八郎潟町
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八郎潟町(はちろうがたまち)は秋田県北西部に位置する町である。秋田県の自治体の中では面積がもっとも狭く、平成22年国勢調査によると人口密度は県下一である。
Contents
地理
八郎潟・東部承水路の東側に位置し、県都秋田市から北に30キロ程に位置する。中心市街地は八郎潟駅前の商店街ではあるものの、秋田市に近いことから大規模店舗は存在せず[1]、昔からの商店が立ち並んでいる。JR奥羽本線と国道7号が南北に走り、東部には秋田自動車道 五城目八郎潟ICがあり、交通の便はよい。
2014年5月には、町内に湖東厚生病院が開院。
隣接している自治体
歴史
- 1889年(明治22年) - 町村制の施行により一日市村、面潟村が成立する。
- 1902年(明治35年) - 奥羽本線の一日市-能代(現・東能代)間が開通する。
- 1925年(大正14年) - 一日市村が町制を施行する一日市町となる。
- 1945年(昭和20年) - 一日市大火。一日市町598戸、面潟村94戸が焼失する。
- 1956年(昭和31年) - 昭和の大合併で一日市町と面潟村が合併して八郎潟町となる。
- 1958年(昭和33年) - 浦横町、岡本、野田の3集落が五城目町へ分町する。
- 1958年(昭和33年) - 八郎潟の干拓工事が始まる。
- 1963年(昭和38年) - 一日市中学校、面潟中学校を統合し八郎潟中学校となる。
- 1976年(昭和51年) - 一日市小学校、面潟小学校、高岡小学校を統合し八郎潟小学校となる。
- 2005年(平成17年) - 平成の大合併の議論で隣接する五城目町、井川町との法定合併協議会を廃止する。法定合併協議会から井川町が脱退する。これがきっかけで八郎潟町も住民アンケートの結果により脱退することになり、法定合併協議会は廃止となった。
- 2014年(平成26年) - 湖東総合病院が新築移転し、湖東厚生病院として開院。
- 2015年(平成27年)5月1日 - 八郎潟駅西側に八郎潟町えきまえ交流館「はちパル」が開館。あわせて八郎潟町立図書館が設立された。
産業
漁業
郵便局
金融機関
- 北都銀行八郎潟支店
- 秋田信用金庫八郎潟支店
- あきた湖東農業協同組合八郎潟支所
地域
人口
八郎潟町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
- 八郎潟町立八郎潟中学校 - 同中野球部が石井浩郎、後藤光尊などを輩出しているほか、卒業生には多くのアスリートがいる
- 八郎潟町立八郎潟小学校
文化
- 八郎潟町えきまえ交流館「はちパル」
- 八郎潟町立図書館
交通
鉄道
バス
道路
名所・旧跡・観光スポット
出身者
- 石井浩郎(プロ野球選手・政治家)
- 後藤光尊(プロ野球選手・東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 柳田英明(アマチュアレスリング選手)
- 佐藤満(アマチュアレスリング選手)
- 一ノ関史郎(重量挙げ選手)
- 斉藤久治郎(重量挙げ選手)
市外局番
秋田市と同じ018である。収容局と局番は次の通り。
- 八郎潟…854-4、855-4、875 (五城目町の大川地区でもこの収容局の番号が使われている)
脚注
- ↑ 近隣の大規模商業施設は5 km圏内に五城目町のイオンスーパーセンター五城目店がある。
外部リンク
- [{{#property:P856}} 八郎潟町役場]
典拠レコード: