年(平成10年)10月10日 - 太田福祉会館内にエフエム太郎が開局。(現在は太田駅構内に移転。)
- 2000年(平成12年)6月10日 - 安養寺町(当時は新田郡尾島町安養寺)の日進化工で死者4名の爆発事故が起き、付近の民家も全壊、半壊するなどの被害を受けた。
- 2003年(平成15年)12月 - 石原町に 5日群馬県内最大級のショッピングセンター、「イオン太田ショッピングセンター」(現・「イオンモール太田」)開店。
- 2004年(平成16年)11月25日 - 太田駅高架化。
- 2005年(平成17年)3月26日 - 合併記念の花火大会が行われ各市町の特徴をイメージした花火が打ち上げられた。
新・太田市
- 2005年(平成17年)3月28日 - 旧太田市、新田郡尾島町、新田町、藪塚本町の1市3町が(新設合併)し、新たに太田市となる。
- 2005年(平成17年)7月 - 市章制定 1日
- 2006年(平成18年) - 太田駅新駅舎の躯体が完成。
- 2007年(平成19年)1月14日 - ベルタウンとユニー太田店閉店。跡地はドン・キホーテ他が入居する複合商業施設「ジェイ・プラザ」となる。
- 2007年 (平成19年)特例市に移行(隣接する伊勢崎市も同日移行)。 4月 1日 -
- 2008年(平成20年)3月 - 8日北関東自動車道・太田桐生インターチェンジと太田藪塚インターチェンジが開通。
- 2008年(平成20年) 4月 1日 - 新田・尾島・藪塚本町の各総合支所が庁舎に名称が変更となった。
- 2008年(平成20年)4月 - 日本人が 7日ブラジルに移民してから100周年を記念して天皇皇后両陛下が市内の小学校を訪問(大沢正明群馬県知事、清水聖義太田市長なども同席)。
- 2010年(平成22年)3月 - 前小屋町の 1日利根川南岸の南前小屋地区と二ツ小屋町の一部(約120ha)は生活基準が埼玉県深谷市になっているため同市に、利根川北岸にある深谷市高島の一部(約40ha)が当市に境界変更する[2]。
- 2011年(平成23年)3月19日 - 北関東自動車道が太田桐生ICから佐野田沼IC(栃木県佐野市)までの18.6kmが開通、これにより同自動車道が全線開通。
- 2016年(平成28年)4月1日 - 群馬県東部の水道事業が統合。群馬東部水道企業団が設立。
行政
歴代市長
代(旧太田市) | 氏名 | よみがな | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|---|
初 | 成田作兵衛 | なりた さくべえ | 1948年5月3日 | 1948年12月24日 |
2 | 中村藤兵衛 | なかむら とうべえ | 1949年2月15日 | 1949年8月8日 |
3 | 武藤傳次郎 | むとう でんじろう | 1949年9月22日 | 1953年9月14日 |
4 | 堀越節義 | ほりこし せつよし | 1953年9月15日 | 1957年9月14日 |
5 | 武川英男 | たけかわ ひでお | 1957年9月15日 | 1959年4月28日 |
6 - 9 | 田島宗仁 | たじま むねひと | 1959年6月16日 | 1975年6月15日 |
10 - 14 | 戸澤久夫 | とざわ ひさお | 1975年6月16日 | 1995年6月15日 |
15 - 17 | 清水聖義 | しみず まさよし | 1995年6月16日 | 2005年3月27日 |
代(新太田市) | 氏名 | よみがな | 就任年月日 | 退任年月日 |
初 - 4 | 清水聖義 | しみず まさよし | 2005年4月18日 | 現職(4期目) |
合併直前の3町の長
この節には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字(「山﨑 昭」の2文字目)が含まれています(詳細)。 |
- 初代市長の成田作兵衛は太田町の最終町長であり、1947年4月15日から任務している。
- なお、2005年3月28日に平成の大合併により新しい太田市が誕生してから同年4月17日までの間は、旧新田町長である山﨑 昭(やまざき あきら)が市長職務執行者を務めた。
