医王山県立自然公園
提供: miniwiki
医王山県立自然公園(いおうぜんけんりつしぜんこうえん)は、富山県と石川県の2県にまたがる総面積2.940haの県立自然公園である。
沿革
主な山岳
- 医王山(939m)
- 黒瀑山(くろたきやま、712m)
- 白兀山(しらはげやま、896m)
- キゴ山(546m)
- 50万年ほど前の火山活動でできた山といわれる。キゴの由来は、一向一揆に備えた佐久間盛政が築いた警護の砦の「警護」がなまって「キゴ」になったという説がある。
- 前山(724m)
- 戸室山(548m)
- キゴ山と同じく50万年ほど前の火山活動でできた山といわれる。戸室の由来は、泰澄大師が托鉢を拒んだ舟から櫓を取り上げ、空中飛行(飛櫓・とびろ)して落ちた場所という説や、泰澄大師が医王山開山の際に,最初の宿泊地としてこの山の岩室(外室=そとむろ)を利用したことに由来しているという説もある。山頂には戸室権現をまつる小祠がある。
見所・スポット
- 鳶(とんび)岩
- 三蛇ヶ滝
- 大池
戸室石について
戸室石(とむろいし)は医王山、戸室山やキゴ山で採石された石(斜方輝石を含む角閃石安山岩)で、その多くは金沢城の石垣や兼六園の石橋、辰巳用水の石管などに利用されている。医王ダムの石碑に使われているのも戸室石である。別名医王石と呼ばれ、近年は県外の業者がミネラルウォーターの元として高額販売している。
主な生き物
主な薬草
関係市町村
関連項目
外部リンク
- 医王山県立自然公園 - 石川県