名探偵コナン 迷宮の十字路

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名探偵コナン 迷宮の十字路
Detective Conan
Crossroad in the Ancient Capital
監督 こだま兼嗣(監督)
西森章(副監督)
脚本 古内一成
原作 青山剛昌
出演者 高山みなみ
山崎和佳奈
神谷明
山口勝平
堀川りょう
宮村優子
林原めぐみ
緒方賢一
茶風林
高木渉
岩居由希子
大谷育江
音楽 大野克夫
主題歌 倉木麻衣
Time after time〜花舞う街で〜
撮影 野村隆
編集 岡田輝満
制作会社 トムス・エンタテインメント
製作会社 小学館
よみうりテレビ
日本テレビ
小学館プロダクション
東宝
トムス・エンタテインメント
配給 東宝
公開 日本の旗 2003年4月19日
上映時間 107分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 32億円[1][2][3][4][5][6][7]
前作 名探偵コナン ベイカー街の亡霊
次作 名探偵コナン 銀翼の奇術師
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名探偵コナン 迷宮の十字路』(めいたんていコナン めいきゅうのクロスロード、原題:Detective Conan Crossroad in the Ancient Capital)は、2003年4月19日に公開された劇場版『名探偵コナン』シリーズの第7作目にあたる劇場版アニメである。上映時間は107分。興行収入は32億円[1][2][3][4][5][6][7]

キャッチコピーは「私たち、やっと逢えたんだね…」「工藤新一、古都の謎に挑む!?」。

概要

沿革

本作は、第1作『時計じかけの摩天楼』から監督を務めてきた初代監督・こだま兼嗣が担当した最後の監督作品である。こだま兼嗣は本作で『名探偵コナン』シリーズの監督を降板。以降は山本泰一郎に引き継がれた。また、副監督として西森章も監督を担当しており、劇場版シリーズで初めて監督が2人体制の作品になっている。

冒頭の作品解説のうち、既出部分(工藤新一の新聞記事から、体が縮み蘭と再会してコナンと名乗るまで)が、アニメーション制作の全体がデジタル制作へ移行したことを受け、本作で初めて新調された。そのため、本作以降は第4作『瞳の中の暗殺者』以降の内容から一部変更されている。

毛利小五郎に推理を依頼した山能寺や終盤の舞台となった玉龍寺は実在しないが、本編では京都の観光地が数多く登場している。コナンたちが訪れた観光地では、京都タワー清水寺蹴上インクライン南禅寺鞍馬寺梅小路公園先斗町などが描かれており、京都の神社・駅舎・公園などが非常に細かく再現されている。なお、ポスターでは貴船神社がコナンたちの背景に描かれていたが、本編には登場していない。 叡山電車鞍馬駅が登場するが、登場する900系きららと思わしき車両の塗装は異なる。

名前に数字の付いている人物が殺害されていることから、同じく自分の名前に数字が入っている小五郎が自分も狙われると思い込んだ場面では、コナンが劇場版第2作『14番目の標的』について触れている。

本作の伏線が、OVA『コナンと平次と消えた少年』で服部平次と備前平四郎が会話するシーンの間に挿入されている。平次がコナンたちを備前の経営するたこやき屋に連れて行こうとしていくほか、本作に登場する軍記物語『義経記』がたこやき屋のシーンで描かれている。

2016年に開催された歴代映画19作品の人気投票で、本作は第1位を獲得した[8][9][10]

本作の特色

主人公・江戸川コナンより彼のライバル・服部平次が活躍する内容となっており、平次の特技である剣道をメインとした激しい刀剣アクションや、アニメーターによる手描きと3DCGを併用したバイクアクションが繰り広げられる。また、作品解説の一部も平次が担当しており、平次の幼馴染・遠山和葉も一緒に登場している(第5作『天国へのカウントダウン』の阿笠博士を除いてコナンが解説を担当するのが恒例)。

テレビシリーズのキャラクターからは、大滝悟郎が初登場している。一方、本作で劇場版シリーズに初登場している綾小路文麿は、第13作『漆黒の追跡者』以降も舞台が京都あるいは綾小路が関与した事件をコナンたちが調査している場合、登場することになる(第17作『絶海の探偵』では、そのプレストーリー「消えた老舗の和菓子」でテレビシリーズにも初登場した)。