- 新田町閉鎖時の新田町長
- 山﨑 昭(やまざき あきら)太田市社会福祉協議会長を歴任
- 尾島町閉鎖時の尾島町長
- 相澤 邦衛(あいざわ くにえ)太田市教育長を歴任
- 藪塚本町閉鎖時の藪塚本町長
- 桐生 博司(きりゅう ひろじ)太田市監査委員を歴任
市役所
市役所(本庁舎)は1998年(平成10年)に改築され、地下1階、地上12階の近代的なビルとなった。ビル型の庁舎は高崎市役所と同様である。
- 太田市役所本庁舎
- 〒373-8718 太田市浜町2-35
- 旧太田市役所を太田市役所本庁とし、他3町の庁舎は総合支所であったが、2008年4月1日より庁舎に変更。データは以下の通り。
- 新田庁舎(旧新田町役場)
- 〒370-0392 太田市新田金井町29
現在は農業関係の部署が入る - 尾島庁舎(旧尾島町役場)
- 〒370-0495 太田市粕川町520
現在は教育委員会があり、教育関係の部署が入る - 藪塚本町庁舎(旧藪塚本町役場)
- 〒379-2392 太田市大原町661-1
現在は開発事業関係の部署が入るほか、太田市土地開発公社、藪塚本町行政センターが庁内にある
市章・市紋章
旧太田市の市章(昭和11年制定)を廃止し、市民の投票により新太田市の市章を決定し、2005年6月28日に制定された。
市紋章は、市に関係の深い新田氏の家紋である「大中黒」に、ひらがなで「おおた」と入ったデザインであり、2005年7月1日に制定された。デザイン者は不明。
マスコット
太田市内の4つの地区をモチーフにしたキャラクターであり、「おおたん」という名前である。市役所などでぬいぐるみやバッジを販売している。また、太田駅構内には「おおたん」の石像があり、市民の待ち合わせスポットとしても利用されている。
構造改革特区
2003年4月、太田市の英語教育特区構想が構造改革特区第1号として認可された。これは小学校から高校までの一貫教育校を設立し、国語などを除き、すべて英語で授業を行う(英語イマージョン教育)という構想である。太田市が中心となって学校法人太田国際学園(理事長は清水聖義市長)が設立・認可され、2005年4月よりぐんま国際アカデミー(初代校長はユージーン・E・クーパー)が開校する。初年度は1年生(定員90名)と4年生(定員60名)が入学する。この先進的な取り組みに、国内外の教育関係者は注目している。
議会
市議会
合併直後は旧市町の議員をそのまま市議会議員としたため73名で構成されていたが、2007年4月22日の市議会議員選挙で約半分の38名に改選され、2011年4月24日の市議会議員選挙で34名となった。2015年の選挙では30人に定数削減
会派名 | 議員数 |
---|---|
創政クラブ | 10 |
おおた政研クラブ | 6 |
太田クラブ | 5 |
公明クラブ | 4 |
日本共産党 | 2 |
太田政友クラブ | 2 |
市民の会 | 1 |
群馬県議会(太田市選出)
- 定数:5名
- 任期:2015年(平成27年)5月11日~2019年(平成31年)5月10日
議員名 | 会派名 | 備考 |
---|---|---|
阿部知世 | ||
薬丸潔 | 公明党 | |
黒沢孝行 | リベラル群馬 | 党籍は国民民主党 |
井下泰伸 | 自由民主党 | |
穂積昌信 | 自由民主党 |
衆議院
- 任期 : 2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(平成33年)10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
群馬県第3区(2区に属さない太田市、館林市、邑楽郡) | 笹川博義 | 自由民主党 | 2 | 選挙区 |
長谷川嘉一 | 立憲民主党 | 1 | 比例復活 |
姉妹都市
- 今治市(愛媛県)
- 弘前市(青森県)(尾島地域)
- バーバンク市(アメリカ合衆国カリフォルニア州)
- ラファイエット市・ウェストラファイエット市 (アメリカ合衆国インディアナ州) - この2都市を中心とするラファイエット都市圏全体が太田市の姉妹都市になっている。SUBARUの北米生産拠点であるスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブが所在する。
