余市町
Contents
概要
余市町は小樽市から車で約30分、札幌市やニセコから車で約70分、新千歳空港から車で約110分の距離に位置している[1]。北海道内一の生産量を誇るワイン醸造用の葡萄園(ブドウ畑)があり[2]、「構造改革特別区域法」による「北のフルーツ王国よいちワイン特区」に認定されている[3]。また、日本国内で初めて民間栽培によって誕生したリンゴ[4]があり、ナシ、ブドウ、サクランボなどの果樹園が観光農園になっている[2]。 町内には60以上の遺跡が確認されているほか[5]、かつてニシン漁で栄えた場所をしのぶ歴史的建造物があり、現存する唯一の運上家として復元した旧下ヨイチ運上家や当時の施設を復元した旧余市福原漁場を整備している[5]。ニシン漁の際に唄われた民謡「ソーラン節」は、余市町が発祥の地とされており、良好な漁場であった豊浜町に「ソーラン節発祥之地」碑がある。
地理
北海道北西部の積丹半島基部にあって日本海に面しており[6]、東西約20.3 km、南北約42 kmで総面積は140.59 km²ある[6]。町内には余市川、ヌッチ川、登川、畚部川(フゴッペ川)などが縦断しており、流域に市街地を形成している[6]。余市川は余市岳を源として一部の泥炭地を除き沖積土を形成しつつ日本海に注ぎ、流域ではリンゴ、ナシ、ブドウなどの果樹園や水田、蔬菜の畑が並ぶ農業地帯になっている[6]。また、北限のアユ生息地にもなっている[7]。海岸線は17 kmあり、一部はニセコ積丹小樽海岸国定公園になっている[8]。ローソク岩は豊浜町の沖合約500 mの海上にそそり立っているが、崩落を繰り返して現在の形になっている[9][10][11]。
- 山:毛無山 (650.4m) 、大登山 (565.0m) 、小登山 (514.7m) 、元服山 (477.3 m)、モイレ山 (65.4 m)、天狗岳 (872.3m) 、湯内岳 (654 m)
- 河川:畚部川、登川、余市川、ヌッチ川、梅川、出足平川、湯内川
- 岬:畚部岬、モイレ岬、シリパ岬、オトドマリ岬、烏帽子岬、ワッカケ岬、滝の澗岬、蛸穴の岬、
- ダム:余市ダム
- 余市川 - panoramio.jpg
余市川(2013年8月)
- Siripa-misaki7020429.jpg
夕暮れ時のシリパ岬(2006年7月)
- Rousoku-iwa ローソク岩7030096.jpg
ローソク岩(2006年7月)
気候
日本海を北上する対馬海流(暖流)の影響を受けるため、北海道の中では比較的温暖な気候になっている[12]。年間の平均気温は8℃程で日較差が大きいという特徴があるため、果物の栽培に適した気候条件になっている[13]。7月・8月の平均気温は20℃前後、厳冬期の1月・2月の平均気温は-4℃前後であり、真冬でも-10℃以下になる日はほとんどない[14]。
余市(1981年 - 2010年)の気候資料 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | -0.7(30.7) | 0.0(32) | 3.6(38.5) | 10.7(51.3) | 16.7(62.1) | 21.0(69.8) | 24.5(76.1) | 26.1(79) | 22.0(71.6) | 15.7(60.3) | 8.0(46.4) | 1.6(34.9) | 12.4(54.3) |
日平均気温 °C (°F) | -4.0(24.8) | -3.5(25.7) | 0.0(32) | 6.3(43.3) | 11.6(52.9) | 15.9(60.6) | 19.8(67.6) | 21.3(70.3) | 16.7(62.1) | 10.4(50.7) | 3.9(39) | -1.8(28.8) | 8.1(46.6) |
平均最低気温 °C (°F) | -8.2(17.2) | -8.1(17.4) | -4.4(24.1) | 1.3(34.3) | 6.2(43.2) | 10.8(51.4) | 15.5(59.9) | 17.0(62.6) | 11.6(52.9) | 5.1(41.2) | -0.3(31.5) | -5.5(22.1) | 3.4(38.1) |
