大千軒岳

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大千軒岳(だいせんげんだけ)は、北海道渡島半島の南西部、松前郡松前町上ノ国町との境にあるである。標高1,072m。1896年(明治29年)、北海道で最初に一等三角点が設置された山である。

寛永16年(1639年)、松前藩による隠れキリシタン処刑によって106人が殉教した地でもあり、金山番所跡(知内川コースの5合目付近)と、千軒平の尾根には十字架が建てられており、毎年7月の最終日曜日には千軒岳殉教記念ミサが行われる[1]

登山

花の百名山日本三百名山のひとつ。

登山コース

  • 知内川コース(東側)
    • 国道228号福島町千軒から町道澄川線を進み、林道を経て奥二股登山口駐車場より出発する。なお途中の林道は2013年9月2日から工事のため通行止めであり、通行日禁止解除は未定[2]
  • 新道コース(西側)
  • 旧道コース(西側)
    • 国道228号の松前町石崎から道道607号を北上し、登山口に至る。旧道登山口は新道登山口の3km手前にある。なお新道登山口から上ノ国町に至るまでの道は通行止めのため、上ノ国町から直接登山口に至ることはできない。[2]

見られる花

三角点

点名「千軒岳」
  • 緯度 40°34′45.5487
  • 経度 140°09′38.9434
  • 標高 1,071.87 m
  • 所在地 北海道松前郡松前町字大津469番

脚注

  1. 特集2 キリシタン史跡をめぐる―北海道・東北編 北海道・大千軒岳”. カトリック中央協議会. . 2014閲覧.
  2. 2.0 2.1 大千軒岳情報”. 渡島総合振興局 (2013年11月18日). . 2014-1-8閲覧.

外部リンク