国連薬物犯罪事務所
国連薬物犯罪事務所 | |
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各国語表記
United Nations Office on Drugs and Crime(英語) | |
概要 | 事務局 |
略称 | UNODC |
状況 | 活動中 |
活動開始 | 1997年 |
本部 | ウィーン |
公式サイト | United Nations Office on Drugs and Crime - UNODC |
国連薬物犯罪事務所(こくれんやくぶつはんざいじむしょ、United Nations Office on Drugs and Crime:略称UNODC)は、薬物規制と薬物犯罪対応に加え、人身売買や資金洗浄を含めた組織犯罪や汚職を含めた腐敗対応を目的として、1997年に設立された国際連合の機関である[1][2]。
1991年に国連薬物統制計画(UNDCP)および犯罪防止刑事司法計画が設立され、1997年に両者を統合し、国連薬物統制犯罪防止事務所(UNODCCP)が設立された。2002年に国連薬物犯罪事務所に名称変更している[2]。ウィーンの本部のほか、世界各地に支部を持つ[1][2]。主に拠出金で運営され、2009年時点では職員数約450名[1]、2015年時点では約698名となっている[2]。各機関への助言や司法制度整備支援をはじめ、関連する調査・統計等も行っている[1][2]。
国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約と国際連合腐敗防止条約(United Nations Convention against Corrptionの執行にも携わっている[2]。さらに犯罪の問題に関連して世界のAIDS/HIV問題や刑事施設の監視も行っている[3]。
出典
外部リンク
- 公式サイト (英語)