劇場版シリーズの中でわずかの時間だが、初めてコナンが新一の身体に戻った作品である。また、毛利蘭が新一(コナン)の手によって時計型麻酔銃で打たれるのも、(未遂を除けば)2018年現在、本作だけになっている。

テレビ放送

『名探偵コナン』シリーズでは初となる『金曜ロードショー』枠で放送された。2回目の放送ではゴールデンタイムの18時40分から開始した。また、第8作『銀翼の奇術師』以降の映画は再び月曜19時から放送されていたが放送時間の変更に伴い、第12作『戦慄の楽譜』以降は、映画公開の前後に『金曜ロードショー』(現:『金曜ロードSHOW!』)枠で放送されている[注 1]。なお、枠内に収めるための再編集により、オープニングやエンディングなどがカットされている。

2004年4月16日2006年12月25日に放送された後、2017年4月7日には本作と同じく舞台に京都が含まれている第21作『から紅の恋歌』公開を記念し、『金曜ロードSHOW!』枠で「2週連続コナン祭り」の第1弾として3回目の放送がなされた[11][12][13][9][14][10]

ストーリー

東京大阪京都のそれぞれで、5人の男が日本刀弓矢で殺される事件が発生した。犯人は翁の能面をかぶっており、義経記を持ち去っていることが判明していた。警視庁大阪府警京都府警の合同捜査本部による捜査の結果、殺された5人が古美術品を狙う窃盗団「源氏蛍」のメンバーであることが明らかになった。

同じ頃、小五郎は山能寺の僧侶から依頼を受け、コナンたちを連れて京都に来ていた。山能寺では8年前、12年に一度公開する秘仏が何者かに盗まれていた。そして最近、その仏像のありかを示すという謎の絵が、差出人不明で山能寺に届いたので、小五郎に解読を依頼したのだった。

コナンは秘仏を盗んだのは源氏蛍だと推理し、謎の絵の解読のヒントを求めて弁慶に関係のある場所を巡っていた。その先で平次と遭遇し、平次も源氏蛍の事件を追っていることが分かり、お互いに情報交換を行い捜査を再開する。コナンは平次の案内で鞍馬山を訪れるが、そこで平次がライダースーツの男に弓矢で狙撃される。コナンの機転でそれをかわし、2人はバイクで男を追跡するが、後一歩というところで取り逃がしてしまった。

その夜、コナン一行は御茶屋に招かれた。しかしそこで、桜正造が何者かに殺害されてしまう。さらに、コナンと平次が桜の古美術店を調べた結果、彼が源氏蛍のメンバーであることが分かった。

捜査を切り上げ、和葉を乗せて帰宅する途中、平次は再びライダースーツの男の襲撃に遭う。男は翁の能面をかぶり、木刀による対決を申し込んでくる。その申し入れを受ける平次だったが、男の見たことのない剣法に苦戦し、殺害されそうになるも、和葉の機転によって救われる。

その後も捜査を続け、コナンと平次は少しずつ真相に迫っていくが、その最中に和葉が犯人に誘拐されてしまう。犯人は平次に鞍馬山まで1人で来るように脅迫するが、平次は前夜に犯人から受けた傷が悪化して倒れてしまう。和葉を助け出すため、コナンは一つの賭けに出る。

登場人物

メインキャラクター

オリジナルキャラクター

武蔵坊 弁慶(むさしぼう べんけい)
声 - 不明
盗賊団「源氏蛍」のNo.2で、今作の連続殺人事件の犯人。翁の能面をしているため、正体は不明。ある目的のために盗品の独り占めを企み、盗賊団のメンバーを次々と始末していった。剣と弓の達人で、剣術は義経流という古い流派を操り、剣道の鬼である平次を一方的に追い詰めるほどの腕前。弓術も、バイクで走行しながら前方の平次のバイクのミラーを射抜けるほどの腕を持つ。十数人の般若の面を被った弟子を従えている。

