基礎

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基礎(きそ、: foundation)とは、構造物からの地盤に伝え、構造物を安全に支える機能をもつ構造である。下部構造(かぶこうぞう)とも呼ばれ、それに対して建築物本体を上部構造と呼ぶ。また、構造物の基礎を作る工事基礎工事と呼ぶ。

基礎に求められる性能

これらを併せて許容耐力という。

基礎の形式

深い基礎

大きな建築物に用いられる

併用基礎

直接基礎

浅い基礎。地盤改良を伴う場合もある。

ファイル:Foundation-M2325.jpg
布基礎(防湿用または耐圧盤のコンクリートが敷設されている)
ファイル:床構造.png
木構造に用いる基礎

木構造に用いる基礎

木構造建築物、主に一般住宅には、布基礎と独立基礎が用いられる。地盤の補強と整地を兼ねた地業を行ない、その上に捨コンクリートをし、構造に適応する基礎が施工される。

布基礎
土台を乗せることが多い。この場合、予めアンカーボルトを付属させておく必要がある。幅は12cm以上ある必要がある。 
独立基礎
特に大きな荷重がかかるなどの下に用いられることが多い。柱や床束の乗せられる束石くつ石もその一種である。

これらは、地盤条件、構造物の性質、施工条件などを考慮に入れて、選択される。

関連項目