六甲駅
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六甲駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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六甲駅(ろっこうえき)は、兵庫県神戸市灘区宮山町三丁目にある、阪急電鉄神戸本線の駅である[1]。駅番号はHK-13。
快速急行(早朝・夜間に運行)以下の種別の列車が停車する。
歴史
- 1920年(大正9年)7月16日 - 阪神急行電鉄(当時の社名)神戸線開通と同時に開業[2]。
- 1968年(昭和43年)4月7日 - 神戸高速鉄道の開通に伴い、当駅まで山陽電気鉄道(山陽)の列車が乗り入れるようになる[2]。これに合わせ、ホームを島式2面4線から相対式2面4線に変更[1]。
- 1984年(昭和59年)5月5日 - 駅構内で山陽の回送列車と阪急車両の衝突事故発生[1]。
- 1987年(昭和62年)12月14日 - 快速急行の停車駅となる。
- 1995年(平成7年)
- 1998年(平成10年)2月15日 - 当駅まで乗り入れていた山陽との相互直通運転を廃止。
- 1999年(平成11年)
- 2000年(平成12年)4月9日 - 橋上駅舎の使用を開始[1]。
- 2013年(平成25年)12月21日 - 駅番号導入[3][4]。
駅構造
地上駅だが、駅舎は2000年(平成12年)に橋上化されている[1]。
開業当初のホームは島式2面4線であったが、山陽電鉄本線との直通運転と神戸本線の8両編成運転に備え、1968年(昭和43年)までに待避線2線の外側に相対式2面2線を配し、主本線を通過線とした新幹線(主要駅)型の構造に改良された[5]。阪急線内でこのような構造のホームを有するのは当駅のみである[注 1]。
山陽から乗り入れる列車は1998年2月まで設定され、当駅を起終点としていた。到着後は隣の御影駅の西側にある引き上げ線まで回送して折り返していた。
かつて普通の多くは当駅で特急の通過待ちを行なっていたが、1995年に岡本駅が特急の停車駅となってからは、当駅での昼間の通過待ちは廃止された。
のりば
号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■神戸本線 | 下り | 神戸三宮・新開地・山陽電鉄線方面 |
4 | 上り | 大阪(梅田)・西宮北口・京都・宝塚方面 |
2・3号線は通過線で、ホームはない。この通過線が主本線であるため、停車列車が使用する1号線と4号線は副本線である。
- 阪急六甲駅ホーム.jpg
ホーム
利用状況
2017年(平成29年)の1日平均乗降人員は29,516人である[6]。同社の駅では第24位。
近年の1日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。
- 2007年度から2015年度までのデータは、平日の1日平均乗降・乗車人員である。
- 2016年度以降のデータは、1日平均乗降・乗車人員である。
年次 | 平日限定 乗降人員 |
平日限定 乗車人員 |
通年平均 乗降人員 |
通年平均 乗車人員 |
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2007年(平成19年) | 33,727 | 16,550 | - | - |
2008年(平成20年) | 34,191 | 16,776 | ||
2009年(平成21年) | 33,550 | 16,478 | ||
2010年(平成22年) | 33,977 | 16,714 | ||
2011年(平成23年) | 34,069 | 16,791 | ||
2012年(平成24年) | 34,181 | 16,866 | ||
2013年(平成25年) | 34,182 | 16,872 | ||
2014年(平成26年) | 34,206 | 16,899 | ||
2015年(平成27年) | 34,132 | 16,907 | ||
2016年(平成28年) | - | - | 29,566 | 14,646 |
2017年(平成29年) | 29,516 | - |
駅周辺
六甲山への南側の玄関口で、山上へはバスに乗り換える。六甲ケーブルへはこのバスで連絡している[1]。
神戸大学や神戸松蔭女子学院大学や親和中学校・親和女子高等学校などの最寄り駅でもあるため、ラッシュ時を中心に学生の利用が多い。
JR神戸線の六甲道駅は当駅から南へ700メートル(徒歩で約9分)。
- アズナス六甲店(駅舎内)
- タクシー乗り場(駅舎内北側 阪急タクシー専用・駅北側六甲駅前ビル前)
- 六甲八幡神社
- 六甲地域福祉センター
- 神戸大学[1]
- 山口誓子記念館
- 神戸松蔭女子学院大学[1]
- 六甲中学校・高等学校
- 神戸市立長峰中学校
- 神戸市立六甲小学校
- 六甲幼稚園
- 親和女子中学校・高等学校
- 神戸海星病院(阪急バス乗り場より送迎バスあり)
- 六甲病院
- 神戸篠原郵便局
- 神戸高羽郵便局
- 神戸将軍郵便局
- 池田泉州銀行六甲支店(旧:池田銀行店『●』)