容疑者

円海(えんかい)
声 - 井原啓介
山能寺の住職。65歳。
依頼を出した竜円の寺「山能寺」の住職。竜円とは逆に仏像が盗まれたことには達観しており、気にも留めていない。また、飄々とした態度と笑みから感情を読み取りにくい。鋭い洞察力の持ち主で、コナンと平次が揃って暗号文の謎解きに熱中しているのを見て、2人の義経と弁慶のような関係だと見破っている。一同が帰り、仏像が平次の帽子を被って戻ってきたときには、その帽子を被って健闘を称えた。ある女性の父親だが、その真相は帰途の京都駅で判明する。
竜円(りゅうえん)
声 - 中村大樹
山能寺の僧。34歳。
小五郎に依頼を出した「山能寺」の僧。円海とは逆に、仏像が盗まれたことを心配している。賊に盗まれた仏像が「薬師如来像」であり、暗号文が届いたことを一同に伝えた。先斗町にあるお茶屋「桜屋」で小五郎を接待しており、芸者とのお遊びにも付き合っていた。事件後、友人の水尾家に集まり事件について話し合うと思っていた。そこで、コナンと平次から弓道の経験について尋ねられ、悪霊払いの真似事で弓を扱った経験があると答えた。
桜 正造(さくら しょうぞう)
声 - 亀井三郎
古美術商。51歳。
貴重な壺や掛け軸などを扱っている古美術商。義経と弁慶の関係が好きで、2人の絆の深さについて語って聞かせた。特に「義経記」を気に入り、関所の番人を欺くために主君を叩いた弁慶の場面を、蘭達に熱く語っていた。宴会の途中、落ち着いた部屋で休みたいと女将に言って退室しているが、本当は隣の部屋で貴重品が保管されている場所を物色することが目的だった。事件の後、コナンと平次は桜家の書斎に入り、源氏蛍と同じ「義経記」を発見している。
水尾 春太郎(みずお しゅんたろう)
声 - 遊佐浩二
水尾流宗家の能役者。33歳。
現在の若き水尾流宗家。独身。桜同様「義経記」を気に入っており、特に、弁慶が関所を通過した後に涙しながら義経に詫びた場面は、2人の絆の深さが分かると語っている。竜円や西条とはお茶をしながら語り合う仲で、今回の事件について語り合おうと和室に集まっていた。犯人が弓を使用していることから、コナンと平次に弓道の経験はないかと尋ねられ、能の舞台では梓弓を使用するため、正確には弓道ではないが経験があると答えている。
西条 大河(さいじょう たいが)
声 - 鈴置洋孝
古書店の店主。35歳。
温厚そうな風貌で眼鏡を掛けている。お茶屋では小五郎に付き合い、市佳代とお座敷遊びに興じた。その宴会の席で、桜や水尾とは逆に「義経記」は弁慶の活躍が多い「弁慶記」のため、あまり好きではないと語っている。お茶仲間の竜円と水尾家に集まり、コナンと平次から質問を受けるが、自身は弓道経験はないといった直後に「やまくら」と言い、平次にお茶屋の山倉多恵のことかと問われ慌てて否定していた。また、コナンの前で千賀鈴と同じように胡坐から正座に変えている。
千賀鈴(ちかすず)
声 - 安達まり
お茶屋「桜屋」の舞妓。19歳。
京都にあるスナック前で、山倉多恵と一緒にいた舞妓。幼い頃に未婚の母と死別したことから、山倉に育てられていた。舞妓で小五郎達の前で見事な舞を披露していた。また、酔った客をトイレまで案内するために退室している。弓道経験者だが手を怪我しているので、綾小路警部と共謀した犯人だと疑われるも、粗を指摘されたことで犯人説は解消された。コナン一行に京都の通り名の唄を教え、年齢も近いことから平次が探していた手毬歌の少女だと思われている。
綾小路 文麿(あやのこうじ ふみまろ)
声 - 置鮎龍太郎
京都府警捜査第一課警部。28歳。
公家出身で渾名はおじゃる警部。白鳥警部とは同期(キャリア組)でライバル関係にあるも、白鳥本人は嫌がっている。いつもシマリス(本人曰く一番の親友)を肩に乗せているが、さすがに犯行現場にまでは連れて来ていない。コナンと平次を尾行しており、お茶屋「桜屋」のある鴨川でも外から張り込んでいた。小五郎から千賀鈴と共犯関係を疑われるも、弓道の経験すらないと否定している。その後、シマリスを相手に諦め切れずに騒いでいる小五郎を呆れた表情で見物していた。
本作以降も、劇場版シリーズに多く登場しており、第17作『絶海の探偵』のプレストーリー、テレビアニメ「消えた老舗の和菓子」にも登場している。

