医王山県立自然公園

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医王山県立自然公園(いおうぜんけんりつしぜんこうえん)は、富山県石川県の2県にまたがる総面積2.940haの県立自然公園である。

沿革

主な山岳

  • 医王山(939m)
  • 黒瀑山(くろたきやま、712m)
  • 白兀山(しらはげやま、896m)
  • キゴ山(546m)
50万年ほど前の火山活動でできた山といわれる。キゴの由来は、一向一揆に備えた佐久間盛政が築いた警護の砦の「警護」がなまって「キゴ」になったという説がある。
  • 前山(724m)
ファイル:070317 tomuro from kodatsuno.jpg
雪の戸室山。背後に医王山。小立野旧金沢大学工学部から撮影。2007年3月。
  • 戸室山(548m)
キゴ山と同じく50万年ほど前の火山活動でできた山といわれる。戸室の由来は、泰澄大師が托鉢を拒んだ舟から櫓を取り上げ、空中飛行(飛櫓・とびろ)して落ちた場所という説や、泰澄大師が医王山開山の際に,最初の宿泊地としてこの山の岩室(外室=そとむろ)を利用したことに由来しているという説もある。山頂には戸室権現をまつる小祠がある。

見所・スポット

  • 鳶(とんび)岩
  • 三蛇ヶ滝
  • 大池

戸室石について

戸室石(とむろいし)は医王山、戸室山やキゴ山で採石された石(斜方輝石を含む角閃石安山岩)で、その多くは金沢城石垣兼六園石橋辰巳用水石管などに利用されている。医王ダムの石碑に使われているのも戸室石である。別名医王石と呼ばれ、近年は県外の業者がミネラルウォーターの元として高額販売している。

主な生き物

夏場になるとカブトムシクワガタを見ることができる。

主な薬草

関係市町村

関連項目

外部リンク