国際オリンピック委員会総会
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国際オリンピック委員会総会(こくさいオリンピックいいんかいそうかい)は、国際オリンピック委員会(IOC)の全体会議であり、同委員会において最高機関の役割を果たす。
概要
- 年に1回定期総会が開催され、総会開催都市は年により変わるが、オリンピックの開催年ではその開催都市にて総会が行われる。
- 総会の開催都市は、その総会の3年前に行われる理事会または総会で決定する。
- 夏季・冬季オリンピックの開催地は、そのオリンピックの7年前に、開催地立候補都市(国)以外の中立国の都市で開催される総会で決定されることとなっている。
- 開催地はIOC委員の投票で決まる。過半数を獲得した都市が開催都市として決定する。しかし、過半数を獲得した都市がなかった場合は最下位の都市を落選させて、この手順で過半数を獲得する都市が出るまで投票を繰り返す。尚、最下位の都市が複数出た時にはその最下位都市のみで投票が行われ、落選都市を決める。
- また、総会には臨時総会もあり、会長により招集されるか、もしくは3分の1以上の委員からの書面による要求に基づいて招集される。
- 1974年にオーストリア首都ウィーンで開催された第75次総会で、オリンピック憲章から「アマチュア条項」を削除した[1]。
IOC総会開催都市
ピンク色の回は夏季・冬季オリンピック、水色の回はオリンピックコングレスの期間中に開催された。
脚注
- ↑ オリンピック物語第五部 アマとプロ〈4〉読売新聞 - 2004年1月24日付
- ↑ 2.00 2.01 2.02 2.03 2.04 2.05 2.06 2.07 2.08 2.09 2.10 2.11 2.12 2.13 2.14 IOC vote history
- ↑ 3.0 3.1 3.2 “Sessions du Comité international olympique”. Olympic Review (International Olympic Committee) 26: 2. (March 1951) . 2010閲覧..
- ↑ ラグビーの国際競技団体ワールドラグビーは五輪競技化を諮った採決の前に可決された場合、五輪では7人制ラグビーを男女で2種目実施したい旨、表明していて、実際そうしている。