源氏蛍

美術品を専門に窃盗を重ねる盗賊団。首領の「源義経」を筆頭に、は義経の家来の名前で呼び合っている。また、全員が軍記物語「義経記」を所持している。

源 義経(みなもとの よしつね)
声 - なし
盗賊団「源氏蛍」の首領。重い病に侵され、部下にある暗号文を渡し、その謎が解けた者に首領の座を譲るとの遺言を残した。姿もシルエットとなっている。
武蔵坊 弁慶(むさしぼう べんけい)
声 - 不明
盗賊団「源氏蛍」のNo.2で、今回の事件の首謀者。剣術と弓の達人で平次と互角の腕前を有し、般若の面を被った多くの弟子を従え事件を引き起こした。
駿河 次郎(するがの じろう)
声 - なし
盗賊団「源氏蛍」のメンバーで、「スナック・ジロー」のマスター。32歳。営業時間の終わりに侵入してきた弁慶によって、日本刀で斬殺された。
伊勢 三郎(いせの さぶろう)
声 - 不明
盗賊団「源氏蛍」のメンバーで、盗品の売り付けを担当している。美術品の売買に詳しく、本人だけが知る売却ルートを確保している。
備前 平四郎(びぜんの へいしろう)
声 - なし
盗賊団「源氏蛍」のメンバーで、「たこ平」の主人。35歳。弁慶に短剣で刺殺された。平次の知り合いで、OVA『コナンと平次と消えた少年』にも登場した。
亀井 六郎(かめいの ろくろう)
声 - 三戸耕三
盗賊団「源氏蛍」のメンバー。35歳。弁慶に西国立市の神社に呼び出され、片岡八郎が倒れたことに驚いた隙を突かれ、日本刀で斬殺された。
鷲尾 七郎(わしおの しちろう)
声 - 里内信夫
盗賊団「源氏蛍」のメンバー。35歳。亀井六郎・片岡八郎と共に弁慶に呼び出され、片岡八郎が倒れたことに驚いた隙を突かれ、日本刀で斬殺された。
片岡 八郎(かたおかの はちろう)
声 - 水内清光
盗賊団「源氏蛍」のメンバー。34歳。亀井六郎・鷲尾七郎と共に弁慶に呼び出され、暗号文に見入っていた隙を突かれ、弓矢で射殺された。

お茶屋「桜屋」

山倉 多恵(やまくら たえ)
声 - 鈴木弘子
宮川町でお茶屋を営んでいる女将。52歳。千賀鈴の親代わり。平次に引ったくりを倒してもらったお礼に名刺を渡し、お茶屋に遊びに来るよう誘った。
市佳代(いちかよ)
声 - 佐久間レイ
舞妓。お座敷にいる小五郎達の前で三味線を披露する。その後、小五郎とお座敷遊び「こんぴらふねふね」を興じながら、宴会を盛り上げていた。
桜屋の女将
声 - 一龍斎貞友
先斗町でお茶屋「桜屋」を営んでいる女将。桜正造を離れの部屋まで案内した。遺体発見に驚いて座り込んでいたところ、千賀鈴と市佳代に介抱されていた。

五条大橋

剣道少年
声 - 松本さち
五条大橋で出会ったコナンと平次を追いかけてきた少年。剣道道場に通っており、平次に借りられた竹刀を返すよう文句を言っていた。

鞍馬駅

駅員
声 - 菅原淳一
鞍馬駅の改札口を猛スピードで走行してきた平次と犯人のバイクに唖然としていた。追跡は線路まで続いたが、犯人の煙幕によって取り逃がしてしまった。

マスコミ関係者

記者
声 - 千葉一伸
警視庁の合同記者会見で目暮警部達に質問をした記者。源氏蛍の犯行や義経記が奪われていたことを聞き出した他、犯人についての情報なども得ようとしていた。

スタッフ

音楽

サウンドトラック

テンプレート:Infobox Album

収録曲

  1. 名探偵コナン メイン・テーマ (十字路ヴァージョン)
  2. またまた阿笠クイズ
  3. 翁の面 ~ 対決 1
  4. 捜査
  5. 平次の京都案内
  6. 清水寺
  7. 鴨川
  8. 御本尊が盗まれたぁ!!
  9. 弓矢 ~ モーターバイク・バトル
  10. 絵の推理 1
  11. 究極の推理
  12. 初恋の想い出
  13. 和葉の気持ち
  14. 月夜のテーマ 1
  15. 何?今の悲鳴!
  16. 問答 ~ 犯人の謎
  17. 小五郎の推理 ~ シマリス
  18. 絵の推理 2 ~ 走る
  19. 鞍馬山 ~ 探す蘭 ~ アジト
  20. 太刀
  21. 迫る能面男
  22. 平次の勇姿
  23. 緊迫謎解き ~ 悪迫る
  24. 対決 2 ~ 危機
  25. コナンのキック
  26. キミがいれば (十字路ヴァージョン)
  27. 戻る仏像
  28. 月夜のテーマ 2
  29. コナン 「フニャー」
  30. キミがいれば (カラオケ・ヴァージョン) -ボーナストラック-