- 営口市(中華人民共和国遼寧省)
地域
太田市では旧自治体単位で地域ごとに分割している。
地区 | 旧市町 | およその位置 |
---|---|---|
太田地区 | 太田市 | 中央部・東部 |
尾島地区 | 尾島町 | 南西部 |
新田地区 | 新田町 | 西部 |
藪塚本町地区 | 藪塚本町 | 北西部 |
市外局番
- 太田地域、尾島地区、新田地区は「0276」(太田MA)
- 藪塚本町地区は「0277」「78、79」(桐生MA)
元々桐生広域圏であったため「0277」であるが、これといって市外局番を新たに「0276」にするという話は現時点では無い。
郵便番号
- 太田地区:「373-00XX」、「373-08XX」
- 新田地域:「370-03XX」
- 尾島地域:「370-04XX」
- 薮塚本町地域:「379-230X」
住所表記
- ※太田地域は変更なし。
- ※SUBARU本工場は「太田市スバル町」。
- ※尾島地域と藪塚本町地域は従来の大字名に「町」が付いたのみで以下の通りである。
- 新田郡尾島町大字安養寺→太田市安養寺町
- 新田郡藪塚本町大字大原→太田市大原町
- ※新田地域はすべて「新田」が付き、その後に合併前の大字名が付く。
- 新田郡新田町大字市野井→太田市新田市野井町
ただし、例外もある。
- 新田郡尾島町大字堀口の一部(南ヶ丘団地)→太田市南ヶ丘町
新田郡尾島町大字堀口(上記以外)→太田市堀口町 - 新田郡尾島町大字太子町(たいしちょう)→太田市太子町(「町」が重なるため、付けなかった)
- 新田郡新田町大字反町→太田市新田反町町(にったそりまちちょう「町」が二重になっている)
また、尾島、新田、藪塚本町の三地域は大字が廃止された。(旧太田市の条例に則り、大字名の後に町を付け町制にしたため)
人口
太田市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
前述したとおり人口増加率は県内有数の伸びを示している。西に隣接する伊勢崎市(人口は約21万人・県下4位)と僅かの差で拮抗しており、両市とも人口は増加している。
交通
SUBARUの企業城下町であるためか自動車の依存度が高く、ラッシュ時の渋滞が激しい。鉄道は東武鉄道太田駅からたすき状に4方向へと路線が伸び、県内東部(東毛)の交通の要衝の1つとなっている。特急りょうもうが太田駅と藪塚駅(一部木崎駅に停車)に停車し、浅草駅まで運行されているが、都心への接続があまりよろしくない。そのため、北千住駅で東京メトロ(日比谷線・千代田線・半蔵門線)に乗り換える人も少なくない。また、所要時間が浅草まで約80分で、なおかつ特急料金も含まれて2,000円以上もするため、熊谷駅や籠原駅から高崎線を利用する市民もいる。(熊谷から上野まで約60分、新宿まで約75分)
2007年までは市内には高速道路がなく、市民は東北自動車道・館林ICや佐野藤岡IC、関越自動車道・東松山IC、北関東自動車道・伊勢崎ICなど近隣のインターチェンジを利用していたが、2008年3月8日には北関東自動車道が太田桐生ICまで延伸し、高崎JCTで関越自動車道に接続できる様になり、長野県(藤岡JCTで上信越自動車道経由)や新潟県にも短時間で行くことができるようになった。さらに、2011年3月19日には太田桐生ICと佐野田沼IC間が開通し同自動車道は全線開通となり岩舟JCTで東北自動車道との接続も可能になり、東北地方や茨城県に行くことができるようになった。しかし都心へは、花園ICや東松山ICから関越道、館林ICから東北道を利用した方が速い場合もある。勿論、一般道で1時間もかかる前橋市や高崎市へも30分ほどで行けるようになった。東毛幹線開通(国道354号)により 県内東西交通の利便性が増した。
道路
- 高速道路
- 北関東自動車道
- 太田藪塚IC(大原町)
- 太田強戸PA/スマートIC(成塚町・大鷲町・北金井町)
- 太田桐生IC(東今泉町)
- 北関東自動車道
- 一般国道
- 主要地方道
- 県道
- 市道
- 太田市道太田環状線
- ラフィエット通り
- バーバンク通り
