坪井正道

提供: miniwiki
移動先:案内検索


坪井 正道(つぼい まさみち、1925年11月10日 - )は、日本化学者。専門は、物理化学東京大学名誉教授。

人物

東京府(現・東京都)出身[1][2]1947年東京帝国大学理学部化学科卒業[1][2]1953年理学博士号を取得[2]1954年8月より2年間アメリカ合衆国ミシガン大学に出張[2]1958年日本化学会進歩賞を受賞[2]1959年7月東京大学理学部助教授[2]1961年4月東京大学薬学部教授[1][2]1967年12月「核酸の構造化学的研究」で松永賞を受賞[2]1976年4月日本化学会賞を受賞[2]1986年3月定年退官[2]。同年4月明星大学教授[1][2]1987年いわき明星大学教授[1]。同年6月「核酸の分子構造とその多形性に関する研究」で日本学士院賞を受賞[1][2]1996年4月勲三等旭日中綬章を受章[2]

家族・親族

坪井正道は坪井誠太郎・百合夫妻の長男として生まれた[1][2]。父・誠太郎は地質学者鉱物学者岩石学者で、母・百合は天文学者・平山信の長女である。したがって人類学者坪井正五郎は父方の祖父、蘭方医の坪井信良蘭学者箕作秋坪は父方の曾祖父、蘭方医の坪井信道と蘭学者の箕作阮甫は父方の高祖父にあたる。父方の叔父に地球物理学者坪井忠二、母方の伯父に建築家の平山嵩がおり、数学者正田建次郎と元東洋製作所社長の佐竹義利は義理の叔父[3]経済法学者正田彬と天文学者の平山淳は母方の従弟にあたる。

妻は法学者中川善之助の次女[2]。間に3男がいる。

関連項目

脚注・出典

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 上田正昭西澤潤一平山郁夫三浦朱門 監修 『講談社 日本人名大辞典』 講談社2001年12月6日第1刷発行、ISBN 4-06-210800-3、1248頁
  2. 2.00 2.01 2.02 2.03 2.04 2.05 2.06 2.07 2.08 2.09 2.10 2.11 2.12 2.13 2.14 『第45版 人事興信録』 興信データ2009年1月26日発行、つ - 55頁
  3. 正田の先妻・多美と佐竹の妻・厚は平山信の娘なので、正道の母方の叔母にあたる。