大山崎町

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天王山からの景色、大阪方面
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宝寺、殉国十七烈士墓
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宝寺、羽柴秀吉出世石
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農作業用モノレール、天王山ハイキング道

大山崎町(おおやまざきちょう)は、京都府乙訓郡大阪府三島郡島本町との府境に位置する。京都府下で最も面積の小さい町である。旧山城国乙訓郡。河の南という意味で「河陽(かや、かよう)」の別名がある。

概要

丘陵地が平野に近く迫り、そのふもとに桂川宇治川木津川の合流点が位置するため、山崎は古来から交通の要地であった。明智光秀豊臣秀吉(当時は羽柴秀吉)が破った山崎の戦いは天王山山麓で行われた。この故事から雌雄を決することや勝負の分かれ目のことを「天王山を迎える」(または単に「天王山」)と呼ぶ成句が生まれた。

大阪府の島本町山崎から京都府の大山崎町にかけての山崎の地はまた名水で知られ、日本における製油発祥の地である離宮八幡宮には石清水(いわしみず)の名の元となった湧き水があった。また山崎駅前の妙喜庵には千利休の現存する二例の茶室作例の一つである茶室待庵国宝)が現存する。

タケノコの産地として著名。京野菜京山科なすみず菜の産地でもある。

歴史

行政

町議会

概要

  • 議員定数:12人
  • 議長:小泉満
  • 副議長:朝子直美
  • 監査委員:高木功

構成

会派 議席数
与党
大山崎クラブ 4
公明党
民主フォーラム
清新
野党
日本共産党議員団 3
のぞみ 1
光会 1

(2016年11月1日現在)

地理

  • 天王山頂:標高270.4メートル
  • 桂川、宇治川(淀川水系)
  • 小泉川(旧円明寺川) 山崎の戦いの際、両軍がこの川を挟んで戦った。
  • 小畑川 長岡京市との境にある川
  • 境川 京都と大阪を隔てる小川

隣接している自治体・行政区

京都府

大阪府

経済

歴史的には中世エゴマの栽培とその種から取るえごま油の製造、販売で栄えた。20世紀後半の昭和戦後期から平成初期の時期までは米作およびタケノコの採取などの農業が有名であった。高度成長期以降、国道171号線沿いに工場や倉庫が増加した。特にダイハツ工業日立グループの事業所やマクセルホールディングスの京都本社、ゲームソフト開発のトーセの登記上本店及び開発センターがある。なお、サントリー山崎蒸溜所大阪府島本町に所在し、本町には所在しない。一方、同社京都ビール工場の一部が町域に所在する。

地域

  • 字大山崎
  • 字円明寺
  • 字下植野

人口

平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、0.45%減の15,123人であり、増減率は府下26市町村中8位、36行政区域中14位。

大山崎町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

交通

鉄道路線

町の中心となる駅:大山崎駅

JR logo (west).svg 西日本旅客鉄道(JR西日本)
A 東海道本線JR京都線):- 山崎駅 -
阪急電鉄(阪急)
京都本線:- 大山崎駅 -

バス

道路

教育

高等学校

  • なし

中学校

小学校

幼稚園

専門学校

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

出身者

脚注

注釈

参照

  1. 『日本文徳天皇実録』巻七斉衡二年十月癸巳

外部リンク