道の駅
鉄道
市内には東武鉄道が3路線(4方面に)走っているが、太田駅から下りの列車はすべてワンマン運転となっており、昼間は乗客も少ない。東京方面に行く場合は東武伊勢崎線特急電車「りょうもう号」で、北千住駅まで約70分。また熊谷駅からJR高崎線を利用する乗客も多い。
市内にある東武鉄道の駅は9駅で、栃木県日光市の12駅に次ぎ2番目に多い。また、同じ市内に東武鉄道の路線が3路線ある自治体は本市と同県の館林市のみである。
人口20万人以上の特別区および市の中でJRの駅が無いのは太田市の他に、茨城県つくば市、埼玉県春日部市、埼玉県草加市、東京都世田谷区、東京都目黒区、東京都文京区、東京都練馬区、東京都調布市、神奈川県大和市、神奈川県厚木市、愛知県豊田市、大阪府豊中市、沖縄県那覇市がある。これらは目黒区・文京区・大和市を除きJRの鉄道路線自体が通らないことも共通する。
バス
かつては市内に東武バスの路線が複数あったが、現在は東武鉄道系の朝日自動車(太田営業所)による太田駅 - 熊谷駅の路線があるのみである。
太田市が運営する路線バス・シティライナーおおた(市内にある矢島タクシーに運行を委託)も運行していたが2010年3月31日で新田線・尾島線を除く路線は廃止された[注釈 2]。現在は市が直営で無料のデマンドバス(予約制バス)を交通弱者を対象に運行している。無料のデマンドバスは全国でも例が無く、各地から視察が来ているという[注釈 3]。
そのほかBUSターミナルおおたから各地への遠距離バスなどがある。
中距離バスでは、高崎・前橋から宇都宮間を結ぶ高速バスが運行を開始したが、両地域の中間地点であり、競合する直通の交通手段が無いにもかかわらず太田・足利には停車しない。
※現在、高崎宇都宮間の高速バスは営業停止中である。
路線バス
- 太田駅南口 - 熊谷駅正面口(朝日自動車)
- おおたCityシャトル500 太田駅南口 - BUSターミナルおおた - 熊谷駅南口(矢島タクシー)
- 新幹線のダイヤに対応しており、最終の新幹線(下り)にも対応している。
- 太田駅南口 - イオンモール太田(矢島タクシー)
- 太田駅北口 - 新田暁高校(市営・矢島タクシーに運行委託)
- 太田駅北口 - 尾島歴史公園(市営・矢島タクシーに運行委託)
- 太田駅北口 - 市内循環線(市営・矢島タクシーに運行委託)※2014年4月運行開始。
- 太田記念病院 - 本島総合病院-太田駅北口・イオンモールおおた経由 - 邑楽町役場(邑楽町公共バス・矢島タクシーに運行委託)
- 太田記念病院 - 本島総合病院-太田駅南口・大泉町役場経由 - 千代田町役場(大泉町公共バス・矢島タクシーに運行委託)
おうかがい市バス(デマンドバス・矢島タクシーに運行委託)
- 市内全域で75歳以上の身体障がい者および重度の知的・精神障がい者を対象に運行する事前予約制の無料福祉バス。前日までに利用時間や目的地を告げて予約すると、自宅から市内の商店・病院、最寄り駅などまで送迎してくれる。一見、コストがかかりそうなシステムだが、朝夕はスクールバスを運転する運転手が昼間おうかがい市バスを運転するなど別の事業との組み合わせで無駄を廃している。
BUSターミナルおおた発着の長距離バス路線
経済
産業
主な事業所
「スバル」のブランド名で知られるSUBARUの企業城下町として有名。SUBARUの社員および家族が多く、市内の企業もスバル車を使用しているところが多い。市内にはSUBARUおよびその系列企業の工場が多数点在している。
NECパーソナルコンピュータの前身のNEC群馬はNECのデスクトップパソコンと周辺機器を開発生産していた。主力はPC-9800シリーズであった。ミシュラン太田サイトは、欧州、米国、日本と世界に3か所ある研究開発センターのひとつである。
更に2008年3月8日には北関東自動車道・太田桐生ICと太田藪塚ICが開通し、両インター周辺にも工場等が進出する予定である。
- SUBARU群馬製作所(スバル町)、同群馬製作所矢島工場(庄屋町)
- 三菱電機群馬製作所(岩松町)
- サッポロビール群馬工場(新田木崎町)
- サッポロビール群馬焼酎工場(世良田町)
- 日野自動車新田工場(新田早川町)
- 澤藤電機(新田早川町)
