太田プロダクション
株式会社太田プロダクション(おおたプロダクション)は、日本の芸能事務所。所在地は東京都新宿区。
1963年(昭和38年)7月20日、新宿松竹文化演芸場の支配人から転身した磯野勉が設立。磯野は高齢となったこともあり会長に退き、民放テレビ局勤務の経験がある息子の太が社長職を引き継いだ。太の母で勉夫人の磯野(旧姓:太田)泰子が副社長を務める。日本音楽事業者協会(音事協)に加盟している。
Contents
概要
関東では老舗のお笑いタレント事務所。創設以来数々のお笑いタレントを輩出している。
1960年代初期のトリオコント・ブームでは、てんぷくトリオやナンセンストリオ、トリオ・スカイライン、ギャグメッセンジャーズを輩出。1970年代末期の第一次ものまねブームでは、はたけんじ、若人あきら(現・我修院達也)や、当時、コミックバンドとして活動していた殿さまキングスを輩出した。
1980年代の漫才ブーム以降は、『オレたちひょうきん族』に出演したツービートや片岡鶴太郎、山田邦子らを次々と世に送り出した。1990年代以降はダチョウ倶楽部、松村邦洋、有吉弘行、劇団ひとりといったお笑い芸人を輩出しており、主にピン芸人が活躍する傾向にある。
1980年代にはビートたけしや片岡鶴太郎、山田邦子らといった当時のテレビ界には必要不可欠だったタレントを数多く抱えていたことから「泣く子も黙る太田プロ」と称され、在京キー局においては吉本興業以上に強い影響力を持っていたが、たけしをはじめとしたたけし軍団らが独立してオフィス北野を設立したことや、看板タレントの一人である片岡鶴太郎が俳優業にシフトしたことにより一時の影響力は影を潜めている。その後も所属タレントの独立・移籍・解散などが繰り返されながらも、一線で活動する数多くの有名俳優やタレントを抱えている。
2000年代後半以降はAKB48の大島優子[1]、前田敦子[2]、小野恵令奈[3]、指原莉乃[4]、北原里英、野呂佳代[5]、横山由依、入山杏奈、NGT48の中井りかがoffice48やAKSから移籍している。またプロボクサーのライセンスを取得した片岡鶴太郎の縁で、元プロボクシング世界王者のマネジメントも手掛けている。東京・名古屋にタレント養成スクール(太田プロエンタテイメント学院)を開設。2015年には福岡、2016年には札幌にも開設した。
所属タレントの報酬(ギャラ)は、社長から現金で手渡しというシステムを採っている[6]。
所属タレント
あ行
あ
い
う
- ヴィンテージ(しゅん、のぶ)
え
お
か行
か
き
く
け
こ
さ行
さ
- サイクロンZ
- 斉藤慶子
- 笹木香利
- 指原莉乃(HKT48〈HKT48劇場支配人〉・Not yet・元AKB48)
- 佐藤弘道 ※ 業務提携(オーツースリー所属)
- 360°モンキーズ(山内崇、杉浦双亮)
- 三遊亭楽麻呂
し
す
せ
た行
た
- ダーリンハニー(長嶋智彦、吉川正洋)
- タイムマシーン3号(山本浩司、関太)
- 高木美也子
- 高島礼子(2011年12月1日 - 2013年7月20日はエイベックス・マネジメント所属で、業務提携扱い)
- 竹本聡子
- 竹原慎二
- ダチョウ倶楽部(上島竜兵、寺門ジモン、肥後克広)
ち
つ
て
と
な行
な
- 中井りか(NGT48)
- 長岡尚彦(元・幕末塾)
- 中島大介
- 中村国生
- 八代目 中村芝翫 ※業務提携(スプリングフィールド所属)
- 名倉七海(元テレパシー)
- ナジャ・グランディーバ
- 中村守里(ラストアイドルセカンドユニット「Love Cocchi」)
に
ぬ
ね
の
は行
は
ひ
ふ
- 風藤松原(風藤康二、松原義和)
- ブラックパイナーSOS(山野拓也、内藤正樹)
