保土ケ谷区

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ほどがやく
保土ケ谷区
地方 関東地方
都道府県 神奈川県
横浜市
団体コード 14106-2
面積 21.93km2
総人口 205,889
推計人口、2018年4月1日)
人口密度 9,388人/km2
隣接自治体
隣接行政区
横浜市神奈川区西区南区
戸塚区旭区緑区
外部リンク 保土ケ谷区ホームページ
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保土ケ谷区(ほどがやく)は、横浜市を構成する18行政区のうちの一つである。

地理

横浜市の中央部にあり、関東ローム層からなる多摩丘陵の南東の端にあたる。東西に5.80km、南北に7.40kmある。関東平野にありながら起伏に富み、最高地は今井町の海抜97.0mである。

歴史

この伊勢神宮荘園榛谷御厨(はんがやみくりや)と呼ばれ、「はんがや」が「ほどがや」へ転訛したという説がある。榛谷氏を参照。
かつては程ヶ谷のほか、程谷、ほどが谷、などとも書いた。

年表

明治以降

区域の変遷

  • 1873年5月1日 区番組制により、橘樹郡保土ヶ谷宿・藤江新田・和田村・下星川村・仏向村・坂本村は第3区2番組に、都筑郡川島村・上星川村・新井村・上菅田村は第6区1番組に、今井村が第6区2番組にそれぞれ編入される。
  • 1874年6月14日 大区小区制により、橘樹郡岩間町・保土ヶ谷町・神戸町・帷子町・下星川村・和田村・坂本村・仏向村は第2大区1小区に、上星川村・川島村・上菅田村・新井新田は第7大区1小区に、今井村は第7大区2小区にそれぞれ編入される。
  • 1878年12月1日 郡区町村編制法により、大区小区を廃して橘樹郡都筑郡並びに町村を復活。
  • 1889年4月1日 町村制施行の際、以下の各町村が成立。
    • 保土ヶ谷宿を構成した橘樹郡保土ヶ谷町・上岩間町・下岩間町・上神戸町・下神戸町・帷子町・帷子田町・帷子上町並びに岡野新田を合併して保土ケ谷町が成立。
    • 橘樹郡坂本村・仏向村が合併して矢崎村が成立。
    • 橘樹郡和田村・下星川村が合併して宮川村が成立。
    • 都筑郡川島村・上星川村が合併して西谷村が成立。
    • 都筑郡上菅田村・新井新田が中山村・十日市場村・榎下村・久保村・寺山村・台村・上猿山村・下猿山村・鴨居村・本郷村と合併して新治村が成立。
    • 都筑郡今井村が二俣川村・三反田村・小高新田・市野沢村と合併して二俣川村が成立。
  • 1909年 保土ケ谷町、矢崎村と宮川村を合併。
  • 1901年 保土ケ谷町のうち、岡野新田の全域及び下岩間の一部が横浜市に編入される(現在の西区)。
  • 1911年 保土ケ谷町のうち、下岩間の残り大部分が横浜市に編入される。
  • 1927年4月1日 保土ケ谷町の残部と西谷村が横浜市に編入される。
  • 1927年10月1日 保土ケ谷区成立。同年4月に編入した地域を区域とする。
  • 1939年4月1日 都筑郡都岡村と二俣川村を編入(新治村は港北区に編入)。
  • 1943年12月1日 中区より西久保町を編入。
  • 1969年10月1日 旧都岡村及び今井町を除く旧二俣川村、並びに川島町の西半分(現在の西川島町を含む)が旭区に、残部を(新)保土ケ谷区とする。港北区から上菅田町・新井町を編入。

区名の由来

地域に神社の所領として置かれた荘園の一種である「榛谷御厨(はんがやのみくりや)」から転訛したという説や、凹地などの窪んだ所という意味の古語である「ホト」のような谷という説など複数ある[1]。「保土谷区」の表記もよく用いられるが、「横浜市区の設置並びに区の事務所の位置、名称及び所管区域を定める条例[2]」では保土谷区と定められている。

町名

保土ケ谷区内では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。住居表示実施前及び町区域設定前の町名等欄で下線がある町名はその全部、それ以外はその一部であり、その町名の末尾に数字がある場合には丁目を表す。また、字区域の一種である字丁目をもつ町区域は、町名欄に示している。