- AGF関東(世良田町)
- キッコーマン群馬工場(世良田町)
- 明電舎太田事業所(西新町)
- コクヨ群馬工場(新田反町町)
- ミシュラン(植木野町)
- オギハラ(高林寿町)
- イチタン(新道町)
- モメンティブ・パフォーマンス(旧称:GE東芝シリコーン)太田事業所(西新町)
- NECパーソナルコンピュータ(旧称:NECパーソナルプロダクツ)(西矢島町)
- センコー北関東ロジスティクスセンター(新田大町)
工業団地
- 東部工業団地(東新町地内)(UDトラックス、三和シヤッター工業など)
- 西部工業団地(西新町地内)
- 尾島工業団地 (世良田町地内)(ボッシュ、サンノーバ)
- 尾島第二工業団地(世良田町地内)(味の素ゼネラルフーヅ、キッコーマン)
- 新田中部工業団地(新田木崎町、新田反町町地内)(コクヨ、王子製鉄)
- 新田西部工業団地(新田早川町地内)(日野自動車、澤藤電機)
- 藪塚工業団地(大原町地内)
商業
スーパーマーケット「フジマート」・「マルシェ」・居酒屋チェーンの「いっちょう」などを展開するフレッシュコーポレーション本社が市内にある。
ショッピングモール
- イオンモール太田(旧・イオン太田ショッピングセンター)(石原町、2003年(平成15年)12月5日開店[3])
- パワーモールおおた(飯塚町)
- ニコモール新田(新田市野井町)
- 太田東ショッピングモール(植木野町)
- 下田島ショッピングモール(下田島町、2004年(平成16年)12月21日開店[4])
- 小舞木ショッピングセンター(小舞木町)
スーパーマーケット
- イオン太田店(イオンモール太田内、石原町)
- Aコープブレイス(新田市野井町)、新田店(新田早川町)
- ベイシア 尾島店(安養寺町)、おおたモール店(パワーモールおおた内、飯塚町)
- トライアル 太田由良店(由良町)
- とりせん 太田新井店(新井町)、東矢島店(東矢島町)、下田島店(下田島町)[5]、、城西の杜店(城西町)[6]、大原店(大原町)[7]
- フレッセイ 宝泉店(宝町)、鳥山店(鳥山上町)
- アバンセ藪塚店(大原町)
- コープぐんま 新井店(新井町)、藪塚店(大原町)
- ヤマグチ太田韮川店(台之郷町)
- ヤオコー太田小舞木店(小舞木町、2007年(平成19年)4月6日開店[8])
- ベルク 竜舞店(竜舞町)、太田植木野店(植木野町)[9]
ホームセンター
- ジョイフル本田 新田店(新田市野井町)
- カインズホーム (おおたモール店(パワーモールおおた内、飯塚町)
- ビバホーム 藪塚店(大原町)
- コメリハードアンドグリーン 新田店(新田木崎町)、太田大島店(大島町)
- ニトリ 太田店(南矢島町)
ディスカウントストア
- ドン・キホーテ 太田店(飯田町)
家電量販店
- コジマ 太田店(西本町)
- ヤマダ電機 テックランド太田飯田町店(飯田町)
- PC DEPOT 太田店(飯塚町)
- ベイシア電器 おおたモール店(パワーモールおおた内、飯塚町)
- ケーズデンキ 太田店(高林寿町)
映画館
- イオンシネマ太田(イオンモール太田内、石原町)
金融機関
- 群馬銀行 太田支店、太田中央支店、太田西支店、韮川支店、新田支店、尾島支店、大原支店など
- 足利銀行 太田支店、太田南支店など
- 東和銀行 太田支店、太田西支店、高林支店
- 栃木銀行 太田支店
- ゆうちょ銀行 太田店
- 三井住友銀行 太田支店
- ブラジル銀行 群馬支店…2014年8月1日廃店
- 桐生信用金庫 太田支店など
- しののめ信用金庫 藪塚支店
- 東群馬信用組合
- あかぎ信用組合 太田支店 新田町支店
観光
明治以降も金山大光院は各地からの行楽客で賑った。東京から郊外電車が走る目的地の1つだった。古墳時代の東国文化、『太平記』や建武の新政への影響、徳川の発祥、高山彦九郎の幕末の志士への影響などの史実がある。
SUBARUの企業城下町であることから、同社にちなんだ「スバル最中」(伊勢屋)[10]、「スバルサブレ」(新虎)[11]といった土産菓子がある。
近年では、太田市内に焼きそば店が多く営業することから、市の観光協会では「焼きそばの街」としての売り込みを始め、太田焼きそばとして知られている。
