国道360号

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ファイル:R360.JPG
白川郷 - 天生峠間(2007年8月)

国道360号(こくどう360ごう)は、富山県富山市から石川県小松市に至る一般国道である。

概要

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

道路の改築事業として富山県富山市から岐阜県飛騨市にかけて丸山バイパス、種蔵・打保バイパス、宮川細入道路、細入バイパスが建設され種蔵・打保バイパスの一部区間を除き既に供用を開始している[4]。種蔵・打保バイパスの未開通区間は岐阜県の財政状況が厳しいため、完成まで長期間を要する見込みである[5]
  • 終点の石川県小松市浮柳町の空港西口交差点は他の一般国道とは接続していない終点ではあるが、石川県小松市園町(園町交差点)からの区間は港国道ではない。

歴史

  • 1975年昭和50年)4月1日:一般国道360号(富山県富山市 - 岐阜県大野郡白川村)として指定。
  • 1993年平成5年)4月1日:終点を石川県小松市まで延長。
  • 2000年(平成12年)8月28日:宮川細入道路と細入バイパスとにまたがる一区間(富山市加賀沢 - 飛騨市宮川町小豆沢)が開通。
  • 2005年(平成17年)4月8日:種蔵・打保バイパスの一区間(飛騨市宮川町種蔵字ヤソゼ - 同大瀬)開通。
  • 2005年(平成17年)4月26日:鮎飛トンネル貫通。
  • 2008年(平成20年)2月29日:宮川細入道路二工区(飛騨市宮川町小豆沢 - 飛騨市宮川町祢宜ヶ沢上)開通。
  • 2008年(平成20年)4月1日:小松市立高校前交差点 - 空港西交差点(終点)の区間を国道360号に指定。従来の小松市立高校前交差点 - 沖町交差点(終点)は、小松市道に降格。

路線状況

バイパス

  • 丸山バイパス
  • 種蔵・打保バイパス
  • 宮川細入道路
  • 細入バイパス

通称

  • 越中西街道
  • 天生カツラ街道(白川村)

重複区間

不通区間

  • 岐阜県大野郡白川村から石川県白山市にかけて国道未指定区間があり、形式上は未開通と言える。実際には白山白川郷ホワイトロードが両区間を結んでいるが、この区間は国道ではなく林道である。
  • 岐阜県飛騨市と大野郡白川村の境にある天生峠(あもうとうげ)付近は冬期間は通行止めになる。

道路施設

道の駅

地理

通過する自治体

交差する道路

  • 富山県
  • 岐阜県
    • 国道471号国道472号(飛騨市宮川町落合、同市河合町角川)
    • 国道156号(大野郡白川村大字荻町)
    • (国道156号交点の約500m先に白山白川郷ホワイトロードへの入口がある)
  • 石川県

脚注

注釈

  1. 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. 2006年3月27日に旧富山市を含む1市4町3村が合併して新制富山市発足。
  3. 2004年2月1日に1町2村が合併して飛驒市発足。
  4. 大野村は大野郡の誤謬の模様
  5. 5.0 5.1 2005年2月1日に1市2町5村が合併して白山市発足。
  6. 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.5 6.6 2015年4月1日現在
  7. 重複区間を除く

出典

関連項目