佐賀県選挙区
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テンプレート:日本の参議院選挙区 佐賀県選挙区(さがけんせんきょく)は日本の参議院議員通常選挙における選挙区である。参議院一人区の1つ。
概要
自民党候補が当選し続けている自民王国の選挙区である。1959年以降2004年まで自民候補が当選し続けていた。1989年の消費税が争点となった選挙で、各地で自民党候補が落選する中でも自民候補が当選した。また、1956年以前も保守系無所属が当選をしていたため、補欠選挙1回を含めて1947年から2004年まで保守系候補が21連勝を続けていた。 しかし、2007年に年金を争点とする選挙で民主候補が自民候補を下して、初めて保守系候補が敗れた。しかしその後は2010・2013年・2016年に行われた改選において自民党が連勝している。
地域
佐賀県全域
定数
2(改選1)
選出議員
※は現職。
回数 | 年 | 当選者 | 党派 | 備考 |
---|---|---|---|---|
第11回 | 1977年 | 鍋島直紹 | 自由民主党 | |
第12回 | 1980年 | 福岡日出麿 | 自由民主党 | |
補欠 | 1982年 | 大坪健一郎 | 自由民主党 | |
第13回 | 1983年 | 大坪健一郎 | 自由民主党 | |
第14回 | 1986年 | 大塚清次郎 | 自由民主党 | |
補欠 | 1986年 | 三池信 | 自由民主党 | |
補欠 | 1988年 | 陣内孝雄 | 自由民主党 | |
第15回 | 1989年 | 陣内孝雄 | 自由民主党 | |
第16回 | 1992年 | 大塚清次郎 | 自由民主党 | |
第17回 | 1995年 | 陣内孝雄 | 自由民主党 | |
補欠 | 1995年 | 岩永浩美 | 自由民主党 | |
第18回 | 1998年 | 岩永浩美 | 自由民主党 | |
第19回 | 2001年 | 陣内孝雄 | 自由民主党 | |
第20回 | 2004年 | 岩永浩美 | 自由民主党 | |
第21回 | 2007年 | 川崎稔 | 民主党 | |
第22回 | 2010年 | 福岡資麿 | 自由民主党 | |
第23回 | 2013年 | 山下雄平 | 自由民主党 | ※ |
第24回 | 2016年 | 福岡資麿 | 自由民主党 | ※ |
かつての選出議員
<>内は当選した選挙の回次。
- 今泉政喜(自由党)1期3年<1>
- → 杉原荒太(自由党→自由民主党)4期<2,4,6,8>
- → 福岡日出麿(自由民主党・自由国民会議)<10,12>
- → 大塚清次郎(自由民主党・自由国民会議)2期目途中の1995年10月3日に死去、2期<14,16>
- → 岩永浩美(自由民主党)第22回で不出馬・候補者差し替え、3期<16補,18,20,>
- 深川榮左エ門(改進党)1期<1>
- → 松岡平市(自由党→自由民主党)1期<3>
- → 鍋島直紹(自由民主党)4期目途中の1981年11月16日に死去、4期<5,7,9,11>
- → 大坪健一郎(自由民主党・自由国民会議)2期目途中の1986年6月19日に辞職、2期<11補,13>
- → 三池信(自由民主党・自由国民会議)1期目途中の1988年2月20日に死去、1期<13補>
- → 陣内孝雄(自由民主党)第21回で不出馬・候補者差し替え、4期<13補,15,17,19>
選挙結果
第4回選挙から第20回選挙まで、補欠選挙を含めて21回連続で自由民主党が勝利するなど、保守王国の象徴ともされた。改進党が1回、自由党が3回、民主党が1回当選者を出している。 テンプレート:選挙結果 (参議院選挙区)