市内には数々の史跡があり、「歩け歩け大会」が開催されている。
太田市北部運動公園は春季には芝桜が、秋季から冬季にかけてイルミネーションが見られ、北関東自動車道からも一望できる。
史跡・名所
市内全体に史跡が点在しているが、特に尾島地域は「徳川氏発祥の地」と呼ばれ世良田東照宮などの史跡があり、「尾島歴史公園」がある。縁切寺満徳寺も世界で2つしかない縁切寺として海外のマスコミに取り上げられている。
- 新田金山城(国史跡)
- 金山-市中心部にそびえる山
- 大光院(金山町)
- 世良田東照宮(世良田町)
- 長楽寺(世良田町)
- 太田市立新田荘歴史資料館(世良田町)
- 太田市立縁切寺満徳寺資料館(徳川町)
- 太田市立藪塚本町歴史民俗資料館(藪塚町)
- 太田市立高山彦九郎記念館(細谷町)
- 太田市立大隅俊平美術館
- 反町薬師(新田反町町)
- 生品神社(新田市野井町)
- 冠稲荷神社(細谷町)-ボケの花が有名
- 太古庵 – 1938年開館の博物館
- 世良田八坂神社(世良田町)[12]
- 天神山古墳(内ケ島町)
- 太田吉沢ゆりの里(吉沢町)
レジャー・歓楽街
- ぐんまこどもの国
- 八王子農園
- 三日月村
- カンケンプラザWOW(かつて太田コロナワールドがあったが、2012年3月で閉鎖。同4月にNEXUSが太田スマイルタウンとしてリニューアル)
- ジャパンスネークセンター
- スバルビジターセンター
- 南一番街
温泉
- やぶ塚温泉(藪塚町、藪塚本町地域)
- 温泉施設
- 太田金山温泉・安眠の湯(下小林町、太田地域(イオンモール太田に隣接))
- ユーランド新田(新田金井町、新田地域)
- 尾島・利根の湯(備前島町、尾島地域)
- 天然温泉 湯楽部(植木野町、太田地域(旧コロナの湯、太田スマイルタウン内))
特産物
イベント
- おおた芝桜まつり(4月上旬-5月上旬) 東日本最大級の100万本の芝桜が植えられ観光地として定着しつつある。
- 八瀬川桜まつり(4月上旬)
- 太田まつり(7月第3土曜・日曜)
- 新田まつり(8月第2土曜・日曜)
- 藪塚まつり(8月第1土曜)
- 尾島ねぷたまつり(8月14日・15日)
- 航空ページェント(尾島町地域)(11月3日)
- 出雲神社えびす講(伊佐須美神社境内)(11月19日・11月20日)
スポーツ
毎年1月1日に行われる全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)は伊勢崎市から国道354号を経由して太田市役所本庁舎前が第4中継所(4区→5区)となっており、県道太田桐生線を経由して桐生市に抜けるコースをとる。
スポーツチーム
- SUBARU陸上競技部 - ニューイヤー駅伝への出場と地域社会の活性化への貢献を目的として1998年6月に太田市を拠点に結成されたものである。
- SUBARU硬式野球部(旧:富士重工業硬式野球部) - 1953年に創部。太田市に本拠地を置く社会人野球の企業チーム。練習グラウンドは太田市運動公園野球場。
- 太田球友硬式野球倶楽部 - 太田市に本拠地を置く社会人野球のクラブチーム。
- パナソニック ワイルドナイツ(旧:三洋電機ワイルドナイツ) - ジャパンラグビートップリーグに加盟する三洋電機のラグビー部。本拠地は邑楽郡大泉町だが、練習グラウンドを太田市内に置いている。
教育
教育委員会本部は尾島庁舎内にある。
大学・短期大学
- 関東学園大学(藤阿久町)
- 群馬松嶺福祉短期大学(内ケ島町、2011年廃校)
- 群馬大学太田キャンパス 工学部(2008年度開設、本町)
専修学校・その他
- 太田情報商科専門学校(東長岡町)
- 太田医療技術専門学校(東長岡町)
- 太田自動車大学校(東金井町)
- 太田高等看護学院(八幡町)
高等学校
- 群馬県立太田高等学校(西本町)
- 群馬県立太田女子高等学校(八幡町)
- 群馬県立太田東高等学校(台之郷町)
- 群馬県立太田工業高等学校(茂木町)
- 群馬県立太田フレックス高等学校(下田島町)
- 群馬県立新田暁高等学校(新田大根町)
- 太田市立太田高等学校(細谷町)
- 私立ぐんま国際アカデミー高等部(内ヶ島町)※小中高併設