主題歌

倉木麻衣Time after time〜花舞う街で〜
作詞 - 倉木麻衣 / 作曲 - 大野愛果 / 編曲 - Cybersound
シングル版とはイントロが異なっており、本作で使用されたtheater versionは4thアルバム『If I Believe』とベストアルバム『ALL MY BEST』、『 MAI KURAKI BEST 151A -LOVE & HOPE- 』に収録されている。

挿入歌

キミがいれば
歌 - REIKO / 作詞 - 高柳恋 / 作曲・編曲 - 大野克夫

映像ソフト化

関連本

出典本

  • 『名探偵コナン 10years シネマガイド』 小学館、27.861111111111年。ISBN 4091018033。
  • 『劇場版名探偵コナン全人物調書』 小学館、27.875年。ISBN 4091208231。
  • 『名探偵コナン キャラクタービジュアルブック』 小学館、12.432098765432年。ISBN 4091990363。

漫画

  • 青山剛昌(案) 『名探偵コナン 迷宮の十字路⓵』 小学館、42.020833333333年。ISBN B07CKM4FQS。
  • 青山剛昌(案) 『名探偵コナン 迷宮の十字路⓶』 小学館、16.007936507937年。ISBN B07CKH81B8。

フィルムブック

  • 『名探偵コナン 迷宮の十字路 上巻』 小学館、10.116161616162年。ISBN 4091277519。
  • 『名探偵コナン 迷宮の十字路 下巻』 小学館、9.2731481481481年。ISBN 4091277527。
  • 『名探偵コナン 迷宮の十字路 完全版』 小学館、33.433333333333年。ISBN 4091205186。

小説

コナンと平次と消えた少年

名探偵コナン コナンと平次と消えた少年』は2003年OVA作品で、少年サンデー読者サービスビデオ第3弾。

解説

この作品は大阪が舞台で移動手段は全て鉄道であり大阪環状線(103系)、大阪市営地下鉄御堂筋線(21系)や阪堺電車のほか空中庭園展望台などの名所も登場する。エピローグシーンには『迷宮の十字路』に繫がるように描かれている。

登場人物

スタッフ

  • 企画 - 小学館少年サンデー編集部
  • 原作 - 青山剛昌
  • 原案協力 - 三上信一 浅井認 鳥光裕 高島雅
  • 脚本 - 古内一成
  • ストーリー・エディター - 飯岡順一
  • 絵コンテ - 松園公
  • 演出 - 浅見松雄
  • 音楽 - 大野克夫
  • キャラクターデザイン - 須藤昌朋、山中純子
  • 総作画監督 - 佐々木恵子
  • 作画監督 - 小林勝利
  • 原画 - 小林勝利、越崎鉄也、松崎一、桂木杏、甘粕浩二、坂本次男
  • 動画検査 - 細井章史
  • 動画 - 小栗さつき、細井章史、山中里実、西尾良寛、佐藤綾子、鈴木陽子、西川眸、加藤直樹、澤田清香
  • 美術監督 - 長谷川弘行
  • 美術 - DR・MOVIE(KIM CHUL-KYU、KIM KYOUNG-HWAN、KIM MOON-SUB、JEON KWANG-SIK AN JOUNG-HEE)
  • 特殊効果 - 林大樹
  • 作画協力 - st.キャッツ、ムーク・アニメーション、アニメハウス、アゼータ・ピクチャーズ、菁画舎
  • 色指定 - 沼田貴子
  • 仕上 - スタジオエル(保刈可奈子、柴田温子、田中文子、都丸陽子)
  • 撮影 - スタジオエル(西村徹也、村上優作、古川了一、田島宏造、大久保雄介)
  • 音響制作 - AUDIO PLANNING U
  • 音響監督 - 浦上靖夫、井澤基
  • ミキサー - 山本寿
  • アシスタントミキサー - 金子俊也
  • 音響効果 - 横山正和 横山亜紀
  • 音楽制作 - ZET ポリドール
  • 録音スタジオ - APU MEGURO STUDIO
  • タイトル - 田上淑子
  • タイトルロゴデザイン - ベイブリッジ・スタジオ
  • 編集 - 岡田輝満
  • ビデオ編集 - 長谷川久子(T.D.B.)
  • 制作担当 - 村上将
  • 制作進行 - 増田和裕
  • 設定制作 - 田中康裕
  • 制作協力 - ジェック・イー
  • 取材協力 - 宮崎康子 河合止揚
  • ビデオ編集スタジオ - 東京現像所
  • アニメーション制作 - 東京ムービー
  • プロデューサー - 吉岡昌仁、横山敏
  • エグゼクティブプロデューサー - 都築伸一郎
  • 監督 - 山本泰一郎
  • 製作 - 小学館 トムス・エンタテインメント

