営口市

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中華人民共和国 遼寧省 営口市
遼寧省中の営口市の位置
簡体字 营口
繁体字 營口
拼音 Yíngkǒu
カタカナ転写 インコウ
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
遼寧
行政級別 地級市
市長 高軍
面積
総面積 4,970 km²
人口
総人口(2004) 230 万人
経済
電話番号 0417
郵便番号 115003
ナンバープレート 遼H
行政区画代碼 210800

営口市(えいこう-し)は中華人民共和国遼寧省に位置する地級市経済技術開発区が設置されている。

地理

営口市は遼東半島西北部、大遼河河口左岸に位置し、西は渤海湾に面する。北は遼寧省盤錦市、東北から東は同鞍山市、南は同大連市に接している。

行政区画

4市轄区・2県級市を管轄する。

営口市の地図

年表

遼東省営口市

  • 1949年10月1日 - 中華人民共和国遼東省営口市が発足。河北区工農区が成立。(2区)
  • 1951年9月5日 - 市内行政区域の再編により、一区から五区までの区が発足。(5区)
  • 1954年6月19日 - 遼東省の分割により、遼寧省営口市となる。

遼寧省営口市(第1次)

  • 1955年11月9日 - 営口県の一部が五区に編入。(5区)
  • 1956年3月9日 - 一区・二区・三区・四区が五区に編入。(1区)
  • 1956年7月12日 - 五区が郊区に改称。(1区)
  • 1956年10月27日 - 遼陽専区営口県の一部が郊区に編入。(1区)
  • 1957年5月10日 - 遼陽専区営口県の一部が郊区に編入。(1区)
  • 1957年8月22日 - 郊区の一部が分立し、建設区繁栄区工農区が発足。(4区)
  • 1958年1月25日 (4区)
  • 1958年5月 - 遼陽専区営口県の一部が郊区に編入。(4区)
  • 1958年12月20日 - 遼陽専区蓋平県営口県盤山県を編入。(4区3県)
  • 1961年4月5日 - 盤山県の一部が分立し、盤錦区が発足。(5区3県)
  • 1963年10月24日 - 新華区が西市区・站前区に分割編入。(4区3県)
  • 1964年6月6日 - 盤錦区が盤山県に編入。(3区3県)
  • 1965年1月20日 - 蓋平県が蓋県に改称。(3区3県)
  • 1965年5月 - 営口県の一部が郊区に編入。(3区3県)
  • 1965年12月16日 - 営口県・蓋県が遼南専区に編入。(3区1県)
  • 1965年12月27日 - 盤山県が省直轄県級行政区となる。(3区)
  • 1968年12月26日 - 遼南専区蓋県営口県海城県を編入。(3区3県)
  • 1969年1月1日 - 西市区の一部が盤錦墾区に編入。(3区3県)
  • 1972年11月6日 - 海城県が鞍山市に編入。(3区2県)
  • 1975年11月9日 - 営口市が盤錦地区と合併し、新制の営口市が発足。

遼南専区

遼寧省営口市(第2次)

  • 1975年11月9日 - 営口市(3区2県)・盤錦地区(2区1県)が合併し、新制の営口市が発足。(3区4県)
  • 1984年1月27日 - 蓋県の一部が分立し、鮁魚圏区が発足。(4区4県)
  • 1984年6月5日 (4区2県)
    • 盤山県が市制施行し、地級市の盤錦市に昇格。
    • 大窪県が盤錦市に編入。
  • 1984年7月13日 - 郊区が老辺区に改称。(4区2県)
  • 1988年1月18日 - 蓋県の一部が鮁魚圏区に編入。(4区2県)
  • 1992年11月3日 (4区2市)
  • 2004年1月8日 - 蓋州市の一部が鮁魚圏区に編入。(4区2市)
  • 2012年7月18日 - 老辺区の一部が西市区・站前区に分割編入。(4区2市)

経済

1858年天津条約条約港に指定された牛荘が土砂の堆積で使用できなくなったため、1864年に営口が条約港となり、遼東湾唯一の港として満州の大豆などの対欧州積出港となった。その後、南満州鉄道により大連が勃興したため、対日対欧州取引が衰退、営口は沿岸貿易港に転落した。

1988年遼東半島が経済技術開発区に指定されたため、営口輸出加工区が設定され、さらに1992年に経済技術開発区となった。営口開発区の投資国は主にアメリカ合衆国日本大韓民国などで、投資分野は精密機械、金属、プラスチックなどである。

友好都市

交通

営口港 韓国の仁川港を結ぶフェリーが就航している。

外部サイト