- 私立常磐高等学校(飯塚町)
中学校
- 太田市立西中学校(八幡町。太田小・鳥之郷小通学区域)
- 太田市立東中学校(飯塚町。中央小・九合小通学区域)
- 太田市立北中学校(熊野町。太田東小・韮川西小通学区域)
- 太田市立南中学校(高林北町。沢野小・沢野中央小・南小通学区域)
- 太田市立旭中学校(飯塚町。旭小通学区域)
- 太田市立城西中学校(新野町。城西小・宝泉東小通学区域)
- 太田市立城東中学校(韮川町。韮川小・駒形小通学区域)
- 太田市立休泊中学校(龍舞町。休泊小通学区域)
- 太田市立宝泉中学校(宝町。宝泉小・宝泉南小通学区域)
- 太田市立毛里田中学校(矢田堀町。毛里田小通学区域)
- 太田市立強戸中学校(石橋町。強戸小通学区域)
- 太田市立尾島中学校(亀岡町。尾島小・世良田小通学区域)
- 太田市立木崎中学校(新田木崎町。木崎小通学区域)
- 太田市立綿打中学校(新田上田中町。綿打小通学区域)
- 太田市立生品中学校(新田市野井町。生品小通学区域)
- 太田市立藪塚本町中学校(大原町。藪塚本町小・藪塚本町南小通学区域)
- 太田市立太田中学校(細谷町)※太田市立太田高等学校との間で併設型中高一貫教育を行っている。
- 私立ぐんま国際アカデミー中等部(内ヶ島町)※小中高併設
小学校
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特別支援学校
- 太田市立太田養護学校(藤阿久町)
- 群馬県立太田高等養護学校(藤阿久町)
研修施設
- 東毛少年自然の家(藪塚町)
出身有名人
歴史上の人物
政治家・経済人
- 大澤正明(八代目・群馬県知事)
- 大谷秀之(実業家)
- 柿沼正明(衆議院議員-民主党、財務金融委員会理事、政治倫理の確立および公職選挙法改正に関する特別委員会委員、元みずほコーポレート銀行員)
- 小山五郎(元三井銀行会長)
- 渋沢市郎(子爵・渋沢栄一の妹婿、旧姓・須永、埼玉県会議員)
- 初代澁澤金蔵(質商、政治家)
- 二代澁澤金蔵(群馬県多額納税者、銀行家)
- 三代澁澤金蔵(群馬県多額納税者、貴族院議員)
- 清水聖義(太田市長)
- 須永好(衆議院議員)
- 須永徹(衆議院議員)
- 戸澤久夫(元太田市長)
- 中島知久平(衆議院議員-立憲政友会革新派総裁、SUBARUの前身である中島飛行機の創立者)
- 中島源太郎(衆議院議員-自由民主党-元文部大臣)
- 葉住利蔵(衆議院議員-立憲政友会)
- 伏島近蔵(実業家)
- 武藤金吉(衆議院議員-立憲政友会、上野新聞社長)
学者
文化人
- 田中純一郎 - 松倉寿一(元キネマ旬報編集長、映画史家)
- 大隅俊平(日本刀人間国宝)
- 山田久美(女流棋士)
- ちば拓(漫画家)
- ほるまりん - 高柳裕一(漫画家)
- 伊平崇耶(日活プロデューサー、構成作家)
- 対比地一正(コンテンポラリーアーティスト)
- 今井一隆(演出家)
- 岐部昌幸(構成作家)
芸能人
- 内田彩(声優)
- 岡田浩暉(俳優)
- 翁家さん馬(落語家)
- 片岡千恵蔵(俳優)
- 桐生かほる(元女優)
- ざわちん(AKB48・板野友美のそっくりタレント)
- 清水依与吏(ミュージシャン、back numberのVocal&Guitar)
- TARAKO(声優、ちびまる子ちゃんの「さくらももこ」役)
- DE DE MOUSE - 遠藤大介(音楽家)
- 平田弥里(タレント、グラビアアイドル)
- ほずにゃむ(モデル・『小悪魔ageha』)
- 三國連太郎(俳優、出生地)
- 松下桂子(「しじみとさざえ」のしじみ)
- 舞雛かのん(元宝塚歌劇団月組娘役)
スポーツ選手
- 正田樹(投手)
- 室田淳(プロゴルファー)
- 岡部幸雄(元騎手)
- 怨霊(プロレスラー、666所属)
- 高橋秀聡(元プロ野球・福岡ソフトバンクホークス・オリックス・バファローズ投手)
- 中山慎也(プロ野球・オリックス・バファローズ投手)
- 斎藤佑樹(プロ野球・北海道日本ハムファイターズ投手)
- 高田裕司(アマチュアレスリング)
- 森田あゆみ(テニス・北京オリンピック出場)
- 中里麗美(陸上競技中・長距離走・マラソン選手)
