地域活性化インターチェンジ
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地域活性化インターチェンジ(ちいきかっせいかインターチェンジ)は、高速道路(高速自動車国道および一般国道の自動車専用道路)がすでに整備され通過しているがインターチェンジから離れている地域、または高速道路が通過する予定の地域において、インターチェンジの整備により高速道路の有効活用が図るために地方公共団体が主体となり建設し整備するインターチェンジである。2009年以降は追加インターチェンジと表記されている。
高速道路に接続する道路は地方公共団体が建設費を負担する。本制度は2000年(平成12年)度に創設され、それ以前は開発インターチェンジ制度を利用することでインターチェンジの追加が行われていた。
設置に当たっては、設置を希望する地方公共団体が国土交通大臣に対し連結許可申請を提出し、国が整備計画変更に関する意見照会を関係自治体に行った上で整備計画の変更を行い、国土交通大臣から地方公共団体に対して許可を与える、という手続きを経て事業化される[1]。高速自動車国道については高速自動車国道法11条の2以下、一般国道の自動車専用道路については道路法48条の5以下で連結許可について規定されている。
Contents
地域活性化インターチェンジ一覧
- 2004年(平成16年)4月28日 施行命令[2]
- 2006年(平成18年)9月21日 連結許可[3]
- 2007年(平成19年)3月16日 連結許可[4]
- 2009年(平成21年)6月30日 連結許可[5]
- 新千歳空港IC(道央自動車道)
- 大衡IC(東北自動車道)
- 西尾張IC(東海北陸自動車道:仮称・事業中)
- 小浜西IC(舞鶴若狭自動車道 北陸道方面ランプ)
- 浦幌IC(道東自動車道)
- 鶴岡西IC(日本海東北自動車道)
- 三瀬IC(日本海東北自動車道)
- いらがわIC(日本海東北自動車道)
- 神林岩船港IC(日本海東北自動車道)
- 村上山辺里IC(日本海東北自動車道)
- 朝日三面IC(日本海東北自動車道)
- 蒲江波当津IC(東九州自動車道)
- 須美江IC(東九州自動車道)
- 清武南IC(東九州自動車道)
- 小池高山IC(九州中央自動車道)
- 上野IC(九州中央自動車道:仮称・事業中)
- 北中島IC(九州中央自動車道:仮称・事業中)
- 2012年(平成24年)4月20日 連結許可[6]
- 2013年(平成25年)6月11日 連結許可[7]
- 2014年(平成26年)8月8日 連結許可[8]
- 2015年(平成27年)6月12日 連結許可[9]
- 大熊IC(常磐自動車道:事業中)
- 双葉IC(常磐自動車道:仮称・事業中)
脚注
- ↑ “インターチェンジの追加設置手続きについて (PDF)”. 国土交通省道路局 (2013年6月11日). . 2014閲覧.
- ↑ “高速自動車国道の追加インターチェンジ、ジャンクションの施行命令について”. 国土交通省 (2004年4月28日). . 2012年4月28日閲覧.
- ↑ “スマートインターチェンジの本格導入と地域活性化インターチェンジの追加整備について”. 国土交通省 (2006年9月21日). . 2012年4月28日閲覧.
- ↑ “スマートインターチェンジの本格導入と地域活性化インターチェンジの追加整備について”. 国土交通省 (2007年3月16日). . 2012年4月28日閲覧.
- ↑ “高速自動車国道へのインターチェンジの追加設置について”. 国土交通省 (2009年6月30日). . 2012年4月28日閲覧.
- ↑ “高速自動車国道へのインターチェンジの追加設置について”. 国土交通省 (2012年4月20日). . 2012年4月28日閲覧.
- ↑ “インターチェンジの追加設置について”. 国土交通省 (2013年6月11日). . 2013年6月11日閲覧.
- ↑ “スマートインターチェンジ一覧表”. 国土交通省 (2014年8月8日). . 2014年8月24日閲覧.
- ↑ 常磐道の追加インターチェンジの設置について 国土交通省 2015年6月12日掲載・閲覧