別府輝彦

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別府 輝彦(べっぷ てるひこ、1934年3月9日 - )は、日本の応用微生物学者、東京大学名誉教授。

東京府出身。東京大学農学部卒。1961年同大学院科学系研究科博士課程修了、農学博士。1969年東大農学部助教授、1977年教授となり、1993年同大生物生産工学研究センター長を兼任。1994年定年退官、名誉教授、日本大学生物資源科学部教授。2006年総合科学研究所教授[1]。1998年微生物機能の開発とその利用に関する基礎的研究で日本学士院賞(山田秀明との共同研究)。2004年日本学士院会員。2012年文化功労者[2]

著書

  • 『応用微生物学は種の多様性にはじまる』三田出版会 ステアリングシリーズ 科学技術を先導する30人 1990
  • 『新・微生物学』I.B.S出版 バイオテクノロジーテキストシリーズ 2004
    • 『新・微生物学』講談社 新バイオテクノロジーテキストシリーズ 2012
  • 『見えない巨人微生物』ベレ出版 2015

編著・共編

  • 『スクリーニング技術 微生物の潜在機能をさぐる』編 講談社 バイオテクノロジーシリーズ 1985
  • 『微生物実験法』共編 新生化学実験講座 東京化学同人 1992
  • 『細胞機能研究のための低分子プローブ』大村智,瀬戸治男,山崎真狩共編 共立出版 1995
  • 『微生物機能の多様性』編 学会出版センター 1995
  • 『微生物機能に学ぶ化学 微生物バイオテクノロジーの基礎』高木正道共編著 放送大学教育振興会 2001

論文

脚注

  1. 『見えない巨人微生物』著者紹介
  2. 日本人名大辞典