降水量 mm (inches) | 151.3(5.957) | 108.6(4.276) | 86.8(3.417) | 65.2(2.567) | 67.3(2.65) | 44.8(1.764) | 90.1(3.547) | 126.7(4.988) | 151.1(5.949) | 147.6(5.811) | 157.8(6.213) | 156.1(6.146) | 1,353.2(53.276) |
日照時間 | 44.2 | 64.1 | 118.9 | 174.1 | 203.8 | 182.6 | 159.1 | 174.6 | 163.7 | 131.7 | 67.4 | 41.5 | 1,523.2 |
出典: 気象庁 |
人口
余市町の人口は、小樽市を除く後志総合振興局の町村の中では最も多くなっている[15]。1960年(昭和35年)をピークに減少傾向にあり、出生率の低下や若者の町外への流出が要因となって町の高齢化が進んでいる[15]。
余市町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
歴史
余市町には縄文時代の早期以降から各年代の遺跡が発見されており、近世から現代においても北海道内有数の交易場所、ニシンの千石場所として栄えた[4]。ところが、ニシンは1954年(昭和29年)の漁を最後に余市湾への回遊が途絶えてしまい、「幻の魚」となってしまった[16]。
- 縄文時代のストーンサークルがある。
- 1635年(慶長 4年):松前慶広が松前左膳に余市川右岸を与えて「上ヨイチ場所」とし、左岸は松前八兵衛に与え「下ヨイチ場所」とする[17]。
- 1806年(文化 3年):柏谷喜兵衛がヨイチ場所を請負う[18]。
- 1809年(文化 6年):余市、岩内、古宇の場所請負人が、幕命により余市—岩内間に神威岬を迂回する陸路開削[4]。
- 1820年(文政 3年):林長左衛門がヨイチ場所を請負い、漁場を拓く[17]。
- 1825年(文政 8年):竹屋長七がヨイチ場所を請負う[18]。
- 1857年(安政 4年):余市—小樽間の道路開通[17]。
- 1869年(明治 2年):場所請負制廃止し、開拓使の余市詰役員派遣(浜中出張所)[17][18]。
- 1871年(明治 4年):旧会津藩士の入植始まる[17]。
- 1875年(明治 8年):開拓使がアメリカから取り寄せたリンゴなどの苗木を農家に配布[17]。
- 1883年(明治16年):余市—蘭島間にトンネル開通[17]。
- 1889年(明治22年):公立余市病院開院[4]。
- 1900年(明治33年):1級町村制施行し、郡内11町村が合併して「余市町」となる[17][18]。。
- 1902年(明治35年):北海道鉄道により鉄道敷設し、余市駅開設[4]。
- 1907年(明治40年):余市—小樽間に電話開通[17]。
- 1912年(大正元年):山田村に東北帝国大学農学部農科大学附属余市果樹園(現在の北海道大学余市果樹園)設置[18][19]。
- 1915年(大正 4年):町内に電灯点灯[17]。
- 1921年(大正10年):山田村にアユ人工孵化場建設[17]。
- 1925年(大正14年):大江村下山道地区を余市町に併合[17]。
- 1929年(昭和 4年):北海道水産試験場本場(現在の中央水産試験場)完成[20]。
- 1933年(昭和 8年):余市臨港軌道開通(1940年廃止)。
- 1934年(昭和 9年):大日本果汁(現在のニッカウヰスキー)創設[17]。
- 1937年(昭和12年):余市町章制定[4]。
- 1941年(昭和16年):桜ヶ丘シャンツェ(後の竹鶴シャンツェ)開設[21]
- 1950年(昭和25年):フゴッペ洞窟発見[17]。
- 1958年(昭和33年):余市町立天然水族館開館(1964年閉館)[22]。
- 1961年(昭和36年):『全国高等学校スキー大会』で北海道余市高等学校が優勝[17]。
- 1963年(昭和38年):海岸線が「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」となる。
- 1965年(昭和40年):北星学園余市高等学校開校[17]。
- 1969年(昭和44年):余市運動公園野球場完成[17]。余市水産博物館開館[17]。『北海ソーラン祭り』初開催[17]。
- 1971年(昭和46年):役場新庁舎完成[17]。海上自衛隊余市防備隊開隊[4]。
- 1973年(昭和48年):余市町民憲章制定[4]。
- 1979年(昭和54年):余市町中央公民館、余市運動公園陸上競技場、歴史民俗資料館完成[17]。