- ラトゥ・クルーガー(ラグビー選手・パナソニック ワイルドナイツ)
アナウンサー
その他
ゆかりのある人物
- 新田義貞(鎌倉時代の武将)
- 世良田義季(徳川将軍家の遠祖)
- 彦狭島王 - 上古の上野国守により八幡山古墳(八幡町)頂上の神社に祀られ後に八幡宮を合祀。
- 源義国 - 晩年まで居住。
- 新田義重 - 新田荘を継ぎ開発し下司職をした。祖とする家系が多い。源義家の孫。
- 国良親王 -
- 徳川家康 - 先祖を供養するため大光院を建立。
- 呑龍 -
- 天海 - 居住?し長楽寺を天台宗に改宗し住職をした。
- 新井白石 - 先祖代々が新井町(かつては荒居、荒井、新井村)出身。
- 生田万 - 居住し大門通りに私塾厚載館を開く。直後に生田万の乱を起こす。館林藩出身。
- 糸川英夫 - 八幡町に居住し中島飛行機太田製作所で九七式・隼・鍾馗等の設計に携わり実験室で独力でジェットエンジンを開発した。
- 三島由紀夫 - 学徒勤労動員で中島飛行機小泉製作所付属東矢島寮(末広住宅)に入寮。
- 百瀬晋六 - 晩年まで居住。富士重工技術者。
- 梅津智史(テレビ東京経済部記者、出生地)
- 笹川博義(政治家・自民党衆議院議員、元群馬県議会議員) - 住所が太田市小舞木町[14]。
公共施設
警察
消防
ラジオ局
市が登場する作品
- 三太郎頑張る
- 大魔神 市出土の挂甲武人埴輪がモデル
- 太平記 (NHK大河ドラマ)
- リリイシュシュのすべて
- 真夜中の弥次さん喜多さん
- アンフェア the movie
- カイジ
- 放課後のプレアデス 作中に登場するバス停留所の地名(スポンサーであるスバルの工場名の矢島、太田北、大泉)として登場。
- 群青色の、とおり道 太田市合併10周年記念の映画作品
脚注
注釈
出典
- ↑ 『太田市歴史年表』
- ↑ “週刊首都圏 - 飛び地、線上のドラマ-”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2010年5月28日)
- ↑ “イオン太田ショッピングセンター12月5日(金)グランドオープン 群馬県太田市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2003年12月1日)
- ↑ “太田下田島ショッピングモール 昨年12月21日オープン 群馬県太田市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2005年1月20日)
- ↑ “とりせん下田島店 来春1月12日オープンへ 群馬県太田市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2004年6月28日)
- ↑ “とりせん城西の杜ショッピングモール 10月8日オープンめざす 群馬県太田市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2007年3月15日)
- ↑ “とりせん大原店 群馬県太田市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2009年2月23日)
- ↑ “ヤオコー太田小舞木店 4月6日オープン 群馬県太田市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2007年5月14日)
- ↑ “ベルク、マツモトキヨシ、西松屋チェーン 太田植木野モール 来年8月6日開店めざす 群馬県太田市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2005年12月26日)
- ↑ “お菓子類 (1)”. 太田市物産振興協会. . 2017閲覧.
- ↑ “お菓子類 (2)”. 太田市物産振興協会. . 2017閲覧.
- ↑ 公式
八坂神社 (太田市) - ↑ 山下清海(2014)"斎藤 功先生のご逝去を悼む"地理学評論(日本地理学会).87(4):351-352.(351ページより)
- ↑ 県議会議員プロフィール 笹川博義自民党群馬県支部連合会。2015年12月25日閲覧。
関連項目
外部リンク