坂出駅
坂出駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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坂出駅(さかいでえき)は、香川県坂出市元町一丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅。駅番号はY08。
本四備讃線へ直通する列車も停車し、この系統には「瀬戸大橋線」の愛称がつけられている(詳細は後述)。
Contents
概要
岡山発着の「うずしお」を除く特急列車と各駅停車、快速列車が停車する。高松方面から岡山方面に出入りする瀬戸大橋線系統の列車は「うずしお」を除いて宇多津駅に停車しないため、当駅が高松方の実質的な分岐駅となっている。ただし、当駅から本四備讃線児島駅方面へ直通する線路は、宇多津駅の構内扱いである。
乗車人員は5,214人(平成25年度統計)となっており、JR四国では第5位である。かつては、高知県の県代表駅である高知駅より乗車人員が多く、JR四国で第4位だった時期があった。かつては、路面電車の琴平参宮電鉄や金刀比羅宮へ向かう琴平急行電鉄なども発着していた。
歴史
- 1897年(明治30年)2月21日 - 讃岐鉄道の駅として、高松 - 丸亀間の開通時に開業。
- 1904年(明治37年)12月1日 - 山陽鉄道に移管。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道が国有化され、国有鉄道の駅となる。
- 1949年(昭和24年)12月27日 - 坂出港駅への貨物支線が開通[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 坂出港駅への貨物支線が休止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 坂出港駅への貨物支線が廃止[注釈 1]。車扱貨物・チッキの取り扱いを廃止。特急南風・しおかぜの全列車が停車するようになる[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、四国旅客鉄道(JR四国)の駅となる[3]。
- 1993年(平成5年)9月21日 - 高架化工事に伴う仮線移転と同時に、単線のまま残っていた坂出 - 丸亀間が複線化される。
- 1997年(平成9年)2月26日 - 高架化[3]。
- 2000年(平成12年)11月17日 - 高架下に「COM坂出」が開業[4]。
- 2012年(平成24年)3月17日 - JR西日本のICカード「ICOCA」の利用が可能となる[5](相互利用可能なSuica・TOICA・SUGOCA・PiTaPa)(ICOCA専用の簡易改札機(入場用と出場用)とSMART ICOCA専用のチャージ機、各1台ずつを設置)。利用範囲は、高松駅 - 当駅間(八十場駅 - 香西駅間の各駅を除く)、および両駅からICOCAの岡山・福山エリアとの間のみ(三原駅より西の広島エリアは除く)となっている。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を持つ高架駅。1番線が単式、2・3番線が島式となっている。
のりば
(北側から)
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■予讃線 | 上り | 高松方面 | 大半の列車 |
2 | ■予讃線 | 上り | 高松方面 | 始発、待避等一部の列車 |
下り | 多度津・観音寺・松山・琴平・高知方面 | 待避等一部の列車 | ||
3 | ■予讃線 | 下り | 多度津・観音寺・松山・琴平・高知方面 | 大半の列車 |
■瀬戸大橋線 | - | 岡山方面 | 寝台特急「サンライズ瀬戸」を含む |
- 2番線は上下線共通の待避線及び折返し線として使われるが、稀に3番線で2番線発着特急を待避するパターンもある。
- この他、夜間には一部の多度津方面からの高松行き列車が2番線に停車し、3番線発着の岡山方面行きに接続を図っている。
- 2・3番ホームには立ち食いうどん店「かけはし」があったが、2006年4月20日限りで閉店した。
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改札口前
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ホーム
駅周辺
