喜界町
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喜界町(きかいちょう)は鹿児島県大島郡の喜界島一島を町域とする町。
Contents
地理
島の大半は隆起サンゴ礁から成る。喜界島は奄美群島国立公園に属する[1]。
地名
- 赤連(あがれん)
- 荒木 (喜界町)
- 池治(1953年、島中より独立)
- 伊砂
- 伊実久
- 浦原
- 大朝戸
- 嘉鈍
- 上嘉鉄
- 川嶺
- 喜界園
- 城久(ぐすく)
- 坂嶺
- 先内
- 先山 (喜界町)
- 佐手久
- 志東
- 志南
- 神宮 (喜界町)
- 滝川 (喜界町)
- 手久津久(てくづく)
- 中熊
- 中里 (喜界町)
- 中間 (喜界町)
- 長嶺 (喜界町)
- 西目
- 羽里
- 前金久
- 山田 (喜界町)
- 湾 (喜界町)
- 旧早町村
歴史
- 縄文時代 - 土器の使用(赤連遺跡)
- 1177年 - 僧俊寛が平家追討を企てたとして流刑。
- 1466年 - 1450年から攻撃を始めた琉球王国の尚徳王が喜界島を制圧。
- 16世紀 - 琉球王国により湾間切、西目間切、伊砂間切、志戸桶間切、東(ひが)間切(現:早町周辺)、荒木間切が定められる。
- 1614年 - 薩摩藩の直轄領となる。
- 1886年(明治19年) - 湾村・早町村発足。
- 1908年(明治41年) - 島嶼町村制施行に伴い、湾村・早町村が合併し喜界村が発足。
- 1919年(大正8年) - 喜界村・早町村に分村。
- 1941年(昭和16年) - 喜界村が町制施行、喜界町となる。
- 1946年(昭和21年) - 前年の第二次世界大戦敗戦により喜界島を含む十島村以南が本土と分離、アメリカ軍の統治下に置かれる。
- 1953年(昭和28年) - 奄美群島民の祖国復帰への願いが叶い、与論島までが日本に復帰。
- 1956年(昭和31年) - 喜界町と早町村が合併、新「喜界町」となる。
- 1959年(昭和34年) - 大字湾61番地に町役場庁舎完成。
- 1963年(昭和38年) - NHKテレビ放送受信開始。
- 1976年(昭和51年) - 南日本放送・鹿児島テレビ放送受信開始。
- 2006年(平成18年) - 2月2日、大字湾1746番地に新しい町役場庁舎完成。
- 2006年(平成18年) - 城久遺跡群が発掘され、国府級の大規模遺跡であることが確認された。
- 2009年(平成21年) - 日本で最も美しい村連合に加入。
- 2013年(平成25年) - 「よろこびと」が喜界町公認マスコットキャラクターに決定。
行政
町の行政機関
県の行政機関
国の行政機関
高感度無線傍受施設(「喜界島通信所」通称「象の檻」サーキュラーアレイ・アンテナの特異な形状を指している)が川嶺地区に建設され2006年3月から一部運用開始している。計画は1985年から進められ、中国、台湾方面からの無線傍受を行っている。
経済
産業
- 主な産業はサトウキビ、白ゴマ、柑橘類、トマト、サツマイモ、メロンなどの栽培、加工。サトウキビが耕地面積の約74%、農業粗生産額の64%を占める[2]
- 畜産業
- 海岸、近海の漁業、クルマエビ養殖
- 精糖、黒糖菓子などの食品加工
- スギラビーチ、百之台などの観光地にかかる観光業
- 産業人口
喜界町に本社を置く主要企業
姉妹都市・提携都市
国内
地域
人口
喜界町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
高等学校
- 鹿児島県立喜界高等学校(赤連)
中学校
小学校
幼稚園
- あゆみ幼稚園(上嘉鉄。2012年小学校跡地に設立)
- のぞみ幼稚園(志戸桶。2012年小学校跡地に設立)
地上波放送
- NHK鹿児島放送局(喜界総合39 ch・喜界教育41 ch)
- MBC南日本放送(喜界43 ch)
- KTS鹿児島テレビ放送(喜界45 ch)
- KKB鹿児島放送(喜界47 ch)
- KYT鹿児島讀賣テレビ(喜界49 ch)
- NHKラジオ第一(792 kHz)
- NHKラジオ第二(1602 kHz)
- MBCラジオ(1449 kHz)
- NHK-FM(82.2 MHz)
電話
市外局番0997
- NTT(西日本電信電話株式会社・エヌ・ティ・ティ・ドコモ九州)
- KDDI株式会社
- ソフトバンク株式会社
インターネット
交通
空港
- 日本エアコミューター(JAC)
航路
バス路線
- 喜界中学校生は、通学に喜界島観光が受託の喜界町スクールバスを利用。
道路
- 鹿児島県道 619 喜界島循環線 (1周約45km)
- 鹿児島県道 628 浦原喜界空港線
- 2003年3月5日、湾集落に喜界島初の信号機(押しボタン式)が設置された。
出身有名人
- 長島公佑(実業家、長島商事創業者)
- 大浦清一(実業家、黎紅堂創業者)
- 郡山直(東洋大学名誉教授、英詩人)
- 吉野建(料理人)
- 高橋英樹(プロ野球選手)
- 美沢将(プロ野球選手)
- 原泉 (プロ野球選手)
- 久保樹乃(プロゴルファー)
- 岩下雅大(シュートボクサー、キックボクサー)
- 牧岡奈美(唄者、歌手)
- 川畑さおり(唄者、歌手)
- 東郷晶子(歌手)
- 田島ナビ(長寿世界一、国内歴代最高齢記録保持者)
脚注
外部リンク
典拠レコード: