古第三紀

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古第三紀(こだいさんき、Paleogene period

地質時代の年代区分の一つで,新生代の最初の暁新世始新世および漸新世に分かれる。白亜紀より新しく,新第三紀より古い時期で,約 6600万年前から約 2303万年前までの期間。ウマやゾウの祖先が出現し,真生哺乳類の発展,大型化がみられる。この時期の地層区分や時代の決定は,浮遊性有孔虫や貨幣石(ヌムリテス)によって行なわれることが多い。日本では貨幣石は小笠原と九州にしか産出しない。地層の分布は比較的狭く,北海道,常磐,宇部,北九州などに分布する。



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