- 1982年(昭和57年):余市町総合体育館オープン[17]。
- 1988年(昭和63年):ストラスケルビン(現在のイースト・ダンバートンシャー)と「姉妹都市」提携[23]。
- 1991年(平成 3年):北海道余市養護学校開校。余市図書館開館[17]。
- 1995年(平成 7年):余市町の木・花・鳥・魚制定[4]。
- 1998年(平成10年):余市宇宙記念館(スペース童夢)オープン[17]。
- 2000年(平成12年):竹鶴シャンツェ・笠谷シャンツェ移設[24]。
- 2006年(平成18年):余市あゆ場公園パークゴルフ場オープン[17]。家庭ごみの有料化開始[25]。
- 2009年(平成21年):余市川浄水場供用開始[4]。
- 2010年(平成22年):北海道余市高等学校、北海道仁木商業高等学校、北海道古平高等学校を統合した北海道余市紅志高等学校開校[26]。余市宇宙記念館再オープン[27]。
- 2011年(平成23年):「構造改革特別区域法」による「北のフルーツ王国よいちワイン特区」認定[3]。
- 2014年(平成26年):「過疎地域」指定[28]。
- 2015年(平成27年):奈良県五條市と「交流都市」提携[29]。
- 2016年(平成28年):アークスグループのラルズがスーパーチェーンシガを取得[30]。
姉妹都市・交流都市
姉妹都市
交流都市
- 五條市(奈良県)
- 1966年(昭和41年)に奈良県立五條高等学校賀名生分校の生徒が余市町の農家で体験学習を行ったことから交流が始まった。2014年(平成26年)には「災害時応援協定」を締結している[29]。2015年(平成27年)7月12日提携[29]。
議会
- 議員定数:18名[31]
- 議会
- 委員会
- 常任委員会
- 総務文教(定数6名)
- 民生環境(定数6名)
- 産業建設(定数6名)
- 特別委員会
- 並行在来線の存続等に関する調査特別委員会(定数7名)
- 議会運営委員会(定数7名)
- 常任委員会
官公署
国の機関
道の機関
- 後志総合振興局
- 俱知安保健所余市支所
- 後志農業改良普及センター北後志支所
- 後志地区水産技術普及指導所(中央水産試験場内)
- 小樽建設管理部余市出張所
地方独立行政法人
- 北海道立総合研究機構水産研究本部中央水産試験場
公共施設
- 余市町福祉センター
- 余市町老人福祉センター
- 余市町クリーンセンター
- 余市町中央公民館
- 余市町図書館
- 余市町勤労青少年ホーム
- 余市宇宙記念館
- 余市町農村活性化センター(メッセ・アップルドーム)
- 余市町観光物産センター(エルラプラザ)
- 余市水産博物館
- 余市町温水プール
- 余市運動公園
- 自由広場
- 野球場
- テニスコート
- 陸上競技場
- 余市町総合体育館
- 余市あゆ場公園
- パークゴルフ場[32]
- 竹鶴シャンツェ・笠谷シャンツェ
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竹鶴シャンツェ(左)と笠谷シャンツェ(右)(2003年6月)
公的機関
警察
- 余市警察署
- 駅前交番・沢町駐在所
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余市警察署(2008年9月)
消防
- 北後志消防組合消防本部・余市消防署
- 沢町出張所
- 余市消防局 - panoramio.jpg
北後志消防組合消防本部・余市消防署(2009年8月)
病院
- 北海道社会事業協会余市病院(余市協会病院)
- 林病院
電気
- 北海道電力小樽支店余市営業所
新聞社
- 北海道新聞社余市支局
教育機関
北星学園余市高等学校は、1988年度(昭和63年度)から全国で初めて中退時と同じ学年から編入できる「転編入受け入れ制度」を導入しており、全国各地から生徒を迎え入れているが[33]、運営している学校法人北星学園は生徒数の減少などから条件付きで存続することを決めている[34]。2010年(平成22年)に北海道余市高等学校、北海道仁木商業高等学校、北海道古平高等学校を統合して開校した北海道余市紅志高等学校は、単位制総合学科を取り入れている[26]。
研究機関
高等学校
中学校
- 余市町立東中学校
- 余市町立西中学校
- 余市町立旭中学校
小学校
- 余市町立黒川小学校
- 余市町立沢町小学校
- 余市町立大川小学校
