別府駅商業施設
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えきマチ一丁目別府 (旧)別府ステーションセンター | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒874-0935 大分県別府市駅前町12番13号 |
座標 | 東経131度30分0.9秒北緯33.279778度 東経131.50025度 |
開業日 | 1966年10月1日 |
施設所有者 |
JR九州ビルマネジメント 九州旅客鉄道株式会社 |
施設管理者 |
JR九州ビルマネジメント 九州旅客鉄道株式会社 |
最寄駅 | 別府駅 (大分県) |
最寄IC | 大分自動車道・別府IC |
外部リンク | 公式サイト |
別府駅商業施設(べっぷえきしょうぎょうしせつ)は、大分県別府市のJR別府駅に併設されているショッピングセンターである。JR九州ビルマネジメントが運営している。
えきマチ一丁目別府・B-Passage(旧北名店街)・えきマチ一丁目別府・BIS南館(旧南名店街)・べっぷ駅市場商店街(旧南高架商店街)・北高架商店街と、北駅ビル・南駅ビルの6施設からなる。旧称別府ステーションセンター(べっぷステーションセンター)。1966年の完成当時には「日本一の高架下商店街」とも言われていた[2]。
2012年までは別府市に本社を置く「株式会社別府ステーション・センター」が経営していた。同社はかつては第三セクター企業であり、北駅ビル完成までは別府市が株式を保有することになっていたが、2005年の北駅ビル完成に伴い別府市が株式を売却し、JR九州の子会社となった[3]。その後、同社は「大分ターミナルビル株式会社」[4]を経て、2014年に「JR大分シティ株式会社」へと社名を変更[5]。この間に、別府駅の商業施設運営は、JR大分シティ株式会社からJR九州ビルマネジメントに事業譲渡された[6]。
施設
- 所在地 - 大分県別府市駅前町12番13号
- 規模(売場面積) - 10,509m2(北駅ビルを除く)
- 主要株主 - 九州旅客鉄道(JR九州)(98パーセント出資)、亀の井バス、別府商工会議所(株式会社別府ステーション・センター時代)
- 北駅ビル(ヤマダ電機)のみJR九州の直接管理物件である。
街区名 | 階層 | 売場面積 |
---|---|---|
北高架商店街 | 1 - M2F | ‐ |
北駅ビル(ヤマダ電機) | B1 - 3F | 2,461m² |
B-Passage | 1F | 約800m² |
BIS南館専門店街 | 1F | 2,467m² |
マルミヤストア | 1F | 1,850m² |
南駅ビル(駅ビル駐車場) | 1 - 3F | ‐ |
べっぷ駅市場商店街 | 1 - M2F | ‐ |
営業時間
- えきマチ一丁目・B-Passage:9:00〜20:00
- ファミリーマートは24時間営業、一部の飲食店などは22:00まで。
- ヤマダ電機テックランド別府駅前店(北駅ビル):10:30〜21:00 - 当ビルのみ別府ステーションセンターではなくJR九州が直接管理。
- えきマチ一丁目・BIS南館専門店街:9:00〜20:00、飲食テナントは最大7:00〜22:30まで。駅ビルパーキング1階(居酒屋)は午前3時(週末は午前5時)まで営業。
- マルミヤストア:9:30〜22:00
- べっぷ駅市場商店街:各店により異なる(およそ17〜19時ごろまで)。
- ※営業時間は一部店舗により異なる。
主要テナント
一部のみ記載する。(北高架商店街に関しては公式サイトに案内が存在しないため、全店舗記載)
えきマチ一丁目別府・B-Passage
- キヨスク別府銘品蔵
- ファミリーマート別府駅店(旧am/pmの店舗)
- 凡真留是(ボンマルセ)別府駅店
- イタリアントマト別府駅店
- リトルマーメイド 別府店
- まるにや B-Passage店
- リトルプリンセス アキヨシ B-Passage店
- からあげ天
- ビーパサテラス(フードコート)
- ペット温泉アニマー湯 本店
- ラフィネ別府駅店
- 渡辺時計店(ダイエーより移転)
- 豊後茶屋別府駅店(JR九州フードサービス)
- ヤマト運輸
- ICHIZA(和雑貨、別府竹細工)
北駅ビル
- ヤマダ電機テックランド別府駅前店
- 別府駅北駐車場(ヤマダ電機テックランド別府駅前店契約駐車場)
