八峰町
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八峰町(はっぽうちょう)は、秋田県の北西部に位置し山本郡に属する町。
Contents
地理
面積の8割が山間部(森林)で、農地は全面積の1割程度で、その多くが峰浜地区にある。
隣接している自治体
人口
八峰町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
歴史
合併の経緯
「白神市」構想が白紙撤回後、山本郡八森町、峰浜村は2町村での合併を表明し、新たな合併協議会を設置した。
新町の名称候補として、『南白神町』、『あきた白神町』なども挙がった。白神山地の南の観光拠点となっており“しらかみ”の名を使用しても問題ないが、青森県のNPOなどの反発もあり(合併協は影響を認めず)、合成地名となった。町内に峰が8つあるという訳ではない。
年表
- 2006年(平成18年)
- 2008年(平成20年)
- 4月 - 峰浜地区の八峰町立岩子小学校が水沢小学校に統合。
- 7月 - 旧発盛鉱山ダム跡地に八峰町中央公園が完成。
- 2009年(平成21年)
- 2012年(平成24年)9月 - 日本ジオパーク委員会により、八峰白神ジオパークが認定される。
- 2016年(平成28年)4月 - 八峰町立八森中学校と峰浜中学校が統合、峰浜中学校校舎を改修して新たに「八峰町立 八峰中学校」を設置。また、八峰町立水沢小学校と塙川小学校が統合、水沢小学校校舎を改修して新たに「八峰町立 峰浜小学校」を設置。
行政
峰浜庁舎の焼失にともない、旧町村境付近(峰浜目名潟字目長田)に新たな町役場本庁舎を建設し、2009年9月24日より新庁舎が稼働され、業務集約した。それまでの従前の峰浜庁舎の機能は、暫定的に峰栄館(峰浜地区文化交流センター)と塙川出張所に分散し、一部は八森庁舎に集約されていたが、新庁舎稼働にともない、それまでの本庁舎扱いであった八森庁舎を含め分散された拠点がすべて廃止された。
産業
漁業
近年は「アワビの里づくり」による振興をめざし、白神アワビの養殖が行われている[1]。
地域
公共施設
- 八峰町文化交流センター「ファガス」
- 峰浜地区文化交流センター「峰栄館」
教育
郵便局
- 八森郵便局(集配局)…018-26xx(旧八森町)
- 峰浜郵便局(集配局)…018-25xx(旧峰浜村および八峰町全体で郵便番号が設定されていない地名)
- 塙川郵便局
- 岩館郵便局
- 東八森郵便局
交通
鉄道
峰浜地区の中心駅は沢目駅、八森地区の中心駅は八森駅だが、現在の町役場から近隣の駅は東八森駅となる。
バス
道路
観光
祭り・イベント
- みこしの滝浴び - 白瀑神社で毎年8月1日に行われるの例大祭。神輿を担いだまま滝壺に入る珍しい神事である。
- 雄島花火大会 - 毎年8月15日開催。八森地区の約200 m沖に浮かぶ雄島を打ち上げ場所として行われる花火大会。
この他、国道101号に面した標高208mの糠森山では、お盆と正月を挟んだそれぞれ1か月程度、八峰町の「八」の字のライトアップが行われる。
温泉
- 八森いさりび温泉 ハタハタ館
- 八森湯っこランド
- あきた白神温泉ホテル
観光スポット
- 手這坂
- ポンポコ山公園 - 道の駅みねはまに隣接する観光施設。バンガロー村、遊具等がある。
- ぶなっこランド - 二ッ森山への入り口にあたる白神山地へのビジターセンター。
- 八森観光市
- 御所の台ふれあいパーク - あきた白神駅近くに整備された公園。かつて山村広場とも呼ばれた。丘陵地に整備され、八峰町さくらまつり等のイベントが行われる。
- 岩館海水浴場 - 海浜プールとして防波堤で区切られ、人工的に砂浜が整備されている。
- 本館城 (出羽国)
その他
- 八森岩館県立自然公園 - 濤安(とあ)の乙女像という日本海中部地震の犠牲者を悼むための像が日本海に向かって建てられている。
- 秋田白神県立自然公園
- 八峰白神ジオパーク
近年はグリーンツーリズム、ブルーツーリズムによる農業、漁業体験型の観光振興を目指しており、就農体験、蕎麦打ち体験のほか、八森本館地区の「夕映の館」、八森岩館地区の「漁火の館」でそれぞれ宿泊が可能。
名物・特産品
出身著名人
脚注
- ↑ “(誘致18-1)誘致企業の概要 - 秋田県 (PDF)”. . 2013閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 “広報はっぽう2015.12月号 (PDF)”. . 2016閲覧.