1994年度から2005年まで実施された「坂出駅周辺整備主要プロジェクト」により、駅北口駅前広場、地下駐車場、駅南口、南口駅前広場が整備された。プロジェクト完成を記念したモニュメント「ユニティ」が駅南口ロータリーの南に設置された。
- 坂出駅周辺整備主要プロジェクト完成記念モニュメント「ユニティ」
- 濱野年宏の絵画(サン・ピエトロ大聖堂蔵)を立体化した像。地上高16m
- イオン坂出店
- 坂出市役所
- 坂出駅北口地下駐車場
- 営業時間は午前4時30分-午前1時30分で、マリンライナーの始発・終着時間に合わせられている。料金は最初の30分が無料、以後30分毎に100円だが、24時間内の最大料金は1200円。
- 香風園
- 鎌田共済会郷土博物館
- 香川県立坂出高等学校
- 坂出第一高等学校
- 香川県立坂出商業高等学校
- 鎌田醤油本社工場
- 坂出市立病院
- 聖マルチン病院
- 坂出八幡神社
- 坂出郵便局
- 中国銀行坂出支店
- 瀬戸大橋 - 瀬戸大橋記念公園 - 瀬戸大橋記念館 - 瀬戸大橋タワー
- 香川県立東山魁夷せとうち美術館
- 香川県道20号坂出停車場線
- 香川県道19号坂出港線
- 香川県道33号高松善通寺線
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駅北口、駅前ロータリー
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モニュメント「ユニティ」
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高架化前の駅舎(1988年3月撮影)
路線バス
- 商工会館前・坂工前・番の州公園・川崎造船・番の州町・沙弥島万葉会館・瀬戸大橋記念公園・東山魁夷せとうち美術館・三菱化学・四国電力・瀬居町西浦・瀬居郵便局・瀬居中学校・瀬居町竹浦方面
- 坂出市循環バス 市立体育館・鳥洲神社・坂出警察署・坂出市役所方面
- 瀬戸大橋線 与島・瀬戸大橋FW・浦城(児島駅方面乗り継ぎ)方面
- 瀬戸大橋線 坂出市役所・回生病院方面
- 島田・岡田線 富士見町・川津公民館前・島田・(富士見坂団地前)・琴電岡田駅・NEWレオマワールド方面
- 島田・岡田線/王越線 フェリーのりば・坂出営業所方面
- 王越線 坂出市役所前・江尻・青海/王越・弓弦羽方面
- 高松空港リムジンバス 綾川駅・高松空港方面
- 丸亀コミュニティバス(琴参バスが受託)
- 坂出綾川線 富士見町・川津公民館前・島田・富士見坂団地前・綾川駅方面 (丸亀コミュニティバス) ※日曜・祝日のみ運行
前述の通り、以下の路線はロータリーには入らず、中国銀行前のバス停(琴参バス「京町」、坂出市営バス「坂出駅前通」に併設)に停車する。
- 四国高速バス(括弧内は共同運行会社。いずれも夜行)
- ハローブリッジ号 横浜駅・新宿駅・八王子駅行き (西東京バス)
- さぬきエクスプレス名古屋 名鉄バスセンター行き
- さぬきエクスプレス福岡号 小倉駅・博多バスターミナル・西鉄天神高速バスターミナル行き (西鉄高速バス)
かつては東京方面行きや丸亀駅発着の京阪神方面行きの高速バスも坂出駅で客扱いを行っていた。現在は坂出インターチェンジ(坂出インターバスターミナル)で客扱いを行っている。
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通り。
- 5,626人(2006年度)
- 5,592人(2008年度)
- 5,382人(2009年度)
- 5,210人(2010年度)
- 5,209人(2011年度)
- 5,226人(2012年度)
- 5,334人(2013年度)
- 5,216人(2014年度)
- 5,257人(2015年度)
隣の駅
- 四国旅客鉄道
- ■予讃線(■瀬戸大橋線含む)
- 寝台特急「サンライズ瀬戸」・特急「いしづち」「ミッドナイトEXP高松」「モーニングEXP高松」「しまんと」停車駅
廃止路線
- 日本国有鉄道
- 予讃本線貨物支線
- 坂出駅 - 坂出港駅
その他
「サンライズ瀬戸」もしくは「マリンライナー」を介して当駅で東海道・山陽新幹線から松山・高知方面に乗り換える際は、四国側特急に乗り継ぎ割引料金が適用される。また、この両列車から丸亀方面へ乗り継ぐ場合(もしくはその逆)は、当駅で出場しない限り、坂出駅 - 宇多津駅間の運賃は不要である。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- 四国の駅情報 | 坂出駅 - 四国旅客鉄道