多井畑厄除八幡宮
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多井畑厄除八幡宮(たいのはたやくよけはちまんぐう)とは、兵庫県神戸市須磨区多井畑字宮脇に鎮座する神社。通称、多井畑厄神。
祭神
由緒
「続日本紀」に「光仁天皇の神護景雲4年(770年)、畿内10箇所に疫神を祭って疫神はらいを行わせた。」と記されており、摂津と播磨の国境もそのひとつである[1]。安元年間、この地に石清水八幡宮を勧請し、神社を創建したことに始まる。摂津と播磨の国境に位置しており、畿内を厄災から守る意味合いがある。
このような由緒が伝わっていたため、厄除けの霊験があるとされた。
朱印
- 朱印は、本殿前の社務所に設置(9:00~17:00)。初穂料は300円。
行事・祭事
- 1月15日 御守札祈祷祭
- 1月16日 神饌餅つき神事。
- 1月18日、1月19日、1月20日 厄除大祭
- 2月17日 祈年祭。五穀豊穣を祈る神道の祭。収穫を感謝する11月の新嘗祭と対になる祭。
- 4月19日 例大祭。もっとも主要な祭りで皇室、国家、国民の安泰と隆昌、繁栄を祈願する。
- 7月18日 夏越祭。茅の輪くぐりが催される。
- 旧暦8月13日 かねたたき。カスリの着物を着た氏子の男児が、太鼓に合わせて鉦を打ち鳴らし唄を唱和しながら町を回り、最後に神社に行灯を奉納する。現在では珍しくなった六斎念仏の原型を残す神事。
交通アクセス
神戸市営地下鉄名谷駅・妙法寺駅またはJR須磨駅よりバスで多井畑厄神停留所下車。