- 三井住友銀行六甲支店(旧:さくら銀行店)
- 阪急オアシス
- 神港教会
- カトリック六甲教会
バス路線
「阪急六甲」バス停があり、神戸市バスと阪急バスの路線が乗り入れる。
- 神戸市バス
- 2系統 三宮神社・三宮駅(阪神前) 行(当駅 - 青谷 - 布引 - 三宮阪神前 - 三宮神社)
- 16系統 六甲ケーブル下 行(当駅 - 高羽町 - 神大国際文化学部前 - 六甲ケーブル下)
- 18系統 三宮(三宮バスターミナル) 行(当駅 - 摩耶ケーブル下 - 青谷 - 布引 - 新神戸駅前※ - 三宮バスターミナル)※一部便は通過
- 26系統 六甲ケーブル下 行(当駅 - 神戸海星病院前 - 昭生病院前 - 六甲ケーブル下)
- 32系統御影山手 行(当駅 - 天神山 - 御影山手方面循環)
- 36系統 鶴甲団地 行(当駅 - 神大正門前 - 鶴甲団地)
- 16・36系統 阪神御影 行(当駅 - JR六甲道 - 御影公会堂前 - 阪神御影)
- 2・18・26・32系統 JR六甲道 行
- 阪急バス六甲線(系統番号なし)
- 六甲山頂(記念碑台) 行
- 六甲ケーブル山頂駅 行
- 摩耶ロープウェー山頂駅 行(六甲山牧場経由。六甲山頂経由および直行)
その他
- 神戸電鉄有馬線にも「六甲」の名を冠する神鉄六甲駅が北区にあるが、六甲山をはさんで7キロメートル以上離れている。神鉄駅へは、鉄道では新開地駅経由で約56分、三宮駅乗換神戸市営地下鉄・北神急行電鉄経由(谷上駅でも乗換)で約41分ほどかかる。
- また、近隣のJR六甲道駅と区別するため「阪急六甲駅」とも呼ばれる。また山陽からの乗り入れ列車は、阪神本線方面の列車との区別を明確にする意味で、当駅発着列車の方向幕表記を「阪急六甲」としていた。
- 登山シーズンには、六甲ケーブルを利用して六甲山上へ向かうため、神戸市バスに乗り換える乗客が多い。しかし、神戸大学生が多く乗車する朝の時間帯を中心に、二つ手前の六甲道駅で満員になることもあり、バスの便数の不足に対して不満の声も上がっている。行楽客が見込まれる土日等の場合に阪急六甲駅や六甲道駅を始発とする臨時バスが出るケースがあるが、行楽期によく臨時ダイヤを設定する六甲ケーブルとは対照的に、続行便を出すなどの対応が不十分と感じる人からダイヤの改良を求める声もある[7]。なお、山上へ直接向かうには阪急バスの路線を利用すると良い。
- 1964年の映画「黒い海峡」では、三宮駅(当時)とともに当駅ホーム(当時は2面4線)でもロケが行われた。三宮駅(当時)から阪急電車に乗って逃げる大貫(中谷一郎)を、そのままついていった槙明夫(石原裕次郎)が六甲駅で追い詰めるのだが、大貫(中谷)が一度ホームに降りて扉が閉まる直前に再び飛び乗ったためホームにいた槙(石原)は同じ電車に乗れず逃がしてしまう、というシーンで登場する。なお、大貫(中谷)が乗ってそのまま逃げたのは2000系(中間車2018が映っている)であったが、槙(石原)が見送った車両は800系(855)であった。また、ホームに入線するシーンでは同じく800系(805)が映し出されている。
隣の駅
- 阪急電鉄
- ■神戸本線
- ■特急・■通勤特急
- 通過
- ■快速急行
- ■急行・■通勤急行・■普通
- 春・秋の行楽シーズンには、直通特急「あたご」も運行され、当駅に停車する。停車駅等の詳細は阪急京都本線を参照のこと。
- ■特急・■通勤特急
脚注
注釈
出典
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 引用エラー: 無効な
<ref>
タグです。 「zeneki
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』12号 阪神電気鉄道 阪急電鉄 2、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010-10、27-29。ISBN 978-4-02-340142-6。
- ↑ “「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します” (PDFlink) (プレスリリース), 阪急電鉄株式会社, (2013年4月30日), オリジナルの2013年12月15日時点によるアーカイブ。 . 2016.4.8閲覧.
- ↑ “阪急電鉄:21日から駅名変更 宝塚線、中山駅→中山観音駅 神戸線、三宮駅→神戸三宮駅 京都線新駅開業に合わせ”. 毎日新聞(朝刊) (毎日新聞社): p. (地方版/兵庫)p.24. (2013年12月19日)
- ↑ 引用エラー: 無効な
<ref>
タグです。 「hankyuworld4
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 阪急電鉄 鉄道情報ホームページ 駅別乗降人員
- ↑ “憤懣本舗「神戸の乗れない乗り物」”. MBSテレビ(毎日放送)『VOICE』 (2011年10月10日). 2012年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2016閲覧.
関連項目
外部リンク
- 六甲駅(鉄道情報ホームページ) - 阪急電鉄