- 余市町立登小学校
保育所・保育園
- 余市町立大川保育所
- 余市町立中央保育所
- ほうりゅうじ保育園
幼稚園
- リタ幼稚園
- 杉の子幼稚園
- 夢の森幼稚園
特別支援学校
- 北海道余市養護学校
学校教育以外の施設
- 余市自動車学校[36]
経済・産業
余市町の基幹産業である農業は高齢化や後継者不足などにより農家数、耕地面積がともに減少していることから、町として新規就農者への支援に取り組んでいる[37]。町内には余市合同青果物地方卸売市場がある。また、農業とともに町の経済を支える漁業は地方港湾の余市港や4つの漁港を有しており、つくり育てる増殖型漁業への転換を図り、生産性の安定に取り組んでいる[37]。製造業は出荷額の7割以上を食料品が占めており、水産加工品、農産加工品、酒造部門など町の資源を活用した形態になっている[37]。商業では小規模な小売店舗の減少が続いている一方で、大型店の出店により周辺町村の商業地としての役割を果たしている[37]。
立地企業
- 余市協同乳業
- ニッカウヰスキー(アサヒグループホールディングス)
- 日本清酒
- 恵新自動車学園
組合
- 余市町農業協同組合(JAよいち)
- みなみ北海道農業共済組合(NOSAIみなみ)後志支所余市分室[38]
- 余市郡漁業協同組合(JFよいち)[39]
- 余市水産加工業協同組合
- ようてい森林組合北後志事業所[40]
商業施設
金融機関
- 北洋銀行
- 余市支店
- 北海道信用金庫
- 余市支店・沢町支店
- JAバンク北海道(北海道信用農業協同組合連合会)JAよいち本所
- JFマリンバンク北海道(北海道信用漁業協同組合連合会)余市郡
郵便
- 余市郵便局(集配局)
- 余市大川郵便局
- 余市駅前郵便局
- 余市沢町郵便局
- 余市モイレ郵便局
宅配便
交通
鉄道
2030年度末の北海道新幹線新函館北斗 - 札幌間開業後は町内を経由する予定であるが、駅や信号場は設置されない。
バス
タクシー
- 港ハイヤー
- つばめタクシー
道路
日本海沿いの国道(国道229号・国道5号)は「日本海追分ソーランライン」の愛称がついている。
高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路(A'路線)
- 倶知安余市道路(事業中)
- 北後志東部広域農道(フルーツ街道)
場外離着陸場
- 余市農道離着陸場(アップルポート余市)
文化財
文化財
国指定
史跡
重要文化財
- 旧下ヨイチ運上家[45]
登録有形文化財
道指定
- 西崎山環状列石[47]
町指定
天然記念物
名勝
史跡
有形文化財
観光地・祭事・催事
観光地
- 西崎山環状列石
- フゴッペ洞窟
- 観光農園
- 余市ワイナリー
- 余市町観光物産センター(エルラプラザ)(余市駅併設)
- ジャンプ王国余市展示ホール
- ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所
- 道の駅スペース・アップルよいち
- 余市宇宙記念館
- 余市水産博物館
- 歴史民俗資料館
- 旧下ヨイチ運上家
- 余市フィッシャリーナ
- 旧余市福原漁場
- 円山公園
- シリパ岬
- えびす岩・大黒岩
- ローソク岩
祭事・催事
名産・特産
水産物・水産加工品ではエビ、タラ、カレイ、イカ、アユ、たらこ、身欠ニシン、サケ、数の子などがあり、農産物ではリンゴ、ナシ、ブドウ、サクランボ、トマト、イチゴ、蔬菜などがある[51]。また、りんごのほっぺなどのジュース類[51]、ニッカウヰスキーによる余市蒸溜所のウイスキーや日本清酒による余市ワイナリーのワイン、ウイスキー最中、りんごもなかなどもある。
余市町が舞台となった作品
人物
名誉町民
- 猪俣安造(資産家。第4代余市郡漁業協同組合長)[53]
- 坂本角太郎(元余市町長。元北海道漁港協会長、全国漁港協会副会長)[53]
- 竹鶴政孝(ニッカウヰスキー創業者。元余市町議会議員、余市体育連盟初代会長、余市商工会議所初代会頭)[53]
出身人物
- 相内富久(元スキージャンプ選手)
- 葦本祐二(チェアスキー選手)
- 安達晟(元ノルディックスキー選手)
- 違星北斗(アイヌの歌人、社会運動家)
- 大植三奈江(元歌手)
- 岡崎潤司(TBSテレビ社員。元アナウンサー)
- 櫂未知子(俳人)
- 加賀龍哉(元バレーボール選手)
- 桂田芳枝(数学者。北海道大学元教授)
- 金児杜鵑花(俳人)