- FREE MONKEY(宗像祐太朗、磯野大輔、志野譲二)
- 古本新乃輔
- ぶらっくすわん
へ
- 別府武彦
- 辺見えみり
ほ
ま行
ま
み
む
め
も
- 森迫永依
- 森元芽依
や行
や
よ
- 横山由依(AKB48・Not yet)
ら行
ろ
- 六六三六(柳沢太郎、柴田賢佑)
わ行
かつて所属していたタレント
男性
- 赤星朗
- 浅生雄也
- いけがみこう太
- 伊藤俊人(在籍中に死去)
- 江頭2:50
- 我修院達也(当時は若人あきら)
- 河崎良侑(L.A.F.U.)※よしもとクリエイティブエージェンシーへ移籍
- 川原ひろし
- 国守男
- 小谷恭介
- 小林すすむ(在籍中に死去)
- 小脇健次
- 佐々木雄一郎
- 佐藤峻(元・NAKED BOYZ)
- 新森大地 ※オフィス エルアール所属
- 菅田俊
- 田上尚樹(元・NAKED BOYZ)
- 塚原賢二
- ドトール富沢
- 鳥居孝行 ※サンミュージックプロダクションへ移籍
- 新妻悠太(元・トップリード、2018年2月6日付で契約解除[7]。)
- 中川翔太
- 仲沢景(元・NAKED BOYZ)
- 南雲勇助
- 中条きよし
- 南部虎弾(元・ダチョウ倶楽部、現:電撃ネットワーク)
- 新田純一
- 能見達也
- 野口卓磨 ※オフィス亜都夢所属
- 羽賀研二(当時は羽賀健二)
- はたけんじ
- 畑俊樹
- 馬場雅夫
- 原宿ゴリラ ※オフィサーエージェント・バロックワークス所属
- 春一番
- 前田政二
- マグナム北斗
- 三上大和
- みつまJAPAN'(当時は三津間小太郎)
- 村上雄紀(元・NAKED BOYZ)
- 元木諒(元・NAKED BOYZ)
- 山岸孝一郎(元・NAKED BOYZ)
- 山田宗和
- 渡航輝
- 元・幕末塾
- 米倉啓
- 猫柳ロミオ
女性
- 市川翔子
- 伊藤雅子
- 岩崎紀世
- 太田光代(当時は松永光代)
- 岡野ゆかり(元・コントペコちゃん)
- おかもとまり
- 小野恵令奈(元・AKB48) ※レプロエンタテインメントへ移籍
- カイヤ ※スカイコーポレーションへ移籍
- 片平夏貴(当時は東きみよ)
- 川島なお美(在籍中に死去)
- 川村ティナ
- 久保いろは(モエヤン/当時は久保沙耶香)
- 近藤姫子
- 胡桃沢ひろこ
- 田中ひさみ
- 谷口真衣
- 中島啓江 ※業務提携(ピュアハーツ所属)
- 中江里香 ※東映俳優センターへ移籍
- 中村朝佳
- にしおかすみこ(当時は西岡すみこ)
- 真白由春
- 松崎由香
- 南あいこ
- 皆瀬まりか ※三木プロダクション所属
- 南美希子
- 若林志穂
- 矢木沢まり
- 山崎玲子
グループ
- あご&きんぞう
- 市村・近藤
- 大川興業
- おきゃんぴー(解散)
- 鬼のパンツ
- おぼっちゃま(解散)
- おんなのこ
- カメレオンブラザーズ
- ギャグメッセンジャーズ
- コロンボ
- 猿岩石(解散)
- スープレックス
- たけし軍団 ※オフィス北野へ移籍
- Wクラッチ
- Wモアモア
- チャーリーカンパニー
- ツービート
- ツーツーレロレロ
- てんぷくトリオ
- 東京タイツ
- トップリード(解散)
- トリオ・スカイライン
- ナンセンストリオ
- ネプチューン ※渡辺プロダクションへ移籍
- のみくい処
- ノンキーズ
- Barbie's
- 爆笑問題 ※タイタンへ移籍
- ヒップアップ
- ビビる ※渡辺プロダクションへ移籍
- 部長クラス
- ポップコーン
- まじかるず(解散)
- U-turn
- ライフライン
- ダ・ドゥーン
- 高橋小形
- LOVE40
- くらげライダー