- 別府駅北駐輪場
えきマチ一丁目別府・BIS南館
BIS南館専門店街
- 別府駅南改札口
- 明林堂書店 JR別府店
- ミスタードーナツ JR別府ショップ
- ロッテリア別府駅店
- 駅前留学NOVA 別府校
- タカチホカメラ 別府店
- 大栄教育システムふゅーちゃーパソコン教室 別府校
- アキヨシコスメティックガーデン BIIS南館店
- ホワイト急便 別府駅店
- 催事場
マルミヤストア
- マルミヤストア 別府駅店
- フローリストうめづ 別府駅店
南駅ビル
べっぷ駅市場商店街
- 野田商店
- さくらい青果べっぷ駅市場店
- まるにや べっぷ駅市場店
- 天野おかず店(ダイエーより移転)
- ヒラオペット
北高架商店街
北高架商店街(別府駅側)
- HACHI CAFE+(カフェギャラリー、旧CUE CAFE+)
- HACHI CAFE+ ヨガスクール(ヨガ教室)
- ReNTReC.(中古レコード)
- Ontenna(古着)
- オニパンカフェ別府店(ベーカリー・喫茶)
- rotter(セレクト雑貨)
- cocon(美容室)
- ステーション喫茶 KEI(喫茶)
- 手もみ処にしおか(マッサージ)
- 千両(居酒屋・串焼)
- みや(居酒屋・寿司)
- 和夢(居酒屋)
- 美伊(和食)
- 十五万石(中華料理)
- 雪ん子寿司(軽食・惣菜)
- つばめ図書館(児童図書館)
北高架商店街(富士見通り側)
- M's Costom Cycle's(バイク)
- N040(音楽スタジオ)
- Studio Noquudo(貸スタジオ・ギャラリー)
- Candy House(ライブハウス)
- めろでぃ市場(八百屋・産直)
- オーハシミート(肉屋)
- ハリウッド美容室(美容室)
- 別大環境防災(事務所)
- OKフードセンター(食品加工)
- 竹本商店(こんにゃく製造)
- コスモード(コインランドリー)
- 月極駐車場
- 香蘭荘製菓契約駐車場
過去に存在した主要テナント
- ダイエー別府店(総合スーパー、丸栄・ユニード時代から存在し2012年3月31日に撤退)
B-passage
- タマホーム別府店(日出展示場に統合後、現在はゆめタウン別府前に出店)
旧北名店街
- 団子汁 松っちゃん(北名店街の廃止に伴い廃業)
- ハーブテラス オンフルール
- らん蘭別府店(JR九州フードサービス、Bパサ開店後は「豊後茶屋」に)
- 日本食堂別府駅店(国鉄時代に存在)
- 近鉄食堂別府駅店(1994年に撤退)
- ミスターマックス別府駅店(旧「平野電機別府駅店」、1980年に社名変更後1999年に撤退)
- コンビニエンス生活列車別府駅店(am/pmを経てファミリーマートに転換)
- 豊和銀行別府駅構内支店(別府支店と統合、上野口町に移転)
- 別府外国人観光客案内所(コンコースの総合観光案内所内とソルパセオ銀座入口の国際交流プラザに移転)
- 関西汽船案内所
- 亀の井バス定期観光バス案内所
南駅ビル
- タイトーイン別府
- ケンタッキーフライドチキン別府駅店(後にゆめタウンに出店したものの縮小を経て別府駅周辺からは再撤退)
BIS南館専門店街
- ビューシッククギミヤ(釘宮メガネ)別府駅店(近くの弥生銀天街に本店がある)
- 英会話のジオス(NOVAに転換)
交通アクセス
鉄道
バス
駐車場
- 別府駅北駐車場
- ヤマダ電機テックランド別府駅前店の営業時間中は1時間無料、1円以上お買い上げで2時間無料。店内にて手続きが必要。
- 別府駅ビル駐車場
- 1000円以上お買い上げで1時間無料。店内にて手続きが必要。
- JR九州の2枚きっぷ4枚きっぷ指定駐車場(みどりの窓口で要予約)。
- 別府駅南駐車場
- 1000円以上お買い上げで1時間無料。店内にて手続きが必要。駐輪場は無料。
- べっぷ駅市場商店街契約駐車場
- お買い上げで40分無料。
- 別府駅北高架下月極駐車場
- 別府駅北駐輪場(無料)
- 別府駅西口駐輪場(無料)
周辺の大型商業施設
沿革
- 1964年(昭和39年) 3月 - 「別府ステーションセンター」設立。
- 1966年(昭和41年)10月 - 「別府ステーションセンター」開業。
- 1970年頃の核店舗は「渕上丸栄」「平野電機」「豊和銀行」「日本食堂」「近鉄食堂」など。
- 「丸栄」は1967年開店。「ユニード」に社名変更後、1994年に「ダイエー」と合併。2012年に撤退。