- 川俣清音(社会運動家)
- 川村有司(元スキージャンプ選手)
- 小柄義信(元余市町長)
- 斎藤浩哉(スキージャンプ選手。『長野オリンピック』スキージャンプ金メダリスト(団体))
- 酒井忠康(美術評論家)
- 坂口良子(女優)
- 坂本重太郎(元外交官。外務省元中南米局長、元駐スペイン特命全権大使。坂本角太郎の子)
- 左川ちか(詩人)
- 桜井仁(元スキージャンプ選手)
- 佐々木孝介(野球指導者)
- 佐藤昌幸(元スキージャンプ選手)
- 鈴木重道(歌人。北見洵吉)
- 鈴木八郎(写真家)
- 中村裕之(衆議院議員。元北海道議会議員)
- 根上博(元競泳選手。日本水泳連盟元理事長)
- 浜本正勝(元陸軍軍人)
- 春木大輔(モデル。NORDメンバー)
- 藤沢隆(元ノルディック複合・スキージャンプ選手)
- 藤谷栄也(元NHKアナウンサー)
- 船木和喜(スキージャンプ選手。『長野オリンピック』スキージャンプ金メダリスト(ラージヒル、団体))
- 本間武男(版画家、イラストレーター)
- 毛利信男(物理学者、東京大学元教授。毛利衛は弟)
- 毛利衛(宇宙飛行士。日本科学未来館館長、日本宇宙少年団団長など。毛利信男は兄)
- 和田徹三(詩人、英文学者)
ゆかりのある人物
- 伊藤整(作家)
- 落希一郎(ワイン醸造家、篤農家)
- 幸田露伴(小説家)
- 竹鶴威(ニッカウヰスキー元社長。竹鶴政孝の養子)
- 竹鶴リタ(竹鶴政孝の妻)
- 船山馨(作家)
- 馬渡新平(陶芸家)
- 水田竜子(演歌歌手。余市観光応援大使)
- 義家弘介(衆議院議員。元参議院議員、教育者)
- 吉川貴盛(衆議院議員)
町民憲章
わたしたちは、青い海と、香りゆたかな、果樹園の丘に囲まれた、余市町民です。
— 昭和48年7月1日制定[54]
- 1.みんなで親切をつくし、きまりをまもり、明るいまちをつくりましょう。
- 1.みんなで元気にはたらき、産業をさかんにし、豊かなまちをつくりましょう。
- 1.みんなで自然に親しみ、健康で、美しいまちをつくりましょう。
- 1.みんなで郷土を愛し、教養を高め、清新な文化のまちをつくりましょう。
- 1.みんなで力をあわせ、希望あふれる、伸びゆくまちをつくりましょう。
脚注
- ↑ 観光振興計画1 2013, p. 31.
- ↑ 2.0 2.1 観光振興計画 2013, p. 11.
- ↑ 3.0 3.1 “ワイン特区について”. 余市町. . 2017閲覧.
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 4.7 4.8 4.9 町勢要覧 2012, p. 6.
- ↑ 5.0 5.1 観光振興計画 2013, p. 29.
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 地域防災計画 2016, pp. 11-12.
- ↑ 町勢要覧 2012, p. 14.
- ↑ “ニセコ積丹小樽海岸国定公園”. 北海道. . 2017閲覧.
- ↑ 観光振興計画 2013, p. 28.
- ↑ “天を指さすように立つローソク岩”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2014年3月2日). . 2017閲覧.
- ↑ “ローソク岩 欠けた*とがった先端 余市で話題*半分倒壊の40年以来”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2016年4月1日). . 2017閲覧.
- ↑ 地域防災計画 2016, p. 12.
- ↑ 町勢要覧 2012, p. 5.
- ↑ “余市町の四季”. 余市町. . 2017閲覧.
- ↑ 15.0 15.1 町勢要覧 2012, p. 8.
- ↑ “余市町の紹介”. 余市町. . 2017閲覧.
- ↑ 17.00 17.01 17.02 17.03 17.04 17.05 17.06 17.07 17.08 17.09 17.10 17.11 17.12 17.13 17.14 17.15 17.16 17.17 17.18 17.19 17.20 17.21 17.22 17.23 17.24 “余市町のあゆみ”. 余市町. . 2017閲覧.
- ↑ 18.0 18.1 18.2 18.3 18.4 第4次総合計画 2012, p. 15.