地域

住宅団地

  • 県営笹山団地・神奈川県住宅供給公社笹山団地(上菅田町
  • 仏向町団地(仏向町、賃貸528 1961年 建て替え工事中) 全面建替)
  • 仏向町第二団地(仏向町)
  • くぬぎ台団地(川島町)
  • 明神台団地(明神台、店 賃貸1156 1959年) 
  • 市営住宅 コンフォール明神台
  • 市営住宅 ヒルズ峰岡
  • 市営住宅 初音が丘
  • 市営住宅 権太坂スクエア
  • 市営住宅 ニューパース権太坂
  • 市営住宅 川辺町第2
  • 市営住宅 川辺町
  • 市営住宅 西原グリーンハイツ
  • 市営住宅 霞台グリーンハイツ
  • 市営住宅 岩崎町
  • 市営住宅 桜ヶ丘グリーンハイツ
  • 県営花見台団地(花見台)
  • 県営ハイム向台(川島町651外)
  • 県営西原団地(川島町1472外)
  • 県営南原団地(川島町)
  • 県営千丸台団地(新井町340外)
  • 県営桜台ハイツ(峰沢町)
  • 住友化学社宅

健康

  • 平均年齢 44.09歳(2010年1月1日) ※横浜市の平均は43.12歳
  • 老年人口割合 22.0%(2010年1月1日) ※横浜市の平均は19.6%

行政

  • 区長:鈴木和宏(2011年5月1日 - )
前区長:岡部 豊(2008年4月1日 - 2011年4月30日)
  • 区役所、消防署、警察署、図書館など区の行政施設は、ほとんどが相模鉄道星川駅周辺に集中している。
  • 横浜市消防局(横浜市の消防本部)は保土ケ谷区役所に併設されている。
国の行政機関

経済

産業

主な産業

区内の大半が住宅街のため、スーパーなどの商業店舗は多い。

かつては日本硝子東洋電機製造日本カーリット東京大学工学部火薬研究所、保土谷化学工業古河電池などの大規模工場が存在したが、2006年現在すべて移転しており、古河電池の本社を除き区内に関連施設は残っていない。なおこれらの工場跡は横浜ビジネスパークや大規模マンションとなっている。

教育

大学

高等学校


中学校

  • 横浜市立保土ケ谷中学校
  • 横浜市立宮田中学校


小学校

  • 横浜市立新井小学校
  • 横浜市立今井小学校
  • 横浜市立岩崎小学校
  • 横浜市立帷子小学校
  • 横浜市立上菅田小学校
  • 横浜市立上星川小学校
  • 横浜市立川島小学校
  • 横浜市立くぬぎ台小学校
  • 横浜市立権太坂小学校
  • 横浜市立坂本小学校
  • 横浜市立桜台小学校
  • 横浜市立笹山小学校
  • 横浜市立瀬戸ケ谷小学校
  • 横浜市立常盤台小学校
  • 横浜市立初音が丘小学校
  • 横浜市立藤塚小学校
  • 横浜市立富士見台小学校
  • 横浜市立仏向小学校
  • 横浜市立星川小学校
  • 横浜市立保土ケ谷小学校
  • 横浜市立峯小学校


特別支援学校

交通

鉄道

保土ケ谷区役所は星川駅が最寄り

東海道貨物線横浜羽沢駅神奈川区) - 東戸塚駅戸塚区)間で当区を通過しており、相鉄上星川駅の西側を跨いでいる。

  • 神奈川東部方面線構想により、西谷駅 - 横浜羽沢駅間の相鉄連絡線が、2019年以降に開通する予定。

路線バス

道路

高速道路
国道
県道
市道

観光

名所・旧跡
祭事・催事
  • 保土ヶ谷宿場祭り


出身有名人


区の歌

平成19年(2007年)の区制80周年を記念して平成18年(2006年)に作詞を募集した。最優秀賞に選ばれたのは次の2作。

作曲は岡島雅興(作曲家、フェリス女学院大学音楽芸術学科教授)が担当する。

この新しい「保土ケ谷区の歌」は区制80周年記念式典にて区民の合唱とオーケストラにより披露される。

脚注

関連項目

外部リンク

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