双三日月双丸塔

提供: miniwiki
移動先:案内検索

双三日月双丸塔(そうみかづきそうまるとう、Bilunabirotunda)とは、91番目のジョンソンの立体である。

ジョンソンの立体の多くは、正多面体半正多面体の全部あるいは一部を切り貼りすることによって作ることのできるものであるが、そのような操作によって構成することのできない立体が8つ含まれていて、双三日月双丸塔はその1つである。

  • 構成面:正三角形8枚、正方形2枚、正五角形4枚
  • 辺:26
  • 頂点:14
  • 二面角:63.435度(5-5), 100.812度(3-5), 110.905度(3-4), 142.623度(3-5), 159.095度(3-4)

双三日月双丸塔は、正多面体である立方体正十二面体とともに3種類で空間充填することのできる立体である。そのときの構成比は 3:1:1 である。

ファイル:Bilunabirrotunda.jpg
双三日月双丸塔のフル回転、15度毎の写真.

外部リンク

デルタ充填とジョンソン・ザルガラー充填

参照文献

  • 「多面体木工(増補版)」佐藤郁郎・中川宏著、科学協力学際センター刊(03/2011), ISBN 978-4990588007