坂出インターチェンジ
坂出インターチェンジ(さかいでインターチェンジ)は、香川県坂出市川津町にある瀬戸中央自動車道と高松自動車道のインターチェンジ (IC) である。
当ICに併設する坂出本線料金所(さかいでほんせんりょうきんじょ)と、当IC近くの国道11号沿いに設置されている坂出インターバスターミナル(さかいでインターバスターミナル)についても記述する。
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概要
隣の坂出北ICは本州の早島IC/TB方面のみ利用可能なハーフインターチェンジであるため、当ICが四国側の最終出口となる。そのため、誤進入を防ぐために、四国側最終出口であることを示す標識が複数設置されている。また、瀬戸大橋が異常気象などで通行止になった場合の対策として、本州側の児島ICに信号機があるのに対し、当ICでは信号機が設置されていない。
当ICの坂出ジャンクション (JCT) 方面は本州四国連絡高速道路株式会社から西日本高速道路株式会社の管理区間になる関係で、本線料金所が設置されている。従って本州側から四国側へ向かう場合には、一旦この本線料金所で瀬戸中央自動車道の区間料金を支払い、再度西日本高速道路株式会社の通行券を受け取ることになる[1]。各高速道路株式会社の距離は通算されているので、本州内の高速道路料金は出口料金所で一括して支払う。開通当時は、本州四国連絡橋公団(現在の本州四国連絡高速道路株式会社)と日本道路公団のゲートが分かれており、入口における通行券発行は本州四国連絡橋公団が手渡しで、日本道路公団が自動発券機で行われていたが、2001年(平成13年)3月に本州四国連絡橋公団に一体化された。
本州四国連絡高速道株式会社の坂出管理センターと香川県警察の高速道路交通警察隊の本部が当IC料金所に設置されている。
また、計画当初の仮称は「坂出南インターチェンジ」であった。
キロポストは当ICを境に、坂出JCT方面へ向かって500KPから設置されている。
歴史
- 1988年(昭和63年)4月10日 : 瀬戸中央自動車道の早島IC/TB - 坂出IC間が開通。
- 1992年(平成4年)4月19日 : 高松自動車道 坂出支線の坂出JCT - 坂出IC間が開通し、坂出本線料金所が供用。
- 時期不明 : 坂出本線料金所の上り線(早島IC/TB方面)が廃止。
周辺
- 坂出インターバスターミナル
- 坂出市立坂出中学校
- 坂出市立川津小学校
接続する道路
料金所
- 総ブース数 : 12
坂出IC料金所
- ブース数 : 7
入口
- ブース数 : 3
- ETC専用 : 1
- 一般 : 2
出口
- ブース数 : 4
- ETC専用 : 1
- 一般 : 3
坂出本線料金所(坂出JCT方面)
- ブース数 : 5
- ETC専用 : 2
- 一般 : 3
坂出インターバスターミナル
坂出インターバスターミナルは、綾歌郡宇多津町にあり、国道11号の津の郷交差点付近にJR四国バスが設置したバスターミナルで、パーク&バスライド用に43台の駐車スペースを備える。また予約専用電話も設置している。2009年(平成21年)4月1日より供用を開始した。
また、坂出IC料金所の入口側に高速道路用のバス停留所(坂出バスストップ)が設けられているが、供用開始以来高速バスが停車したことは全くない。坂出バスストップのために国道11号には地下道が設置されているが封鎖されている。
主な路線
ドリーム高松号
- 観音寺・高松 - 東京線(JR四国バス、JRバス関東)
オリーブ松山号
- 松山・高松・徳島 - 名古屋線(JR四国バス、JR東海バス)
観音寺エクスプレス号
- 観音寺 - 神戸・大阪線(JR四国バス)