北側一雄
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北側 一雄(きたがわ かずお、1953年〈昭和28年〉3月2日 - )は、日本の政治家、弁護士、税理士。公明党所属の衆議院議員(9期)、公明党副代表、公明党中央幹事会長。
大蔵政務次官(細川内閣)、公明党政務調査会長、国土交通大臣(第5・6代)、公明党幹事長などを歴任した。
Contents
経歴
- 1953年3月2日 - 大阪市生野区に生まれる。父親は元衆議院議員の北側義一(地盤は継承していない)。北側によると小学校・中学校時代クラスの3分の1、4分の1は在日朝鮮人だった[1]。
- 1971年3月 - 創価高等学校卒業。在学中はサッカー部で活躍した。
- 1975年3月 - 創価大学法学部法学科卒業。
- 1981年 - 弁護士登録及び税理士登録。
- 1990年2月18日 - 第39回衆議院議員総選挙に公明党から立候補し初当選(以後6期連続当選)。
- 1993年8月 - 政治改革政権大蔵政務次官に就任。
- 1996年11月 - 衆議院大蔵委員会筆頭理事に就任。
- 1998年1月 - 衆議院予算委員会理事に就任。
- 1999年1月 - 衆議院科学技術委員長に就任。2000年1月、退任。
- 2000年6月 - 公明党政務調査会長に就任。
- 2004年9月27日 - 第2次小泉改造内閣で国土交通大臣、観光立国担当大臣に就任。続く第3次小泉内閣、第3次小泉改造内閣でも留任。
- 2006年9月 - 公明党幹事長に就任。国土交通大臣の職を冬柴鐵三に譲る。
- 2009年
- 2012年
- 2013年8月2日 - 公明党両院議員総会長に就任。
- 2014年12月14日 - 第47回衆議院議員総選挙に大阪16区で再選。
- 2017年
- 10月22日 - 第48回衆議院議員総選挙に大阪16区で再選。
- 11月2日 - 公明党中央幹事会長を兼務[6]。
政策・活動
- 選択的夫婦別姓制度導入にどちらかといえば賛成[7][8]。
- 憲法改正論議において、自民党が「緊急事態条項」の新設について優先的に議論する方針を打ち出したことについては、「大災害のような緊急事態に、国会議員任期や解散規定に例外を設けられないかとの問題意識はまっとうだ」と述べ、理解を示している[9]。
- 日本国憲法第9条の改正については、「現時点であえて改正する必要があるとは思えない」と述べ、慎重な姿勢を示している[10]。
- 2007年(平成19年)11月8日に開催された、在日本大韓民国民団が主催する「永住外国人地方参政権の早期立法化を!」と訴える全国決起大会に参加[11]。
人物
- 身長168cm、体重70kg。
- 座右の銘は「学ばずは卑し」[12]、「波浪は障害に遭うごとに堅固の度を増す」。
- 尊敬する人物は周恩来。
- 趣味は囲碁、観劇、ジャズ鑑賞[12]。
- 愛読書は「夏目漱石全集」[12]。
- 好きな食べ物は「鍋焼きうどん」[12]。
- 弁護士時代は庶民派弁護士として知られ、主として多重債務、地上げ、悪質訪問販売などの被害者救済を得意とした。
- 中選挙区時代の対立候補に同じ大阪弁護士会所属の西村眞悟がいた。
- 司法修習33期、かつ第39回衆議院議員総選挙(1990年)初当選議員の同期に簗瀬進がいる。
- 出身地は大阪府で、堺市を地盤としている。
- 埼玉西武ライオンズのファンである。
現在の役職
衆議院
公明党
- 副代表
- 中央幹事会長
- 憲法調査会長
- 両院議員総会長
- 税制調査会顧問
- 国土交通部会顧問
- 外交安全保障調査会顧問
- 関西方面協議会議長
過去の役職
内閣
衆議院
公明党
主な所属議員連盟
脚注
- ↑ <11・7決起大会特集>各激励辞 「参政権」付与は当然 民団新聞2007年11月14日
- ↑ 公明北側幹事長が落選 民主新人に惜敗、大阪16区共同通信2009年8月30日
- ↑ 太田公明代表が辞任表明、後任8日に選出 北側幹事長も辞任NIKKEI NET(日経ネット)2009年9月3日
- ↑ 引用エラー: 無効な
<ref>
タグです。 「kokuji-H241217
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ “衆院選:返り咲きの北側一雄さん笑顔見せる 大阪16区”. 毎日新聞. (2012年12月16日) . 2012閲覧.
- ↑ 公明中央幹事会長に北側氏=漆原氏は党顧問に時事ドットコム
- ↑ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ↑ 第136回国会衆議院法務委員会 請願3510号
- ↑ “緊急事態条項優先を=公明・北側氏”. 時事ドットコム(時事通信). (2015年5月8日) . 2015閲覧.
- ↑ “公明党:北側副代表「9条改正の必要ない」”. 毎日新聞. (2015年5月8日) . 2015閲覧.
- ↑ <11・7決起大会特集>各激励辞 「参政権」付与は当然 民団新聞2007年11月14日
- ↑ 12.0 12.1 12.2 12.3 公式プロフィール
関連項目
外部リンク
議会 | ||
---|---|---|
先代: 小宮山洋子 |
衆議院総務委員長 2012年 - 2013年 |
次代: 高木陽介 |
先代: 大野由利子 |
衆議院科学技術委員長 1999年 - 2000年 |
次代: 田端正広 |
公職 | ||
先代: 石原伸晃 |
国土交通大臣 第5・6代: 2004年 - 2006年 |
次代: 冬柴鐵三 |