- ↑ “その25 北大余市果樹園”. 余市町でおこったこんな話. 余市町 (2006年). . 2017閲覧.
- ↑ “その22 水産試験場”. 余市町でおこったこんな話. 余市町 (2006年). . 2017閲覧.
- ↑ “その4 4つのジャンプ台”. 余市町でおこったこんな話. 余市町 (2005年). . 2017閲覧.
- ↑ “その3 余市天然水族館”. 余市町でおこったこんな話. 余市町 (2004年). . 2017閲覧.
- ↑ 23.0 23.1 “イースト・ダンバートンシャイア市”. 余市町. . 2017閲覧.
- ↑ “竹鶴シャンツェ”. 余市蒸溜所周辺ガイド. ニッカウヰスキー. . 2017閲覧.
- ↑ 町勢要覧 2012, p. 15.
- ↑ 26.0 26.1 第4次総合計画 2012, p. 72.
- ↑ “1年4ヶ月ぶり再オープン 余市宇宙記念館”. 小樽ジャーナル. 小樽ジャーナル社 (2010年4月17日). . 2016閲覧.
- ↑ “余市町の過疎地域指定について”. 余市町. . 2017閲覧.
- ↑ 29.0 29.1 29.2 “五條市”. 余市町. . 2017閲覧.
- ↑ “当社子会社による事業譲受及び固定資産の取得に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), アークス, (2016年1月6日) . 2017閲覧.
- ↑ 31.0 31.1 31.2 町勢要覧 2012, p. 12.
- ↑ “北海道余市町【あゆ場公園パークゴルフコース】”. . 2017閲覧.
- ↑ 町勢要覧 2012, p. 17.
- ↑ “北星学園余市高等学校の今後のあり方について” (PDF) (プレスリリース), 学校法人北星学園, (2016年9月21日) . 2017閲覧.
- ↑ “北海道大学 余市果樹園”. . 2017閲覧.
- ↑ “恵新自動車学園 余市自動車学校”. 恵新自動車学園. . 2017閲覧.
- ↑ 37.0 37.1 37.2 37.3 町勢要覧 2012, p. 10.
- ↑ “NOSAIみなみ”. みなみ北海道農業共済組合. . 2017閲覧.
- ↑ “余市郡漁業協同組合”. . 2017閲覧.
- ↑ “ようてい森林組合”. . 2017閲覧.
- ↑ “道路まめ知識”. 小樽開発建設部. . 2017閲覧.
- ↑ フゴッペ洞窟 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ↑ 旧下ヨイチ運上家(史跡) - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ↑ 旧余市福原漁場 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ↑ 旧下ヨイチ運上家(重要文化財) - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ↑ “国の登録有形文化財に認定”. 余市蒸溜所. ニッカウヰスキー. . 2017閲覧.
- ↑ 西崎山環状列石 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ↑ 48.00 48.01 48.02 48.03 48.04 48.05 48.06 48.07 48.08 48.09 48.10 48.11 48.12 48.13 48.14 48.15 48.16 48.17 48.18 48.19 48.20 48.21 48.22 48.23 48.24 48.25 48.26 48.27 48.28 48.29 “市町村指定文化財一覧 (PDF)”. 北海道教育委員会. pp. 7-8 (2012年). . 2017閲覧.
- ↑ “みどり財形〜みなさんまちの巨樹・名木・並木(後志総合振興局管内・その2)”. 北海道. . 2017閲覧.
- ↑ “余市味覚マラソン大会”. . 2017閲覧.
- ↑ 51.0 51.1 観光振興計画 2013, p. 13.
- ↑ “「ヤンキー母校に帰る」の地、北海道!”. 北海道ファンマガジン (2008年3月14日). . 2017閲覧.
- ↑ 53.0 53.1 53.2 “その77 名誉町民”. 余市町でおこったこんな話. 余市町 (2010年). . 2017閲覧.
- ↑ 町勢要覧 2012, p. 2.
参考資料
- “第4次余市町総合計画 (PDF)”. 余市町 (2012年). . 2017閲覧.
- “余市町勢要覧 (PDF)”. 余市町 (2012年). . 2017閲覧.
- “余市町観光振興計画「よいち魅力再発見」 (PDF)”. 余市町 (2013年). . 2017閲覧.
- “余市町地域防災計画 (PDF)”. 余市町防災会議. 余市町 (2016年). . 2017閲覧.
関連項目
外部リンク
行政
観光