北ヨーロッパ
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北ヨーロッパ(きたヨーロッパ)は、ヨーロッパの北部地域である。日本では北欧(ほくおう)とも呼ばれる。具体的にどの地方や国を含めるかは、国や国際機関などにより異なる。最も広い場合は、イギリスとアイルランド、そしてドイツやロシアのバルト海沿岸部も含まれる。
Contents
北ヨーロッパの国々
狭義の北ヨーロッパ
ノルウェー、スウェーデン、デンマークは、スカンディナヴィア諸国と呼ばれる。現在は、スカンディナヴィア半島に領土を持たないデンマークも、歴史的な理由から、スカンディナヴィア諸国に含まれる。
バルト三国
国際連合統計部による分類では、バルト三国は北ヨーロッパに含まれる[2]。バルト三国は、地理的および文化的に北ヨーロッパに属し、現在、北欧理事会に加盟申請している。なお、バルト三国は、日本の外務省欧州局では西欧課が管轄している[3]。
ソ連崩壊前までは、ポーランド王国、ロシア帝国、ソ連などに併合された歴史的そして政治的観点から、しばしば東ヨーロッパに分類されたこともあった。
ブリテン諸島
国際連合による分類では、ブリテン諸島2ヶ国も北ヨーロッパに含まれるが、通常は西ヨーロッパとされる。
その他
これらの国々の一部を含むこともある。
北欧理事会加盟国
"「北欧諸国」"
- テンプレート:ALA(フィンランドの自治領)
- グリーンランド(デンマークの自治領)
- フェロー諸島(デンマークの自治領)
これらを狭義の5ヶ国に加えた「8ヶ国」で、北欧理事会を組織している。
これらはノルディック諸国 (Nordic, Norden) とも呼ばれる。北ヨーロッパに対し「北欧(諸国)」と訳し分けることもある。ただし、ノルディック/北欧といった場合は、通常は北ヨーロッパに含まない(ヨーロッパ自体に含まれない)グリーンランドを含む。
脚注
注釈
出典
- ↑ “Standard Country and Area Codes Classifications (M49)”. 国連統計部. . 2008閲覧.
- ↑ 国連統計部 (United Nations Statistics Division) による分類。リンク先(統計部サイト)の「Northern Europe」を参照されたし(2011年2月17日付、2011年4月2日閲覧)
- ↑ 外務省欧州局[1]