大村公園
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大村公園(おおむらこうえん)は長崎県大村市玖島にある大村市立の都市公園(総合公園)である[1]。玖島城(大村城)跡の外堀を利用してできた公園で、春にはソメイヨシノや国の天然記念物のオオムラザクラ、ハナショウブ、ツツジなどが咲く。日本さくら名所100選・日本の歴史公園100選の1つ。大村市役所の南隣りにある。
1939年に公園として指定。1963年に人工池の「桜田の堀」が完成。1964年までに陸上競技場や野球場、テニスコートなどを擁した総合公園として整備された。1984年時点の総面積は16.85ヘクタール。
オオムラザクラ
オオムラザクラはサトザクラの突然変異種。1941年に大村神社で外山三郎によって発見され、1967年5月に「大村神社のオオムラザクラ」として国の天然記念物に指定された。二段咲き(上下で重ねたように咲く)で多くの花弁をもつのが特徴である[2]。さらに1947年に外山三郎によって二段咲き(花の中に花が咲く)の「クシマザクラ」が発見され、1967年に長崎県の天然記念物に指定された。
ハナショウブ
大村公園のハナショウブは、1959年に植えられた肥後系と1963年と67年に明治神宮外苑から移植された江戸系から成る。現在は約30万本が公園内にある。
脚注
- ↑ 大村市都市公園
- ↑ 大村市は「これ」が有名です! - 大村市公式サイト内。
参考文献
- 『長崎県大百科事典』 長崎新聞社、1984年8月。
外部リンク
- 大村公園(大村市観光コンベンション協会)