- 平野電機は1980年に「ミスターマックス」に社名変更後、1999年に撤退。
- 当時の店舗呼称は「南名店街」「北名店街」「南高架商店街」「北高架商店街」と駐車場であった。
- 1980年(昭和55年)10月 - 駅北自動車整理場に駅ビル建設計画が発覚。核店舗はトキハ別府店を予定。
- 1987年(昭和62年) 6月 - 「北名店街」一部改装、北名店街「パティオ」がオープン。
- 1988年(昭和63年) 8月 - トキハが駅から徒歩5分の北浜地区へ出店することが正式決定、北駅ビル建設は棚上げされる。
- 1988年(昭和63年)12月 - 南駅ビルが完成、「別府駅ビル駐車場」「ケンタッキーフライドチキン」「別府駅交番」が入居(後に「ケンタッキー」は閉店し「タイトー」を経て現在は居酒屋)。
- 1989年(平成元年) 3月 - 「南名店街」を全面改装し「BIS南館専門店街」が開業。開店時のキャッチフレーズは「モット遊感ニ。」。
- 1993年(平成 5年) - 「南高架商店街」が「べっぷ駅市場商店街」に名称変更。
- 1995年(平成 7年) 8月 - コンビニエンス「生活列車別府店」が開業(2005年に「am/pm」化、2010年に「ファミリーマート」に転換)。
- 2003年(平成15年) 2月 - 新ショッピングモールと駅ビル新設、駐車場増設に伴い「北名店街」の解体工事開始。
- 2005年(平成17年) 1月 - 北駅ビル完成、「ヤマダ電機テックランド別府駅前店」「駅北駐車場」が入居、後に駐輪場も設置。
- 2005年(平成17年) 2月 - 「北名店街」跡地に「B-Passage」が開業。
- 2007年(平成19年) 3月 - 別府市が北駅ビルの完成まで保有することになっていた株式を売却、JR九州の子会社となる。
- 2009年(平成21年) 7月 - 南駅ビル(別府駅ビル駐車場)の1階商業床を改装、居酒屋2軒が開店。
- 2012年(平成24年) 3月 - ダイエー別府店が閉店。
- 2012年(平成24年) 9月 - 旧ダイエーの一部を駐車場とする。
- 2012年(平成24年)11月 - マルミヤストア別府駅店が開業。
- 2012年(平成24年)11月 - 大分ターミナルビル株式会社に名称変更。アミュプラザ大分の運営を行うことを発表。
- 2014年(平成26年) - JR九州ビルマネジメント株式会社に経営譲渡。
- 2016年(平成28年)3月26日 - 「えきマチ一丁目別府」に改称。
その他
- 2005年から不定期で大分県内の民放テレビ局にてテレビCMが放映されているほか、新聞折り込み広告も出している。
- 全街区共同で広告を出稿する場合は、総称して「別府駅商店街」の名称が用いられることがある。
- 定期的に福引や演奏会、ダンスフェスティバルなどの催事やイベントも行われる。
- 高架下商店街に出店する店舗により商店会「別府民衆駅商店連合会」が結成されており、商店会にはモンテローザなどの出店大手企業も加入している。
- 北高架商店街は1990年代末より半分以上が空き店舗となっていたが、2011年からギャラリーやカフェの出店が相次ぎ、アートイベントの会場となることもある。
- 北高架商店街は2013年9月に数十年ぶりに空き店舗が解消された。
脚注
- ↑ 旧別府ステーションセンターの公式サイトに記載されている売場面積は11,698m2+JR九州が直接管理する北駅ビル(ヤマダ電機)部分の売場面積は2,461m2、合計で14,159m2となっていたが、マルミヤ出店による駐車場増設で12,970m2となった。
- ↑ 朝日新聞社 編(2010)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線36 日豊本線』(朝日新聞出版)にも「別府駅が高架化、日本一の長さとなる高架下商店街が誕生」という記述がある。
- ↑ 大分県内市町村の集中改革プランの取組状況 第三セクターの見直し (XLS) 大分県
- ↑ 「(株)別府ステーション・センター」の「大分ターミナルビル(株)」への社名変更について (PDF) 株式会社別府ステーション・センター、2012年11月22日
- ↑ 「大分駅ビル」の名称と施設概要について (PDF) 九州旅客鉄道株式会社・大分ターミナルビル株式会社、2014年9月30日
- ↑ 駅ビル事業 JR九州ビルマネジメント株式会社