大河原駅 (宮城県)
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大河原駅(おおがわらえき)は、宮城県柴田郡大河原町大谷(おおや)字町向(まちむかい)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
関西本線にも大河原駅があるため、乗車券は駅名に「(北)大河原」と発券され、券面に印字される。
歴史
- 1887年(明治20年)12月15日 - 開業。
- 1890年(明治23年)
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2003年(平成15年)
- 2008年(平成20年)2月23日 - 駅構内のベンチが交換される。
- 2009年(平成21年)4月11日頃 - 1番線に乗車口設置(ペンキなどで書かれたもの)。
- 2010年(平成22年)3月26日 - 多目的トイレが設置され、トイレがリニューアルされる。
- 2011年(平成23年)9月27日 - 岩沼駅での信号設備火災の影響で、岩沼駅の5番線が使用不能になった為、岩沼駅折り返しの一部列車が一旦、当駅2番線まで回送され、再び折り返して岩沼駅の4番線まで回送される措置がとられた。11月1日より岩沼駅の信号設備復旧工事が終了したため、東北本線のダイヤ及び岩沼駅のホーム運用が通常通りとなり、この措置は終了した。
- 2014年(平成26年)10月1日 - 業務委託化。なお委託化直前まで管理駅(自駅のみ単独管理)で駅長が配置されていた(船岡駅・白石蔵王駅からの助勤も行われていた)。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
周辺にある3線存在する多くの駅はホームの東側に改札がある駅が多いが、大河原駅は西側に改札がある。
JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅で、岩沼駅が当駅を管理する。みどりの窓口・Suica対応自動券売機・自動改札機設置(自動精算機なし)。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東北本線 | 下り | 岩沼・名取・仙台方面 |
2 | (臨時用) | ||
3 | ■東北本線 | 上り | 白石・福島・郡山方面 |
2番線は中線であり、当駅止まりの列車が使用するほか、貨物列車の待避で上下列車とも使用することがある。2015年3月13日をもって、当駅止まりの定期列車は廃止された。
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 4,052 |
2001 | 3,997 |
2002 | 3,856 |
2003 | 3,876 |
2004 | 3,786 |
2005 | 3,702 |
2006 | 3,574 |
2007 | 3,523 |
2008 | 3,435 |
2009 | 3,356 |
2010 | 3,218 |
2011 | 3,208 |
2012 | 3,319 |
2013 | 3,394 |
2014 | 3,288 |
2015 | 3,345 |
2016 | 3,338 |
2017 | 3,358 |
駅周辺
駅周辺は住宅街があり、仙台都市圏のベッドタウンとして人口が増加している。東北本線沿線の仙台周辺では、白石を除き、この駅から利用者が多くなる。
- 一目千本桜:大河原町と柴田町の間の白石川堤の桜並木。柴田町の船岡城址公園とともに日本さくら名所100選の地に選ばれている。例年4月中旬の見ごろの時季には残雪の蔵王連峰と白石川、満開の桜並木の素晴らしい風景が見られる。
- 宮城県大河原合同庁舎
- 宮城県大河原商業高等学校
- 宮城県柴田農林高等学校
- 大河原町立大河原中学校
- 大河原町立大河原小学校
- 大河原町役場
- 大河原郵便局
- 大河原幸町郵便局
- 昭和電線ケーブルシステム(昭和電線ホールディングスの事業会社)仙台事業所
- 大河原警察署大河原駅前交番
- 大河原町駅前図書館
- 仙台銀行大河原支店
- 七十七銀行大河原支店
- 相双五城信用組合大河原支店(旧・五城信用組合本店)
バス
大河原駅前のバス停は以下の通り。
その他、高速バスやイベント用のシャトルバスがバス停近くで乗降を行う事が多い。
脚注
- ↑ 明治23年9月10日付官報(第2161号) 鉄道庁彙報
- ↑ 明治23年10月21日付官報(第2194号) 鉄道庁彙報
隣の駅
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 仙南温泉軌道 - 過去に接続していた軽便鉄道
- 大河原駅 (京都府) - 当駅とは異なり、読みは「おおかわら」である。