エンディングテーマ

映像ソフト化

脚注

注釈
  1. 原則として、第20作『純黒の悪夢』までは映画公開の前日に放送。
出典
  1. 1.0 1.1 2003年(平成15年)興収10億円以上番組 (PDF)”. 日本映画製作者連盟. . 2015閲覧.
  2. 2.0 2.1 “名探偵コナン:劇場版新作が興収60億円突破 シリーズ最高記録を更新”. まんたんウェブ (毎日新聞社). (2016年6月6日). https://mantan-web.jp/2016/06/06/20160606dog00m200008000c.html . 2017閲覧. 
  3. 3.0 3.1 “劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』興行収入は、ついにシリーズ最高60億到達!?”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2016年6月6日). http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1465190280 . 2017閲覧. 
  4. 4.0 4.1 “劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が、シリーズ歴代最高興収を記録! まもなく500万人動員、65億円突破へ”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2017年5月29日). http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1496040765 . 2017閲覧. 
  5. 5.0 5.1 “「劇場 名探偵コナン」シリーズ史上初 興収50億円突破で『純黒の悪夢(ナイトメア)』メガヒットに突入”. 映画/ドラマ (アニメ!アニメ!). (2016年5月9日). http://animeanime.jp/article/2016/05/09/28432.html . 2017閲覧. 
  6. 6.0 6.1 “劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢」興収60億円突破 シリーズ累計は600億円に”. アニメニュース (アニメ!アニメ!). (2016年6月6日). http://animeanime.jp/article/2016/06/06/28848.html . 2017閲覧. 
  7. 7.0 7.1 “【どこまで行く!?】『名探偵コナン から紅の恋歌』63.5億でシリーズ最高興行収入突破!”. T-SITE NEWS (TSUTAYA). (2017年5月29日). http://top.tsite.jp/entertainment/cinema/i/35612870 . 2017閲覧. 
  8. 名探偵コナン歴代映画人気投票”. 名探偵コナン公式アプリ. 名探偵コナン公式サイト. . 2016閲覧.
  9. 9.0 9.1 “劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』主題歌は倉木麻衣さん! 主題歌が聴ける予告編も公開に”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2017年3月1日). http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1488274033 . 2017閲覧. 
  10. 10.0 10.1 “名探偵コナン『純黒の悪夢』テレビ初放送 『金ロー』で2週連続コナン祭り”. 芸能ニュース (ORICON NEWS). (2017年3月1日). http://www.oricon.co.jp/news/2086750/full/ . 2017閲覧. 
  11. 井本早紀 (2017年3月1日). “劇場版『名探偵コナン』主題歌は倉木麻衣!同一アニメ最多主題歌記録でギネスに申請”. 映画ニュース (シネマトゥデイ). http://www.cinematoday.jp/page/N0089977 . 2017閲覧. 
  12. “劇場版「コナン」最新作、主題歌は倉木麻衣!「純黒の悪夢」はテレビ初放送”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年1月18日). http://natalie.mu/comic/news/222697 . 2017閲覧. 
  13. “『名探偵コナン』主題歌は倉木麻衣に! 史上最多21作目のコラボでギネス申請”. 邦画ニュース (シネマカフェ). (2017年3月1日). http://www.cinemacafe.net/article/2017/03/01/47447.html . 2017閲覧. 
  14. “倉木麻衣『コナン』劇場版主題歌に決定 史上最多21作目コラボでギネス申請へ”. 芸能ニュース (ORICON NEWS). (2017年3月1日). http://www.oricon.co.jp/news/2086698/full/ . 2017閲覧. 

関連項目

外部リンク

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