大分県警察

大分県庁舎新館（10-12階に大分県警察本部が入居）

大分県警察（おおいたけんけいさつ、Oita Prefectural Police）は、大分県が設置した警察組織であり、大分県内を管轄区域としている。大分県警と略称する。警察法上、大分県公安委員会の管理を受けるが、給与支払者は大分県知事である。警察庁九州管区警察局管内。

概要

本部は、大分県庁舎本館6階、および新館10階から12階に位置する。

全15警察署。警察車両のナンバー地名はすべて「大分」である。すべての電話番号の下4桁は「2131」。警察署の電話番号は「0110」で統一されている都道府県が多く、大分県は大阪府の「1234」と並ぶ例外である。

地域	警察署名称	所在地	管轄区域	前身
大分	大分中央警察署	大分市荷揚町	大分市中心部・西部	大分警察署
	大分東警察署	大分市大字三佐五丁目	大分市東部・旧佐賀関町	鶴崎警察署
	大分南警察署	大分市大字横瀬	大分市南部・旧野津原町、由布市
別府	別府警察署	別府市田の湯町	別府市
	杵築日出警察署	速見郡日出町大字藤原字友田	杵築市、速見郡日出町	日出警察署
	└杵築幹部交番	杵築市大字杵築	杵築市、速見郡日出町	杵築警察署
	国東警察署	国東市国東町鶴川	国東市、東国東郡姫島村
中津	豊後高田警察署	豊後高田市是永町	豊後高田市	高田警察署
	宇佐警察署	宇佐市大字上田	宇佐市	長洲警察署四日市警察署
	中津警察署	中津市中央町一丁目	中津市
日田	日田警察署	日田市田島二丁目	日田市
日田	玖珠警察署	玖珠郡玖珠町大字塚脇	玖珠郡玖珠町・九重町	森警察署
竹田	竹田警察署	竹田市大字拝田原	竹田市
竹田	豊後大野警察署	豊後大野市三重町内田	豊後大野市	三重警察署
佐伯	佐伯警察署	佐伯市大字鶴望	佐伯市
	臼杵津久見警察署	臼杵市大字臼杵	臼杵市、津久見市	臼杵警察署
	└津久見幹部交番	津久見市中央町	臼杵市、津久見市	津久見警察署

2010年（平成22年）
- 9月 - 「警察署等の配置見直し計画（案）」公表^[1]。
- 11月 - 「警察署等の配置見直し計画」策定。
2012年（平成24年）4月 - 17署体制から15署体制になる^[2]。
- 日出警察署と杵築警察署が統合して杵築日出警察署になる。
- 臼杵警察署と津久見警察署が統合して臼杵津久見警察署になる。

シンボルマスコットは1992年に公募で選ばれたピンキー。高崎山の猿をモチーフにしており、ポリスの「P」と「モンキー」とから名付けられた。

2009年にリニューアル。制服を着て、警察のマスコットであることが一目で分かるようになった。また、妻、男の子、女の子の家族もできた^[3]^[4]。

別府警察署が2016年、労働団体が参議院選挙の選挙運動などに使用していた別府市内の施設の敷地内に、無断で隠しカメラを設置していたことが明らかになった。労働団体側は県警に被害届を提出し、これを受け県警は、建造物侵入容疑で捜査を行っており、関与した警察官の処分を検討している^[5]。