大雪山国立公園
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大雪山国立公園(だいせつざんこくりつこうえん)
北海道中央部,日本最大の規模をもつ自然公園。面積 2267.64km2。1934年指定。上川総合振興局,十勝総合振興局の所管区域にまたがる。古生層を基盤とする日高山脈と千島火山帯が合する地で,旭岳(2290m)を主峰とする大雪山火山群,トムラウシ火山群,十勝岳火山群が連なり,「北海道の屋根」と呼ばれる。石狩川,音更川などの河川が公園中央部の石狩岳に源を発し,層雲峡,天人峡,羽衣の滝などの峡谷美,然別湖,糠平湖などの湖水の景観にも恵まれる。また層雲峡温泉,愛山渓温泉,旭岳温泉,白金温泉,糠平温泉など温泉の数も多い。大雪山(全山が国の特別天然記念物)を中心に珍しい高山植物,動物,昆虫類の宝庫となっている。